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神子(かみこ)  作者: れいちr
149/149

神々の喧嘩の後始末

プクプク



…………



水の中…



ここは…



ああ…転生したのか



姿が5歳児くらいになってる…



管もつけられて…



これは…実験されてる?



プ〜カプ〜カ浮いてるんだけどさ

また……



「これがほんとにあいつらの驚異になるんですか?」



「さあ…どうでしょうね、それは…」



ペタッ



ガラスに触れる



「それは…?」



「この子次第」



愛おしそうにこちらを見つめる白髪の青年



何がこの子次第だよ



てか何が驚異だよ



ね…むくなってきた



寝るか…



白髪「………寝てしまいましたね」



「ええ…ああ…教授…時間です」



白髪「ああ…行くのが嫌ですね、ここから離れたくない…」



「教授…お気持ちお察ししますが」



白髪「行かなきゃだめですよね…、実験やりたくない………………私まで被験体なのだから…」








数日後



目覚めたら



水から出ていた



ここはどうやら部屋のようだ



ベットに寝かされていた



ガラス越しになにか見える



実験をされているようだ



「あ…あー…」



話せない…



ガチャ



ドアが開いた



白髪「やあ…」



そこには疲れ果て少し血みどろの白髪がいた



「あーいー」



返事をしてみる



白髪「良かった元気みたいですね、私は…疲れ果ててしまったよ…だからここから逃げる事にしました…君を連れてね」





ギュ



抱きあげられた



「い〜」



血を手で少し拭く



白髪「!、……ありがとう…(ニコッ」



ガチャ



逃げ出した



タッタッタッ



白髪は真剣な顔をしていた



「?」



どこ行くのー?



白髪「とにかく逃げなければ…どこか遠くへ」



月のように聞こえる訳ではないようだ



ギャァァ



何かが来た



「!」



白髪「もう来たか…君だけじゃ…逃げれませんよね?なら走るしかない!」



タッタッタッ



走り続ける



この者には体力の限界というものが無いようだ



ある線を越える



犬の化け物(ケルベロスの様なもの)はその線を越えれない結界のようになっている



「!!」



白髪「これでよし…あとは…どこか住める場所…」



グサッ



白髪は背中を刺された



「!!!」



え、ちょ大丈夫??!



白髪「……義兄弟きょうだい……裏切るのですか?」



黒髪だ刺したのは



黒髪「………命令…なんだ…入ってきた者は殺すという」



ガタッ



倒れた白髪



私を抱きかかえて倒れた前のめりに守るかのように



白髪「そうか…命令なら仕方ない」



黒髪「……そのガキを殺す」



白髪「…………駄目ですよ………この子は…僕が守らねばならない」



ギュウッ



と抱きしめられる



私にできる事は何か…



黒髪「………」



「パ…パ…」



白髪「!話せ……るんですね(泣」



黒髪「もういいか?殺して」



白髪「やめなさい、セツナ、僕なら…いい…僕は?」



セツナ(黒髪)「お前………………死なないだろ?」



「?」



白髪「…………そうですね」



セツナ「なら今度こそ殺してやる!シラク!!!」



ナイフでめった刺しにしたシラク(白髪)を



それが私に届くことはなかった



シラク(白髪)「………殺させませんよ」



セツナ「………」



シャ



刀を出してきた



シラク「!!」



セツナ「これなら届く!!!」



サッ



避ける体制を取る



めった刺しにされたのにまだこんなに動けるのかこの人は



シラク「………(すきあらば逃げる、」



セツナ「お前の鈍った身体で避けれるか?それに腕も使えな……」



シラク「!…(今!、」



と逃げる



タッタッタッ



セツナ「………逃げれるとで…」



ゴトッ



転んだ



シラク



シラク「アハハ…転んでしまいました…………」



セツナ「(首を斬ったあとは数分間動けないその間にガキを……、死ね、シラク」



シラクはニコニコしてる



シャッ



シラクは首を斬られた



「パ…パ…?!」



シラクの首は落ちた



セツナ「行くぞガキ」



と抱きかかえられる



「……パパ」



セツナ「てめえのパパは死んだよ」



そして



タッタッタッ



走り出す



何故だろう



まるで何かから逃げるように



眠くなって来た寝るか…



「すー…(寝」



セツナ「この状況で寝るのか!?」












起きると…



お面野郎がセツナの首元に刃を刺そうとしていた



セツナ「チッ…早えんだよてめえは…」



お面「返せ」



この声パパ!



「パパ、め!」



お面「!」



セツナ「ガキ…」



「めー!!」



お面は刃をおろした



私はその刀に触れる



セツナ「あ、おいガキ!」



「ツクヨミ……」



お面「!」



そうすると刀は人型になった



青髪「………誰だ……俺を呼んだのは……」



青髪の青年



「パパ!」



お面「!」



セツナ「は!?」



青髪「お前か童」



ガシッ



と頭を掴まれた



そして品定めするような目



これがここのツクヨミだ



サワサワ



撫でられた



「……う?」



ツクヨミ(青髪)「そうか…お前…」



その間セツナは動けなかった



シラク…お面野郎は動けたので



ツクヨミの腕を握っり潰そうとしていた



シラク「…………」



ツクヨミ「………やめろ、こいつの親を殺す気か」



お面が外れた



シラク「親は私です(ニコッ」



「………パパやめよ」



セツナの手から離れていく



ギュ



そしてパパとツクヨミの手を握る



シラク「……(ニコニコ」



ツクヨミ「………(ムスッ」



「仲良く!」



セツナ「あ…てめえ!シラクガキよこせ!」



グイッ



「うわっ…」



シラク「やめなさいセツナ、ツクヨミが怒ってますよ」



ツクヨミ「………(威圧」



セツナ「…………(威嚇」



シラク「義兄弟きょうだい、君はこの子を殺す気だったのでは?」



セツナ「フン…お前には関係ない」



「なんでもいい、仲良く!」



皆は目を合わせ



セツナ「はぁ…」



と言い



とりあえず俺の家に来い 

といった









セツナ家



一人暮らしの様だ



セツナ「……好きに使え」



かなり広かった



シラク「久しぶりに来ましたね」



ツクヨミ「なかなか広いな人間にしては」



「……広い…」



ゴトン



シラクとツクヨミは檻に閉じ込められた



シラク「あー…そういえば…ここは罠だらけでした…」



ツクヨミ「おい出せ」



セツナ「嫌だな俺はこのガキを本部に連れてくじゃあな」



ゴトッ



抱きかかえられ連れてかれる



「パパ組ー」



もがく



セツナ「暴れるなガキ、お前はイイように使ってやるよ」










シラク「やられましたね」



ツクヨミ「こうなる事くらいわかっていた」



シラク「………意外ですね、なら何で教えてくれなかったんですか?」



ツクヨミ「それがヤツのあの子の道だからだ」



シラク「………口調が穏やかになりましたね」









寝てしまった



てか気絶させられた



ここは…



どうやらまた部屋のようだ今度は真っ白な部屋



白はストレスを感じさせないという色



でも今の私の色は灰色だ



ガラス越しにセツナが見えた



「………」



こちらを見た



セツナ「ようガキ、お前について調べたが何も出てきやしねえ」



「………」



セツナ「だんまりか?いや?喋れないのか」



その通り話せないのだこの環境じゃ



だから実験に選ばれたんだろ



心でも読んでみなよセツナ



セツナ「寡黙症って出たしな、俺たちは心を読む術を持ってない無理かなら無理やり………っつうわけにもいかねえか出てこい出れるだろ」



指をさされた



ドアがあるのに気づく



出るか



出た



セツナに抱っこされた



セツナ「お前は今日から俺の妹だここの本部で働くっつても働けねえよなその身体じゃ…名前はー………」



マナム「マナム…」



セツナ「!それがいいのか?」



マナム「……」



コクッ



頷く



セツナ「喋れんだな、シラクの前じゃなくても」



マナム「我慢…する」



セツナ「いい子だ」



と頭を撫でたセツナ



マナム「…っ…」



セツナ「撫でられるの好きなのか?」



マナム「……………」



コクッ



頷いた



セツナ「なら沢山撫でてやる可愛がってやるから…………………………………、シラクたちのことは許せ」



マナム「………………ん……」



セツナ「それは良いってことだな(慣れてかなきゃな…厳しいな、」



セツナの自室



の二段ベッドの下に置かれた



マナム「………」



置物ですか?



セツナ「寝てろ、説明してくる、絶対に「あっちの世界」から来たとか言うなよ」



あっちの?



詮索する必要がありそうだな



驚異のことも



あの犬の化物共は多分格下…



シラクは演技してたわけじゃないなら…



あっちの思惑通りになってるってことか



マナム「………………」



目を伏せる



セツナ「どうした?」



マナム「……………き…」



セツナ「き?」



マナム「……よ…」



セツナ「よ…?」



マナム「………う………」



セツナ「きよう?今日?の事か?安心しろ守ってやる義兄弟きょうだいの子供だからなじゃ、いってくる」



バタン



マナム「あ……(まだ…「い」を言ってない、…二段ベッドってことはここはもう一人以上はいるはず………」



誰だろう…セツナ以上に怖い人じゃなきゃいいな…



「正解ー!」



バッ



と高く暗い天井から人が降りてきた



コウモリみたいな羽のマントをつけて



マナム「!?、んんんんんん!!」



ビクッた



思わず口を両手で封じってしまった



朱髪「あ、ごめん驚いた?」



朱色の髪赤目



思わず出た言葉それは…



マナム「…………アケボノ…?」



天津ミコト時の最後の子供


吸血鬼と人間のハーフ「アケボノ」



ネロン「初めまして僕はネロン、アケボノ?ではないけど…ここ「政府本部」のドクターだよ、ドクターわかる?「お医者しゃん」!あ…………、」



盛大に最後噛んだね



マナム「ハッハッハ!」



アケボノと似ていたからか



自然と声が出てた



ネロン「君、寡黙って聞いてたけど……全然違うじゃないか」



大人になったアケボノを見てる感覚だ…



マナム「さあ、なんでだろ…(アケボノお前はあっちで元気にしてるかな?モチヅキも…ってモチヅキは元気だったな隠居しててさ…ああ…また会いたいな…、」



ネロン「大丈夫ー?ぼっーとしてるけど」



マナム「大丈夫」



ネロン「なら良かった、僕、セツナから言われて君のカウンセラーもするように言われてるからよろしくね」



マナム「カウンセラー…」



ネロン「あ、相談役ね?」



マナム「………(コクッ」



ネロン「いやーちっちゃい子のカウンセラーは初めてだなー」



マナム「そう…じゃ、寝る」



と横になり寝る用意をする



ネロン「……うん、ゆっくりおやすみ」



愛おしそうにまた見られた



カウンセラーはこんなんなのか?



寝る



朝?



暗くて朝か分からない



セツナが横に寝ていた



近い…



まだ起きてないようだ



グイッ



引っ張られた



それが嫌なので



マナム「………(プイッ」



無理やりそっぽを向いといた



グイイイイイッ



強い!!!強い!!!



首締まる!!!



マナム「うー!!!!」



セツナは力尽きたようだ



グイイイイイッは止まった



と思うじゃん?



ネロンが止めてくれてたのだ



ネロン「大丈夫?」



マナム「うんあ…あり…が…」



ネロン「いいよいいよ、セツナ、寝相悪くて思い通りにならないなら無理矢理するタイプだからさ…………これセツナには内緒ね…?アトデコワイカラ…………(恐怖」



マナム「うん!おやすみ!」



なんで起きてたんだろ









セツナ家





ツクヨミ「もういいだろう「夜のライラ・オスカル」解放」



シラク「剣を出せるんですね」



ツクヨミ「ああ、そろそろ出てもいいだろうここで飲まず食わずというのもなんだろう」



シャキ



檻を斬った










時間的に



そう感じ取った



時にはもうセツナは居なかった



マナム「…………いない…」



ネロン「セツナなら職務にでかけたよ、………君の額にキスしてね………あれはどうかと思う、しかも愛おしそうに…………うぇ……」



と天井からぶら下がってるネロン



マナム「………少し引く…けど…妹だし、ねえ、ネロン、なんでぶら下がってるの?」



ネロン「え?吸血鬼だから」



マナム「え…」



ネロン「あれ言ってなかったかな?ここの実験で吸血鬼に「された」のさ(ニコッ」



マナム「された?」



ネロン「そうここは政府の中でも不老不死の研究が盛んでね、ドクターさんまでも研究対象になってしまうのさ…」



ベットから降り



マナム「大変」



ピョンピョン



届かない



ネロン「あ、触れたいの?いいよ待ってね」



ガサガサ



スタッと



降りたネロン



マナム「………(ペタペタ」



ネロン「君はいいな…黒髪に黒目…左目は隠してるけど何かあるのかな?」



マナム「え?左目………」



今まで気づかなかったが包帯が巻いてあった



多分これはツクヨミの目(心を読める目)だ…



ネロン「そう左目、気づかなかった?」



マナム「うんでも、何でもないよ」



ネロン「そう?気になるなー」



マナム「ネロンにはいつか教えてあげるね」



ネロン「お、いいの〜?(ニコニコ」



金髪「寝れぬ!寝る邪魔をするな!」



と言う金髪の青年



二段ベッドの上にいた



昨日は居なかったのに



ネロン「寝れないってもう朝だよ、リク」



リク「なぬ!もう朝なのか!仕事に遅れる!」



ネロン「もう遅刻してる」



リク「なぬーー!!セツナめー!!」



ガサガサ



バタン



と早足で部屋を出ていった



マナム「何あれ」



ネロン「エリアコップ工房の第一人者…、あ…エリアコップはね、なんだろう…悪い人を捕まえる人たちのこと」



マナム「へえー」



ネロン「ちなみにセツナはエリアコップのリーダー」



マナム「すげー!」



ネロン「さて…今日は僕とここの見学といこうか」



手を差し出してきた



マナム「うん!」



と手を取る



政府本部の見学だ!!



部屋から出る



そこは薄い青色に覆われた施設



ネロン「まずは工房だね、こっちだよ」



と歩いていく



それについていく



工房前



ガラス張りで見える



リクが何かを作ってる



あれは刀だ



マナム「刀ぁ!」



ネロン「刀好きなの?」



マナム「好き!」



ネロン「そっかあ…、見せてもらう?」



マナム「いいの…?」



ネロン「大丈夫、大丈夫」



セツナ「何が大丈夫だよ、あれは俺が使うんだ」



マナム「じ…ゃ…、さ、触らせて…」



セツナ「ああ?ガキには危ねえから触らせらんねえな」



と工房に入っていくセツナ



マナム「………(ズーン」



目を伏せる



ネロン「ごめんね、セツナ、いつもあんなんなの、次行こうか」



マナム「………(コクッ」



次の場所



ネロン「ここは司令室」



司令室前



マナム「人…多い………」



ここもガラス張りだ



ネロン「………おいで…」



ネロンはこちらの様子をうかがうと司令室に入りしゃがみ腕を開く



やっぱり…アケボノ思い出してきた…



マナム「………(緊張」 



トットッ



ゆっくり歩いて腕の中に入る



ネロンはそのまま腕に入った私を抱き上げ


司令官のところまで連れて行く



ネロン「やあ、ニノ、この子可愛いだろう?僕の彼女!」



マナム「!?」



ニノ「そうかついにお前も彼女が…でもどうせ死ぬんだろ?」



ネロン「きついこと言うなあ…」



ニノ「フン…不老不死のお前からしたら…普通の人間はただの死ぬ肉塊だ」



ネロン「その言い方は賛同できないな、元人間として」



ニノ「不老不死は良いよな最前で戦っても死なないんだから…私は忙しいさっさと出てってくれ、ネロン、お前がいると空気が和む…それはだめだここは緊張感あっての場所だ」



ネロン「あ、ああ…ごめんよ…じゃ」



逃げるように司令室から出ていくネロン



マナム「ネロン…ニノ、嫌い?」



ネロン「嫌いではないけど…少し苦手かな…でも彼自身も過去があるんだ…仕方ないよ、不老不死に抱く思いも…」



マナム「………」



ネロン「さ、次で最後だよ」



と移動を開始する



マナム「ここは…」



苦痛の声が聞こえる



ネロン「ここ…は…僕も嫌いなんだけど研究所さ…入るのはやめておこうか、さ、部屋にもど…」



赤髪「あー!ネロじゃないですかぁ…!」



赤髪の女性



ネロン「ネロはやめてくれ…というか近づかないでくれ…ソーラ」



ソーラ「なんでですかぁ?あ、その子可愛いですねぇ、実験材料にしていいですかぁ?」



ネロン「駄目に決まってるだろ、セツナが殺しにくるぞ!」



ソーラ「私ならセツナくん位、非じゃありませんよぉ!(ニコニコ」



ネロンは後ずさる



マナム「………」



このソーラから狂気を感じるけど……



手を出してみる



ソーラ「おぉ?握手ですかぁ?いいですよぉ!(ニタァ」



と手を掴まれた



ネロン「ちょ…!(ビクッ」



ソーラ「君いい目してますねぇ…研究させてください♡」



と手を引っ張られ連れて行かれる



マナム「………」



ネロン「あ…!!(セツナに殺させる!!、」



ソーラ「わーいぃ!」



研究所



研究室



椅子に座らされた



ドンドン



ネロンが窓を叩く



ドアに鍵がかかってるようだ



マナム「ネロー……!(ニコッ」



と手を振ってみる



ネロン「やめろ!!!ソーラ!」



ソーラ「そんなに拒否らなくてもいいじゃないですかぁ…!ふふふ、何にしようかなぁ………、あ、そうそう特別なのがあったぁ!!」



マナム「?」



と1錠薬を出したソーラ



ソーラ「さ、飲んでくださいぃ!」



薬を渡された



飲むしかないようだ



ネロン「やめろー!!!ソーラァ!!!」



ゴクンッ



マナム「!!………………(気絶」



ソーラ「まぁた…失敗ですかねぇ?」



ドクンッ…



ネロン「あぁ……(絶望」



ドクンッ…



マナムの髪は赤中心の虹色になり


右目はかなり薄い灰色に



マナム「………寝た」



ソーラ「!!!、成功した…やっとですぅ!」



ネロン「…………無事で良かった…」



ソーラ「少し様子を見せてくださいねぇ…ふんふん…外だけ変わった感じですか、体内は死んだときにでも確認しますぅ、もう出て構わないですよぉ」



とドアを指さされたので出る



そこにはネロがプルプルしてた



マナム「……どた?」



ネロン「はぁぁ………」



ギュゥッ



抱いてきた









ソーラ「肉体的変化も見れませんでしたぁ、外見だけですぅ…アレを飲んだ人は必ず死んでましたぁ…なのにあの子…、「天津一族、六道一族」かな?」








マナム「ネロ苦しい…」



ネロン「生きてて良かった…」



マナム「ネロ…」



その後部屋に戻り寝た











セツナ家



赤目「ここはどこだ」



黒いロングコートを着て銀の剣を指して



逆十字架の服を着た赤髪赤目の青年



ツクヨミ「なんだお前」



シラク「こんな人はここにはいませんでしたが…」



青年はシラクとツクヨミを見て



赤目「「天津ミコト」はどこにいる」



シラク「あの子の名は「ミコト」ではありませんよ」



赤目「お前たちからは「ミコト」の感じがする」



ツクヨミ「マナムの事か今は転生して名前が変わっている、お前、名は…」



モチヅキ「吸血鬼最初の王にして吸血鬼を超越した存在、モチヅキだ」



シラク「モチヅキですか、よろしくお願いしますね、さて本部は後回しにしましょう」



ツクヨミ「そうだな」



モチヅキ「本部とは何だ?」



シラク「今の敵の本拠地と言ったところでしょうか」



モチヅキ「我なら攻める」



ツクヨミ「まだあの子は果たしていない、後回しだ」



モチヅキ「………」









自室



寝てたら





アマム「……元気ですか主人」



マナム「アマム!なんで?」



アマム「今日飲んだ薬あるでしょう?アレ…私の身体の一部です(ニコッ」



マナム「はっ……?」



アマム「あのソーラという人物、人体実験を裏でやってる反面表では不老不死の研究を行っていました、私はそれについて中で調べてたのです…そしたら見つかり身体を細切れにされ錠剤にされてました、主人、あなた以外に私の一部を飲んだ人は死にました」



マナム「じゃあ…もう…アマムに会えないの…?」



アマム「こうして一体化した訳ですが、いま黄泉に帰っています、一部はこうやって夢で話せます、きっともう「黄泉の混沌の紋章」できて背中にあるはずです、あなたは…主人はもうこの世界から「悪」を滅ぼせるのです」



そこで夢は終わったてか…



起こされた



セツナ「誰だこのガキ!」



ネロン「え、あの子だよあの子」



セツナ「いや外見全然違うだろ!」



ネロン「外見だけで人を判別してはいけないよ」



マナム「……(ムクッ」



目をこすって起きる



ネロン「あ、起きた」



セツナ「誰だお前!!」



マナム「マナム」



セツナ「嘘言え!外見全然違うだろ!!」



マナム「はぁ…見せたげる…」



上半身の服を脱ぐ



ネロン「え!何それ…」



そこには紋章が完成していた



セツナ「………確かにマナムだな…ありがとな、見せてくれて…」



ポン



サワサワ



撫でられて服を着させられた



マナム「………っ…」



ネロン「この子の紋章?みたいなの何?!聞いてないよ、セツナ!」



セツナ「あっちの世界でつけられたか、または…元から…」



マナム「ソーラには言わないで…背中にも紋章出来てるの」



セツナ「ソーラに会ったのか?!」



ネロン「………うん…」



マナム「ソーラ狂気じみてた…」



セツナ「ソーラってのは都市伝説だ」



ネロン「え?」



マナム「へえ?おばけ?」



セツナ「ああ、あっちの世界から来たやつで研究員に取り憑いて勝手に実験をするらしい」



ネロン「………」



ネロは焦ってるみたい



どうやらネロもあっちの人間らしいでも借があるし…



それに…



マナム「へぇーてことはネロもその研究で吸血鬼になったの?」



ネロン「あ、うんそうなんだ…よ…」



セツナ「どうした?元気がないぞ?」



ネロン「いや…少しね…(子供だから気づかない…ってわけじゃないなそれに…「アケボノ」と聞いてから何か…、僕少し外に出てくるよ、じゃあね」



セツナ「ああ、あまり遅くなるなよ」



と出ていくネロ



マナム「……寝る」



セツナ「ああ、実験で疲れたろ、起こして悪かったな(それにしてもネロンのやつネロって呼ばれてやがったな…?ネロなんて呼ばれたことないはずなのになあ?、」



寝た












ネロン「逃げなければ…」



タッタッタッ



タッ…



シラク「ここが味方側の本部ですよ」



ツクヨミ「でかいな」



モチヅキ「それよりミコトだ!!」



ネロン「ミコト?」



シラク「おや、ネロ…久しいですね」



ネロン「……ミコト…」



モチヅキ「貴様…アケボノ?」



ネロン「!!!…ぐ…何なんだアケボノって!!」



モチヅキ「ミコトと我…モチヅキの子だ」



ネロン?「あ…ああ…そうか思い出した…………父さん」



モチヅキ「やはりアケボノか、生まれ変わっても母親の近くにいたんだな…ミコトの匂いがする……ああ…ミコトを食べたい」



アケボノ(ネロン)「父さん変態じみてる…」



シラク「仲間が増えましたね」



ツクヨミ「そのようだな」









セツナ「遅いな…ネロン」



マナム?「逃げたんだよ(ムクッ」



セツナ「は?」



マナム?「だからあの人あっちの世界の人…逃げる時間くらいは作ってあげた」



セツナ「てめぇ…どっちの味方なんだよ!!」



マナム?「君こそどっちの味方なの?リーダーさん?あっちの世界から来た僕をここの本部に連れてきて…研究でもするつもり?」



セツナ「お前…誰だ」



マナム?「ふふ、僕は実験できた人格、この子…主人は気づいていたけれど逃したんだよネロンをね、忠告しておくよ、ソーラには近づくな殺されるぞ」



セツナ「っ…!」



マナム?「ではまた(寝」



セツナ「ソーラマジでいるみたいだな…」








モチヅキ「アケボノ、ミコトのところに行くぞ」



アケボノ「いいぞ父さん」



シラク「ここからは一旦別行動ですね、モチヅキ、アケボノ、ではまた」



シラク達は探索しに行く



本部入り口



アケボノ「ここから入れる」



モチヅキ「入るぞ」










ブルブルッ



電話だ



セツナ「なんだ?ニノ」



ニノ「ネロンが帰ってきたそれだけだ」



セツナ「そうか…わかった」



マナム「なんて?(ムクッ」



セツナ「マナムか?」



マナム「マナム以外ある?ネロ帰ってきた?」



セツナ「今からくる」



ガチャ



ネロン?「ついたぞ」



モチヅキ「ああ…愛おしい感じだ」



セツナ「ネロンお前あっちの世界のやつらしいな」



ネロン?「ああ、そのことか気にするなもう関係ない」



セツナ「は…?てかそいつ…」



マナム「モチヅキ?」



とモチヅキが近寄ってくる



セツナ「おい、近づく…」



モチヅキ「ミコト…」



と言いマナムを抱いた



マナム「モチヅキィ…!(泣」



セツナ「知り合いか?」



マナム「元旦那…」



セツナ「は?」



モチヅキ「そういう事だ」



ネロン?「行こう、母さん」



マナム「お前たちは連携を取りに来たんじゃないのか?」



ネロン?「ああ、そうだったな」



セツナ「連携?」



マナム「敵本部を叩く為にここ(味方本部)と連携を取りに来たんだ」



セツナ「確かにシラクの感じがする、そうだな…いいだろう」



モチヅキ「助かる」



ネロン?「………母さん抱かせてくれ」



マナム「…?、母さん?ネロ甘えん坊さんになったの?」



アケボノ(ネロン?)「ネロじゃない、母さんアケボノだ」



マナム「!アケ…ボノ…!!ごめんね…少ししか一緒にいられなくて」



アケボノ「母さんは仕方ないよ」



セツナ「何があった…」



とネロン?ことアケボノも抱きついてきた



それを撫で



マナム「あー…っと…ね…寿命で死んじゃったの…早めに」



セツナ「つまりは転生者か…」



マナム「イエス、そういえばセツナって名前誰につけてもらったの?」



セツナ「アンラク師から貰ったものだ」



マナム「安楽死?」



セツナ「敵を一瞬にして殺すことからとって、セツナ、アンラク師は師匠だ今は…あっちの世界に捕まってる」



マナム「助けに行かなきゃ!」



セツナ「師匠なら自分で出られる」



マナム「連れ去られたのいつよ?」



セツナ「五年前…」



マナム「死んでんじゃね???」



セツナ「師匠は死んでない」



アケボノ「ああ、生きている」



セツナ「!、ほんとか!」



アケボノ「ああ、ソーラの記憶を覗いたいたよアンラク師は」



セツナ「そうか…で、一緒に育ったのがシラクだ」



マナム「だから…義兄弟きょうだい…」



セツナ「そうだ」



マナム「私あっちの世界に行く」



セツナ「はぁ?!」



アケボノ「母さんが行くなら俺も行こう…」



モチヅキ「もちろん我も」



部屋を出る



セツナ「おい!」



ソーラのところに行く



マナム「ソーラ」



ソーラ「おやぁ?見分けがつくんですねぇ」



今度は青髪の女性



マナム「まあね今からそっちの本陣に攻め込むよ」



ソーラ「おやおや…はやまりましたねぇ、あなたたちくらいならいまここで殺せますぅ、ので…死んでくださーい」



ハサミをこちらに向ける



マナム「人間が神に勝てるとで…」



前に吸血鬼親子が出た



モチヅキ「任せろ」



アケボノ「………」



ソーラ「きづかないんですかぁ?途中から入ったセツナくんならまだしも…ネロあなたならわかってると思ってましたよ?」



アケボノ「なにがだ」



ソーラ「私はぁ…二重スパイですよぉ?本陣に攻め込むということはここに攻め込むということ、私の本陣じゃなくて敵の本陣に突っ込んでくださーい」



マナム「そうだったのか」



アケボノ「………気づかなかった…」



ソーラ「気づかないのも君が鈍感なんですよ、ニノに聞いたらわかりますよ」



マナム「アマム…は…」



ソーラ「殺してしまいました、すみません…」



マナム「黄泉の国で休んでるってさ」



ソーラ「!、生きて!?」



マナム「うん…」



ソーラ「そうですか、良かった…」



マナム「じゃ敵本部に行くんで連携お願いね、ソーラ」



ソーラ「任せてくださいよぉ、切り刻んであげましょ、ニノ聞いてましたね、頼みましたよ」



ニノ「ああ」



マナム「アケボノ!ネロに戻って!」



ネロン「んんー、一応の心配かな?マナム?」



マナム「まあね、さ、セツナも連れて行こうか」



結界前



集合場所だ



シラク「元気でしたか?マナム」



ツクヨミ「見ていたぞ」



マナム「元気だよパパ、ツクヨミ変な言い方しないで…さあってと戦闘だ」



それぞれ結界を出る



そこにはソーラとニノの支援もあり



ソーラは戦闘



ニノは監視



という役割だ



あっちの世界は、通称正午の世界



こっちの世界は、通称深夜の世界



この2つの世界はツクヨミとアマテラスが喧嘩してできた世界だ



終止符を打たねばならない



ケルベロスたちを倒して本部の前につく



「おや?教授戻って来たんですか?」



シラク「教授とはアンラク師のことでしょう?モリ」



モリ「あちらの驚異になるものではなくこちらの驚異になるものに育ちましたねアンラク師さん」



セツナ「シラクが…アンラク師…?だと…?」



モリ「ええ、そうですよ」



ネロン「なるほど」



モチヅキ「よくわからん…が…攻める!」



マナム「うん同意!」



と攻め落としていった



これで完了ださて私も黄泉の国に帰るかな



モチヅキ「帰るのか?せっかく会えたというのに」



マナム「この姿じゃねえ?」



アケボノ「母さん」



ギュッ



モチヅキ「ずるいぞ!アケボノ我も!」



ギュッ



親子ハグ



ツクヨミ「すまんな、俺とアマテラスが」



シラク「いえ…それよりセツナとやかく言って人を殺すのはいけませんよ、もう敵はいません自由に過ごしなさいアンラク師からの言葉です」



セツナ「ほんとに義兄弟きょうだいが、師匠…」



ソーラ「なかなか大変でしたねえ」



ニノ「私がカバーしてやったんだ勝つのは必然」



マナム「じゃ、私帰るねじゃーねー!」






黄泉の国



アマム「お疲れ様です主人」



マナム「ただいまアマムさて、次に移ろう」

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