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神子(かみこ)  作者: れいちr
148/149

新たなる根源

私達はオチガミを滅ぼした



その後転生を果たした



ツムグも…



どこで何やってるのかな…



今ふわふわ浮いてんだけど…



何子供とか人ってこうやって生まれるの?



いま赤子なんだけどさー…



ピカッ



光が見えた



眩しい…



光り終わった…



そこは…



ダンボールの中!?



ええー…捨て子スタートですか?



チッ…



クソイザナギがっペッ…



「おや…こんな辺鄙な所に捨て子が…」



とニコニコしてる黒髪黒目の青年



「あ〜い〜」



とにかく話してみる



「元気…ですね………うーん」



「う?」



何考えてんだ…?



「そうですね、うちに来なさい、拒否権はない」



ゴトッ



ダンボールを持った



そして歩み出した



「う〜!」



「何です…拒否権がほしい?」



「あー!」



いらないです…



「そうですか、なら良かった(ニコッ」



「う!?」



言ってること伝わった?



「………行きましょうか」



数分後



家についた



そこは児童養護施設だった



後で嬉しそうに皆



「赤ちゃんだー!!」



とか言ってた



施設の皆が寝静まった頃



サッ



サワサワ



「まだ名乗っていませんでしたね…」



「………う……?」



寝てたのに…起こされたぞ



月「…………私はつきといいます」



「っ…き…」



頑張って言おうとしたけどだめだ



月「上出来です」



良く出来たねと言うように撫でてきた



嬉しかった…あまり撫でられたことがなかったから



「うー!」



月「………今は……寝なさい」



サッ



と自身の手を私の片目に置く



「う?」



何した?



月「これで寝てよし」



まあ言い寝るか



「うー……(寝」



月「………………お前には期待しているぞ、俺の子よ」











名前決め大会が始まった



「月先生ー!こいつの名前何にする?」



「女の子でしょー?可愛いのにしようよー!」



月「はいはい、そうですねー…君はどうしたい?」



「う?」


俺か?俺は神名が「愛夢命マナユメノミコト」だからー…マナム(愛夢)がいいな真名だし…って聞いても分からな…



月「マナムにしましょうか」



「なんでー?」



「マナムー?」



「う!?」



何…??やっぱりこの人思ってることわかるの?!



月「愛に夢と書いてマナムこの子が望んでいる名前にしましょう」



「望んでる?」



「なんでわかるのー?」



「うー!」



月「ふふふ、そんな気がするだけですよ」



「すげー!流石先生!」



「やっぱりかっこいい!」



マナム「う…」



5年後



月は買い出しだ



「こいつも成長したなー!」



兄貴のような存在



「ほんとー、成長早いねー」



お姉ちゃんみたいな存在



エニシ「ああそうだね」



マナム「エニシ最近元気!」



エニシ「ああ…師匠の事かな?」



マナム「ししょう?」



最近12歳くらいの少女がここで寝泊まりしているその子の事だろう



エニシ「うん「イチ」っていうんだけどね!」



マナム「!、え?(なんだ…知ってる気が…する…前前世か…??なんだ…引っかかる…、」



エニシ「知ってるの?」



マナム「どう…だろ…、う………」



頭痛が…



エニシ「どうしたの?」



「大丈夫か?」



知ってる…私は…君を…



薄っすらと聞こえた



「これは…記憶のなんらかから起こる頭痛ですね主様」



知らない声だ



「………そうか…」



エニシ「師匠いつの間に…」



イチ「ちょっとコイツ借りてくぞ月には内緒なじゃ!」



ビューン



連れて行かれた





マナム「うう…あ…(意識が保てない…、」



倒れそうだ…



イチ「大丈夫か??マジで!」



マナム「たすけ…」


バッ



誰かに支えられ横抱きにされた



「このまま屋敷まで運びます」



イチ「ああ…そうしてくれ「もも」」



もも「はい主様」



意識を失う








屋敷



イチ「ただいまー」



「おかえりー久しぶりに休みとったよー主様!」



「おかえり、孤児院にいるんじゃなかったのか?」



「俺も…休みをとった…おかえり」



「おかえり、角触ってもいいぞ…」



シュー



目くらましの術を解くもも



「お?誰?その子、ももが持ってる子」



「なんか…親近感が湧くが…?」



「………よそ者を連れてきたのか?主様」



「人間………か?」



もも「わかりません」



イチ「さあね?月はいろんなの拾ってくるから…おーいそろそろ目を覚ませー」



ペチペチ



額を叩かれた



マナム「ん………?ここどこ?誰?いや…シンキ?と…アケボノ?」



イチ「!アケボノかぁ…」



「シンキはお祖父様だ」



「何か知ってるみたいだな」



「この子可愛いし僕服作ってるね」



「見たところ5歳くらいだが……?」



もも「ええ…5歳と聞いています」



マナム「アケボノの親族のものか?」



イチ「5歳にしてはよくしゃべるな」



もも「ええ、そうですね、では自己紹介と行きましょうか、私はもも、主様イチ様の補佐兼夫です」



すさび「俺はすさび、子供の姿だからって見くびってると後悔するぞ」



きりく「俺はきりく、教師をやってる反面料理とかが得意だ、だがよそ者に振る舞うものは無い」



イチ「おいおい…で服作ってるのが…」



あず「あずだよー!よろしくねー」



イチ「で…角はやしてるのが…」



シュテン「酒呑童子シュテンドウジだ」



マナム「あ…えっと…よろしくね…私はマナム!神名は別にあるんだけど…」



イチ「!、神名?」



もも「神なのですか?」



マナム「一応前世は神様なんだけど…そのもう一つ前…その記憶が…イチ君を見てて思い出してきた」



イチ「なんで俺?」



マナム「私はアケボノの母親、ミコト、君たち天津一族の根源だ」



イチ「!!!、はるか時空を超えて来てくれたのか…」



すさび「こん…げん…」



「やあ!元気してるかいー?」



イチ「!ちょうどいい所に」



マナム「ひじりか、久しいな」



ヒジリ「え?君知らないよ?」



イチ「こいつが例の根源だってよ」



ヒジリ「根源って…まさか!」



マナム「天津ミコトの生まれ変わり六道ツムギが生まれ変わったのが、私マナム」



ヒジリ「うっ…(泣」



イチ「?」



マナム「?どした?」



ヒジリ「うわぁぁぁん、会いたかったよぉぉぉ」



バッ



抱き着いてきた



マナム「よしよし我が子大丈夫ですよ、消えても戻ってきましたから…」



ヒジリ「うん、うん…!」



イチ「……」



マナム「イチも大きくなったね見た時はぷにぷにして〜手のひらに収まるくらいだったのに」



イチ「そうなのか物心ついたときからここにいたからなぁ〜…」



もも「頭痛も治ったようですし帰りましょうか?」



イチ「ああ」



マナム「ありがとねもも運んでくれて」



もも「っ…いえ…」



施設



イチ「ただいまー」



月「……どこにいってたんです?あなた達は??」



イチ「あ………あのー…ね少し散歩に」



ももは目くらましの術を使っている



「おかえり!」



「おっかえりー!」



エニシ「師匠!修行つけてよー!」



イチ「いいぞ来いじゃあ出てくるな」



イチたちは出ていった



月「どこで何やってたんですか?マナム」



マナム「えーと、なんか森に連れて行かれた」



月「森…」



マナム「月!稽古つけてくれ剣の」



月「!、ええ…いいですよ」



場所を変える



マナム「鈍ってなきゃいいが…」



月「あなた自分の目を見たことあります?」



マナム「そういや顔見たことないな」



と言うと月は手鏡をだし



私に見せる



すると左目が紫色だった右目は黒なのに髪も黒なのに



なぜか左目だけ紫なのだ



月「どうです?」



マナム「………お前なんか施したろ」



と言うとニコニコしてる月



月「ええ、あなたには期待していますから!見守り手としても(父親としても、」



マナム「父親?」



月「もう覚醒しましたか、ああ…父親だ」



マナム「!………ツクヨミ?」



月「そんなにわかってるのならよろしい」



マナム「やっぱり俺の父親は…イザナギじゃなくて…」



月「ツクヨミです(ニコッ」



マナム「…………そうか…わかったよ、じゃあ始めようか、父たる純真から貰った「夢のイデヤ・オスカル」解放」



ツクヨミからもらった夢の剣



アマテラスから貰った日輪の弓矢サン



月「その剣懐かしい感じがしますね」



マナム「ツクヨミはツクヨミといえど、ここのツクヨミじゃないんだな俺の父親は」



月「ええ…ここのツクヨミではありません、別次元です、ですが自分の子供にかわりはない」



マナム「そう言ってくれて嬉しいよ父さん」



月「さあ、始めましょう来る未来のため」



マナム「ああ、始めよう来る絶望の未来の為」



剣を交え



て確信した



勝てる



だけど私が戦うべき相手はツクヨミじゃない月じゃないんだ…



数時間後



月「…………ここまで強く…」



マナム「昔の名残だよだけど本当に戦う相手は…」



月「イチ…アカツキですからね…ここの国の未来くらい分かります、ここの神様ですから」



マナム「ここは夜の国だからね」



月「さて帰りますよ」



マナム「はーい」



それから3日剣の稽古をしていたらエニシが消えていた



「あいつどこいったんだろうな」



「ホントね〜」



マナム「元の居場所に帰ったんだよ」



月「ええ、その通り」



一年後



さて決戦は明日だ



今は…寝よう



トントン



マナム「ん?だれ?」



あず「こんにちは!あ、今はこんばんわか!」



マナム「こんばんわ…でどうしたの?」



あず「誰かさん(マーリン)のを真似してみたんだけど…ボロボロだったからきれいに仕立て上げたの…、ハイ!明日特別な日なんだ…悲しい日だよ…う…うう…」



と灰色のローブを渡してきた



マナム「よしよし、大丈夫悲しい日はいつか来るでも…もっと悲しい日にはさせないよ、この、根源(神様)が!」



あず「ありがと神様!じゃあね」



帰っていった



これ…決戦に来ていこう



さて寝るか



あ、お姉ちゃんと兄貴は卒業した



翌日



世界は燃えた



月「私は…………俺は天上に帰るお前はもちろん?」



マナム「屍を喰らうよ夢を見ながら死んでいくよ」



ギュ



月「…………やはり…俺も行こう」



マナム「駄目だよ…三貴子さんきしの一人が死んだら!!天上は更に…混乱に陥るよ…」



月「だが…愛しい我が子を一人にしていけない」



マナム「それは嬉しいけどさ…!、行ってきます!」



タッタッタッ



走る



ツクヨミ(月)「あ…くっ…!!これも呪いか…」







ツムグには現世出会えなかったけだ元気にしてるかな



ツムグ…私は今から決戦に行くよ!!



シュ



そこには吸血鬼に成り果てた柱が一人イチだ



イチ「………」



マナム「……根源として…あなたを相打ちになったとしても止めます、命の神」



イチ「……母さん?」



シュン



ヒジリ「なんで…?」



マナム「ヒジリ?」



ヒジリ「なんで…死体が勝手に動いてんの…?イチ生きてるの?!」



イチ「父さん…?そっちに行くから…」



ヒジリ「ごめん…こんな事させて…辛いよね…もう自我さえ保たなくなってるもの…」



マナム「わかっているのなら何故させたの?」



ヒジリ「君も知ってる通り僕は時間の神、未来がこうなる事くらい知ってる、でもまさか抗うとは、でも君がいるのは予想外何しに来たの?」



マナム「この子を根源として止めに来た」



ヒジリ「つまりは終焉を…」



マナム「そ!まあ、私もここで終焉なんだけどね!(ニコッ」



ヒジリ「くぅ…なんで僕はいつもいつも止められないんだ…!!」



トン



肩に手を置く



マナム「それが業だからさじゃ、行ってくる」



シュ



イチ「……」



ガキン



腕と剣が交わる



そしてイチは手から銀の剣を出し攻撃する



マナム「声届いてるかー?イチー?」



イチ?「………フォースゼロ」



マナム「は?」



重い一撃を食らう



イチ?「邪魔をするな、人間如きが」



マナム「ぐは…なんだよ今の…強え…」



立てない…足やられたか?



いや…怖いんだ…



振り上げられた銀の剣



ヒジリ「!、やめろぉぉぉ!(僕じゃ…止められない「最強の主人公」は…これで終わりか…ミコト…楽しい日々を…、」



シュ



剣は振り下ろされた



ヒジリ「!!!!……………」



ガキンッ



銀の剣は弾き返され一旦身を引くイチ?



「……立ってくださいツムギ」



ツムグ?



震えが止まった



怖さが無い!



立つ



マナム「ツムグ!」



アマム「今からはアマムです」



マナム「アマム!(ニコッ」



アマム「さて…本気を出しましょうか」



マナム「うん!」



ヒジリ「まだ…これ以上に強いものが……?」



マナム/アマム「「神名解放「マナユメノミコト」/「アマユメノミコト」」」



二人は神名を解放した



姿は神に



マナムは

髪は白く短く

右目は金色に左目は紫色に

背には純真の羽が生え




アマムは

髪は黒く長く

右目は金色に左目は朱色に

背には混沌の羽が生え



紋章の力も最大限発揮できる



イチ?「!!貴様らセカイに抗うのか」



マナム「せめて我が子が底の国に行けるように…その命…頂戴する!」



アマム「私は主人のサポート役ですから!世界なんて関係ありません☆」



セカイ(イチ?)「後に後悔するぞ」



アマム「それでも主人と共に」



マナム「私たちはふたりで最強!」



ヒジリ「神の覚醒…始めてみた…」



マナム「さて、再開と行きますかよっと…!」



マナムは飛んで空から攻撃する



日輪の弓矢で



シュバ



グサ



セカイの心臓部に刺さる



セカイ「………これは…?」



アマム「よそ見してると危ないですよ!」



アマムたちの剣戟



シャ



ガキン



シュー…



バチン



マナム「これで終わりだー!日輪サン!燃えろ燃え尽きろ…そして来世で会おう…イチ!(ニコッ」



ボオッ



矢が燃えた



セカイ「!チッ…ここまでか…この身体この愛しいからでは限度がある…またな世界」



燃え尽きた



灰すら残らない



シュタ



マナムは降りた



マナム「さて…終わったー…これからどう死のうかな」



アマム「時のよすがに身を任せましょうか、主人」



マナム「うん…」



ヒジリ「ちょ、ちょっと…早すぎて何がなんだか…君たちアレを倒したの?」



アマム「ええ」



ヒジリ「そんな未来…あるんだ…!」



マナム「あるんだよ」



バタン



座り込む



ヒジリ「ど、どうしたの?!」



マナム「疲れた」



ツクヨミ「お疲れ様、マナム、アマム」



ヒジリ「ツクヨミ!」



マナム「父さんやったよ…果たした」



ツクヨミ「よくやったアマムも」



アマム「私は主人を助けただけです」



ツクヨミ「次の転生先だけど…」



ヒジリ「君、月じゃないな」



ツクヨミ「そういってくれるなよヒジリ」



マナム「月じゃないの?」



ヒジリ「ああ…違うこいつは…この人は…別次元のツクヨミだ」



マナム「へえ、まあ関係ないやツクヨミなら何でも…で?決めれるの?次の転生先」



ツクヨミ「僕の子…母上が望むならね」



マナム「!、お前ミコトの頃のツクヨミだな!久しぶり」



ツクヨミ「久しぶり、母上」



ヒジリ「どうやって来たか知らないけど…転生先は選ばせないよ」



アマム「お厳しいことで」



ヒジリ「お厳しくない、決まりなの!はあ…僕だって選ばせてあげたいよ?」



マナム「アマムがいるならどこでも良いよ」



アマム「っ…」



ツクヨミ「お元気そうで何より」



マナム「ってことでツクヨミ戻りなさい」



ツクヨミ「はい母上」



ツクヨミは戻った



タッタッタッ



月「無事か!」



マナム「お、お父さーん!服焼けてる!危ないよ」



月「それよりお前の姿…神の覚醒か…」



ヒジリ「遅いよ時代遅れの神」



マナム「私達はもう行くけどさ、お父さんたちも元気でね」



月「どこに…」



アマム「次の転生先です」



月「お前は…アマテラス?」



アマム「さあ?」



マナム「じゃあここでも詠唱していきますかアマム!」



アマム「ええ、主人」



ヒジリ「………」



月「………」



アマム「我守りしもの」



マナム「我守られ守るもの」



アマム「黄泉の混沌を」



マナム「天界の純真を」



アマム/マナム「「受け継ぎし我が身体、神の権限だ!この世界に平和を!」」



二人の身体が光りだした



そして消滅した



ヒジリ「次の転生先でも元気で会おうねミコト」



月「きっと…会えますよ…」

お読み頂きありがとうございました

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