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神子(かみこ)  作者: れいちr
147/149

神斬りの不死

ここは現世そしてオチガミが侵略してきている世界である



オチガミに対抗できるのは神だけ…………



さあ踊り狂え






「………ここにもいないか…」



「なにをお探しで…」



「なに…人をな」



「ふふ、そうですか……」



人が去る



「…………お探しのものはここにはありませんよ、ふふふさて…仕事の時間です、オチガミ達よ暴れなさい」








「ネムネム…ん…荒れてるなここは…眠いのにー仕事増やしてくれるなよー、っと!」



木の上から降りる



タッ



「仕事だよ」



こいつは今日から俺の相棒の真っ黒灰の狐ヨミ



「わかってらー、ヨミ場所は…?」



ヨミ「北にサンポだよ、ツムグ」



ツムグ「りょーかいイッチニノサーン!」



「きゃぁぁ!」



ツムグ「いったー!ホレ」



シャキン



スー



オチガミを切った



「あ、ありがとうございます!」



ツムグ「気をつけてここらへんバケモノ住んでるから」



「はい!」



人は逃げる



ツムグ「さっさと片付けますか」



ヨミ「そうしたほうが良さそうだね」



ツムグ「我が名において「魂礼」」


魂礼

魂の穢を除く



この辺り一体に風を吹かす



「この風は…懐かしい、全く敵に回ってしまうとは…ツムグ」



ツムグ「よお、幹部のツムギ」



ツムギ「ふふふ、またおあいしましょう同士よ…」



ツムギは消える



ツムグ「全くなんであいつがオチガミなんかと…はぁ…ややこしい」



ヨミ「家族なんでしょ?いいの?逃して」



ツムグ「逃しても何もアレは…アレには…「魂礼」は効かないからなあ」



ヨミ「そうなのかい一旦本部に戻るとしようよ」



ツムグ「そうだな」



本部



ツムグ「只今帰還しました」



ヨミ「アアーアー」



ツムグ「ヨミ…」



「可愛い狐じゃーん」



「そうだな」



「…………」



「待ってたぜ…触りたいんだろぉ?どこ触りたいんだ?」



と近づいてくる



ツムグ「えっと……」



ヨミ「アワー‼」



「子猫ちゃんそれで威嚇してるつもり?可愛いねぇ…」



ツムグ「すいません、サヨさん、狐です…」



サヨ「………そうかそうか狐か、でツムグどこに触れたい?」



サヨさんこの人は俺の大事な人第二号だ



ツムグ「じゃあ………胸板見せてくれます?」



ネヤ「…………!?真面目に答えるな本気にするだろ!」



ネヤさんなにかと俺には気を使ってくれる優しく無口な人だ



キリ「いいじゃんいいじゃん青春してんじゃん!ねぇ?ノラ」



キリさんこの場のムードメーカーみたいな感じの人だ



ノラ「そうだな、キリ、無口なおまえが声を張り上げるとはな、ネヤ」



ノラさんこの隊のリーダーで神類才人の一人である



神類才人は7人(イザナギノミコト、イザナミノミコト、アマテラスオオミカミ、ツクヨミノミコト、スサノオノミコト、ジンムテンノウ)いるそのうちの一人だ



ネヤ「………だって…本気にしたら…っ……」



キリ「あーそうだね、取られちゃうもんねぇ?」



ネヤ「違…!」



ノラ「そこらへんにしとけー」



バッ



サヨ「ほら、胸だ飛び込んでこい!」



ツムグ「わーい飛び込むー(違う…か、」



ガシッ



サヨ「捕まえたぁ!」



ツムグ「捕まった」



ギュゥゥ



締められる



ノラ「そこまでにしとけ、サヨ、ツムグ死ぬぞいいのか?」



バッ



サヨ「駄目に決まってんだろぉ!」



ツムグ「ゴホゴホ…愛が重い…」



ヨミ「アワー…」



ツムグ「大丈夫だよヨミ」



サヨ「で…その狐は!お前の!何だ?」



ツムグ「相棒です」



ネヤ「っぅ…俺はその…俺は何なんだ…」



ツムグ「えっ…先輩?」



キリ「違うよツムグネヤは…」



ネヤ「うわぁぁぁ、言うなー!!」



ノラ「はあ…全く…」



ツムグ「?、と…紹介します、この狐はヨミです」



サヨ「名前が禍々しいな」



ノラ「黄泉とか想像したくないな」



キリ「まあまあ、そんなことないじゃん、かわいい名前じゃん」



ネヤ「………ああ…」



ヨミ「アアーアー‼」



ツムグ「良かったねヨミ」



ヨミ「アワー…」



ツムグ「で、報告、幹部らしき者がオチガミを操ってました」



サヨ「そうか…オチガミは増えつつある」



キリ「斬らなきゃね」



ネヤ「ああ、(ツムグの為なら…、」



ノラ「どう対処した?」



ツムグ「斬りました」



サヨ「そうかそうか!良くやった!ふふふ、さあ、次はどこに触りたい」



ツムグ「頭撫でたいです」



しゃがんでくれた



サヨ「やっていいぞぉ!」



ツムグ「よしよーし」



ヨミ「アワー‼」



サヨ「たくっ…(可愛いですね…全くツムギは…、」



ツムグ「すいません迷惑でしたか?」



サヨ「いやいいんだ、もっとやってほしいくらいだ」



ネヤ「ぬ、抜け駆けはなしだぞ!サヨ!!」



サヨ「どうしようかなぁ?」



ネヤ「ぐ…」



ツムグ「まあまあ…よくわかりませんが、仲良くしてください」



サヨ「お前がゆうなら」



ネヤ「………わかった」



ノラ「さて作戦会議だ」



と作戦会議をした



東、ノラ



西、キリ



南、ネヤ



北、ツムグ、サヨ



ツムグ「サヨさんよろしくお願いします」



サヨ「触れたいならいつでも言えよ」



ツムグ「答えになってません」



ネヤ「ノラ〜!!(泣」



ノラ「す、すまん…」



キリ「あひゃ!残念!」



ノラ「と、とにかく俺達の目標はオチガミだ、解散」



各自寮に戻る



部屋第五



ツムグ「ふぅ…敬語疲れる〜」



ヨミ「ならやめればいい」



ツムグ「いや流石に先輩たちだし…ってえ、誰ですか」



ヨミ「ヨミだけど?」



そこには人型の黒灰色の髪の狐ぽい人がいた



ツムグ「え…ヨミ、人になれたの…」



ヨミ「まあね」



ツムグ「胸見せて!!」



ヨミ「わっ!?」



バッ



胸板には半分紋章が描かれていた



ツムグ「……!!見つけた!やっとだ…」



そこに手を置く



ヨミ「!なにを…!?」



ツムグ「我が名において「「無冠」」」



無冠

なにかをした



ヨミ「それは天津と六道の…」



ツムグ「ヨミー!お前封印されてたんだろ?」



ヨミ「まあ…」



ツムグ「だけどこれでやっと封印解けるぞ!」



ヨミ「まさか…お前がもう片方の紋章を?」



ツムグ「うん!」



ヨミ「やっとか…胸を見せろ」



ポッポッ



スー



シャツを脱がされる



ツムグ「な?」



ヨミ「確かにこれは私のもう片方だ」



スー



ポッポッ



シャツを着る



キュッ



ネクタイを締める



ツムグ「俺とお前のコンビは最凶ってことだな!」



ヨミ「………そうだなてか君やっぱり女の子じゃないか!」



ヨミは少し目を伏せ



ツムグ「男の子でーす、男の方がここは通れるんだよ」



ヨミ「よくわからない…現世は…」



ツムグ「黄泉の王にとっちゃそうかもね、僕らが今日出会ったように、ツムギも…天上の神の紋章を持っているホントは立場は逆」



ヨミ「………それは…なぜこっち側についた?」



ツムグ「ホントは俺はツムギでツムグはアイツなんだ、儀式をされて反転してしまってね」



ヨミ「そうか…儀式で手に入れたのか…この紋章はイザナミノミコトの紋章だ」



ツムグ「そうなるとあっち、ツムギはイザナギノミコトの紋章だな」



ヨミ「そうなるな、さ、一旦このことは忘れて寝ろ」



ツムグ「うん…側にいてねヨミ」



ヨミ「私に睡眠は必要ない、側にいよう、寝かしつけてあげよう、安心して寝なさい」



ツムグ「うん、手をお願いします」



ヨミ「良い」



ギュ



手を繋ぎながら寝る








昔話



ツムギ「ツムグー遊ぼー」



ツムグ「いいですよ、何して遊びます?」



ツムギ「洞窟いくー!」



ツムグ「いいですよ、ふふふ」



ツムギ「何その笑み〜!ふふふだってー!」



ツムグ「………失礼主人の前で」



ツムギ「主人だなんてさ!いいんだよ!家族だろー!」



ツムグ「ずっと側であなたの事を…」






その後洞窟に行くと変な集団がいて儀式をされた身体は反転し紋章までつけられた







ツムグ「…………ツムギ……」



ヨミ「大丈夫か?」



ツムグ「大丈夫…昔を思い出してただけ」



ヨミ「知ってるか?イザナミノミコトとイザナギノミコトの紋章もピタリと合う」



ツムグ「それじゃあ!ツムギと会えるってこと!?」



ヨミ「そうだ、普段は狐やってるがこいう二人のときだけ人型になるよ」



ツムグ「ありがとな」



バンッ



扉が開く



サヨ「さあ任務に行くぞ!」



ヨミ「あ…」



ツムグ「あ…!寝過ごしたー!!急いで着替えます!!」



サヨ「着替えてるじゃないか!しわしわだが…でその男は誰だ!まさか浮気か?」



ツムグ「う、浮気だなんてそんな…疑うんですか?(泣」



サヨ「う、疑わん…」



ツムグ「この人は僕の兄です」



ヨミ「失礼してます」



ツムグ「では着替えてきます、シワシワなんで」



サヨ「おう、行ってこい」



シャワー室



ツムグ「あいつら大丈夫かな、さて急がないと」





部屋



サヨ「ご主人は元気にしてますか?ヨミ」



ヨミ「ああ、お前に会いたがってるよ」



サヨ「昨日あったんですがねぇ…」



バンッ



ツムグ「終わりましたよ」



そこには正座していた二人がいた 



ヨミ「おかえり」



サヨ「………んん、戻ってきたな」



ツムグ「ほらサヨさん行きましょう」



ガシッ



ヨミ「私も連れて行け」



サヨ「お、いいな、兄貴付き添いか」



ツムグ「(ヨミ!?、い、いいよ…行こうか」



北区



サヨ「ここらへんにはオチガミはいなさそうだな」



ツムグ「そうですか?(一応「魂礼」しとくか」



魂礼

で風が吹く



サヨ「懐かしい風だな」



ツムグ「え!?」



ヨミ「どうした?」



サヨ「ん?」



ツムグ「いや、な、なんでもないです、どうしますこれから」



サヨ「少し探索をしよう!」



ヨミ「賛成です」



探索してたら



ツムグ「あれ?!二人は?!迷子?!うう…(泣」



うずくまる



「大丈夫ですか…」



声をかけられる



ツムグ「誰?!」



そこには純白の狐の人型がいた



テン「私はテンですあなたに導かれたのですが…いえ正確にはあなたの紋章に…」



ツムグ「もしかして、お前イザナギノミコトの紋章を…」



テン「ええ…宿しています」



ツムグ「ツムギは!ツムギはどこ?!」



テン「まだ彼とは出会ってませんよ」



ツムグ「ツムギィ…ツムギは元気にしてるかわかる?」



テン「ええ…元気にしてますよ、安心してください」



ツムグ「良かった…そうだ仲間探すの手伝ってください!テンさん」



テン「さんだなんて…元々はあなたの紋章なのですから、いいんですよつけなくて、さあ、探しましょうか、立って!」



ツムグ「うん!」



立つ



テン「よし、行きましょう」



ツムグ「ねえ質問いい?テン」



テン「いいですよ」



ツムグ「元々は俺の紋章って言ったけど…どういう事?アレは儀式でつけられたものだよ?」



テン「その儀式は適正を持つものしか成功しません元々はあなたは天上の神の紋章を宿してました、紋章はその宿したものを殺せば殺したものに宿ります」



ツムグ「そうなんだ…ツムギも選ばれたんだ」



テン「ツムギは…あの子はあなたを…、いけない!もう行かなくては、ではまた会いましょう」



ポフン


と消える



サヨ「ツムグー!迷子になるなよぉ!」



ヨミ「全く…」



ツムグ「うわーん(泣、二人共ー無事でよかったよー」



二人に抱きつく



サヨ「お?触りたいのか?」



ヨミ「全く…迷子になるとか子供か」



ツムグ「子供だよー!うわーん(泣」



サヨ「変な奴に襲われたりしなかったか?」



ツムグ「テンていう子にはあった」



ヨミ「?」



サヨ「うーん知らんな」



ツムグ「はやくかえろ!ここ、怖い」



ヨミ「そうだな」



サヨ「そうするか」



ギャア



ツムグ「!(気配を感じなかった!?」



サヨ「ツムグ!」



サヨはツムグを庇った



ビリッシャー



肩から背のシャツを剥ぎ取られたサヨ



ヨミ「イチの断!」



シャースー



オチガミは斬られた



ツムグ「大丈夫?!ですか…サヨさん!………、?!これは……………紋……章…?」



サヨの肩から背には紋章の半分が描かれていた



サヨ「………」



ヨミ「大丈夫だったか?ん?」



ツムグ「サヨさん!どこでこの紋章を!!」



サヨ「それは…」



ツムグ「………まさか…ツムギを殺したんですか……」



サヨ「…………答えられない」



ツムグ「………って…ツムギって言ってもわかりませんよね、ツムギは俺の大事な人です、ツムギは紋章を宿してました、サヨさんと同じ紋章を…」



サヨ「っ………」



ヨミ「………うん」



ツムグ「答えられないと言うのならば!斬らなきゃならないかもしれません………」



サヨ「そうか…」



ツムグ「……俺を…サヨさんが」



サヨ「!?」



ヨミ「……」



サヨ「俺は……そんなことできない!!」



ツムグ「じゃあ答えてくださいよ!サヨさん!」



サヨ「………無理だ」



サヨは走り去っていく



ヨミはその後追う



ツムグ「帰ろう…相棒また会おうな」



ツムギ「…………待ってください」



急に現れる



ツムグ「ツムギ!生きてたのか、良かったじゃあ…サヨさんの紋章は…」



ツムギ「さっきの話聞いていましたよ、ですが…私はこの通り生きています」



ツムグ「………今のツムギは敵だ油断できない」



ツムギ「ふふ、北区にある洞窟に来てください、そこで儀式を行います」



ツムグ「そう…やすやすと…」



ツムギ「では…」



消える



ツムグ「行くしかないよなー」



洞窟



そこには謎の集団とツムギがいた



ツムギの配下だろうか…



ツムグ「来たよさあ、始めて」



足元が光る



ツムギ「ふふふ」



ツムグ「(信じてるよ…ツムグ…、」



光に飲まれた







ツムギ「ここは…どこ?」



テン「やっときましたね!」



ツムギ「テン!」



テン「おや?なぜ名前を…………!何故!ツムグ…」



ツムギ「?、俺がどうかしたか?いやあれ?!ツムギに戻ってる?ちょっと失礼…」



自分の胸を見る



そこには天上の神の紋章が描かれていた



テン「……はぁ…大丈夫ですか?ツムグ…いえツムギ」



ツムギ「うん!大丈夫!わかってきたー!」



テン「さて…ここは…どこでしょう?」



ツムギ「洞窟ー!」



テン「ブブー!不正解ここは天上です」



ツムギ「ええ?!天上?!神様のいる場所じゃないですかー」



テン「そうです、あなたは前世を覚えてますか?」



ツムギ「ううん覚えてない」



テン「なら思い出さなくていいです、さてイザナギノミコトにあってもらいます」



ツムギ「ええ?!あのクソ野郎に?!」



テン「前世の記憶あるじゃないですか」



ツムギ「お、なんか思い出してきたー」



イザナギ「来たね〜」



テン「………」



ツムギ「あー?」



イザナギ「え、なんでそんな怖い反応…」



ツムギ「てめえよくも!ツムグを」



イザナギ「ちょっとなんか勘違いしてないー?」



ツムギ「してねぇ!いや俺とツムグを!!反転させやがったな!」



イザナギ「あ、それはあってる」



ツムギ「斬る!斬る!!!!」



シャ



シャ



剣が空を斬る



ツムギ「こいつぅ…実体じゃねえな!!」



イザナギ「ふふーん、まあいいじゃない元に戻ったんだし」



ツムギ「ツムグはどうしてる?」



テン「儀式が終わって帰ってますね」



ツムギ「起きなきゃ!起こせー!」



イザナギ「全くわがままなんだから我が主は…ふふ、そういうとこも可愛いんだけど!」








ガシッ



ツムギ「ツ〜ム〜グゥ〜!!!」



ツムグ「!なっ、帰還が早い!?」



ツムギ「なんだよ最初から治したいなら言ってくれればいいのにー」



ツムグ「主人、私達は敵同士、油断はできませんよ」



ツムギ「主人だなんて〜ツムグはツムグだろ?」



ツムグ「っ……離してください」



ツムギ「もう少しいさせて…」



目を伏せ



ツムグ「っ……!」



ギュッ



ツムギ「ツムグ好きだよ!」



笑顔で言う



ツムグ「っ……!!」



するとツムグも抱き返してくれた



パッ



ツムギ「じゃあツムグ!また今度な〜」



ツムグ「ええ…主人」



ツムグは消える



ツムギ「忘れないよその言葉…さてサヨさんたち探さないとあれ?あそこ誰か倒れてる!大丈夫かー?」



サヨ「う…」



ツムギ「あ!サヨさん!服貸しますね」



ジャンパーを貸した



サヨ「ツムグ…さっきは…」



ツムギ「ツムギです!名前変わりました!」



サヨ「そうか…この紋章は…」



ツムギ「いいんです言わなくて、さ、兄貴探してかえりましょ」



ペロペロ



と手を舐められた



そこにはヨミがいた


狐のね



ツムギ「ヨミ…!」



ヨミ「ペロペロ」



サヨ「おお、ヨミだなあれ?ツムギの兄貴は?」



ツムギ「先に帰ったんじゃないですかねー…」



サヨ「そうかぁ?」



ヨミ「アワー…」

 


ツムギ「ヨミ…」



ギュ



ヨミを抱っこする



ヨミ「?」



ツムギ「君は僕と一緒にいてくれよ…」



サヨ「……………」



ツムギ「さ、帰りましょ」



本部



まだ他のメンバーは帰ってきてなかった



ツムギ「どうします?待ってます?」



サヨ「お前は寮に戻ってていいぞ」



ツムギ「!、はい…」



ぴょん



ヨミが跳ねた



ヨミ「アワー‼」



ツムギ「ヨミも残る?」



ヨミ「アアーアー!」



ツムギ「じゃ、サヨさんヨミのことよろしくお願いします、では」



寮に戻る



部屋前



ガチャ



部屋のノブをひねって開ける



ツムギ「ただいまー」



そこには正座してお茶を飲んでいたイザナギがいた



イザナギ「おかえり♡」



ツムギ「ぎゃぁぁ!!」



コトッ



お茶を置くイザナギ



そして



ガバッ



口を抑えられた



イザナギ「そう騒がな〜い…ね?」



ツムギ「ん!んー!」



ガバッ



俺の口を開放するイザナギ



イザナギ「ごっめーん☆苦しかったでしょ?」



ツムギ「それより何よりまず!なんでいる!」



イザナギ「そりゃあ…僕〜君の化身だから居て当然ー!ま、お茶でも飲んで、ささ、ゆっくり話しましょ時間はたっぷりあるのだから」



サッ



イザナギがお茶を出してくれた



ツムギ「はあ…頂くよ」



ズズッ



イザナギ「僕の入れたお茶どう?」



ツムギ「中々…認めたくないけど…」



コトッ



茶器を置く



イザナギ「そう!良かったー気に入ってもらえて、もう…紋章は完成したんだし、本気の力出してもいいんだよ!?」



と変なポーズをしながら



ツムギ「考えておくよ本気出したら…世界破壊しつくす可能性あるから…」



イザナギ「そりゃ…困った力だね〜」



ツムギ「それほどお前の…お前という存在は偉大なんだぞ…知っとけ…クソ野郎」



イザナギ「ふふーん…褒めてくれてありがとー」



ツムギ「たく…なんでこんなのが僕の化身なのか…」



ザワザワガヤガヤ



イザナギ「なにやら外が騒がしいようだね〜」



ツムギ「行くか、みんな帰ってきたのかな…」



イザナギ「!」



ガシッ



イザナギが俺の裾を掴む



ツムギ「ん?なんだよクソ野郎」



イザナギ「今外に行くのは危険だよ…!」



ツムギ「はあ?ここはオチガミ斬り安置所だぞ?ここが危険な場所なわけないだろ!」



ドンッ



イザナギが扉の前に立ち塞がった



ツムギ「なんなんだよ…」



イザナギ「僕の主をこの先には行かせるわけには行かない!」



ツムギ「退け邪魔、斬るよ?」



イザナギ「………行かないで……」



ポトポト



イザナギは涙を流しながら止める



ツムギ「はあ…わかったよ!」



その場に座り込む



イザナギ「ありがとう…」



ツムギ「で、外で何が起こってんの?」



イザナギ「多分だけど君の仲間がオチガミに喰われた」



ツムギ「なら助けに行かないと!」



イザナギ「それもほぼ全員偽りの勝ち目はあっても本当の勝ち目はない」



ツムギ「どういう意味だよ」



イザナギ「オチガミを斬ったら喰われた本人たちも死んでしまう」



ツムギ「斬らなきゃいいじゃん」



イザナギ「斬る以外に殺す方法が?」



ツムギ「「魂礼」」



イザナギ「あ…そうだ君は六道一族だったね…だけど…「魂礼」だけで取り除けるか…」



ツムギ「「「無冠」」」



イザナギ「あー?!とことん弱みを突いてくるな君は!!!」



ツムギ「フッ」



勝ち誇ったように笑う



イザナギ「だが外に出すわけには…」



ツムギ「外にはヨミたちもいる心配だ」



イザナギ「はあ…仕方ない…僕もついていくから行くよ」



ガチャ



ドアを開ける



ツムギ「ありがとー手を繋いでこ!お父さん」



ギュ



イザナギ「君知ってて…!?さて…ここからはオチガミの領域だ!」



ツムギ「うん!」









ボフン



ヨミ「全く無茶をするなお前は」



サヨ「すみませんね、ヨミ」



ヨミ「まあいいんだ」



サヨ「主人に告白されてしまいました…」



ヨミ「いいじゃないか、ツムギは上等だぞ」



サヨ「そうですね…、!この気配オチガミ!」



ヨミ「しかも仲間を取り込んでるな行けるか?」



サヨ「ええ、主人の為に斬る!」









ツムギ「「魂礼」!&「「無冠」」!」



魂礼&無冠


強い風を起こす

穢を取り除く風を



オチガミたちは一部消えていった



そこから出てきたのは



ネヤとキリ



ネヤ「………」



キリ「あっれ〜…オチガミに負けたんだけどな〜…」



ツムギ「良かった!お二人ともご無事で!」



キリ「ああ、ツムグなかなか厄介な相手でね〜」



ネヤ「助かった礼を言う」



ツムギ「今の俺はツムギです、名前変わりました!さて次に…」



シュンッ



ネヤ「!」



キリ「逃げられたね〜」



ツムギ「追います」



ネヤ「やめとけあれは俺たち二人でも勝てない、更にノラを吸収している…」



ツムギ「な、ノラさんが!?あの!?」



キリ「ああ、あの神類才人のノラが」



ツムギ「………」



ネヤ「で、そいつは誰だ」



ツムギ「………あー…」



イザナギ「ん?僕ぅ?」



キリ「見たことないカムイだけど…」



カムイ

とは神力などのこと言う



イザナギ「僕はこの子のお父さんさ」



と俺の頭に手を置くイザナギ



ツムギ「クソ野郎…」



キリ「大丈夫?クソ野郎がお父さんだなんて…」



ツムギ「大丈夫です、こいつお茶入れるのは一人前なんですよ」



ネヤ「ほう…茶か」



イザナギ「今度飲む?」



ネヤ「頂こう」



イザナギ「良いよ」



サヨ「帰ったかオチガミは」



ヨミ「アワー」



キリ「うんそうみたいだけど親が残ってるなんて珍しいね」



ネヤ「そうだな、殆どはオチガミに喰われたはずだ」



ツムギ「そうなんですか?」



ネヤ「それにお前は対処を斬るではなくて祓うだったな、斬ればそのまま俺たちは死んでただろう」



ツムギ「俺はオチガミを祓う事ができます」



キリ「六道か天津かな?」



六道、天津一族とは通力という力を使える唯一無二の一族



ツムギ「六道です」



キリ「そうかい…じゃ、ノラの事も君に任せようかな」



ツムギ「はい!任せてください!サヨさん助っ人として来てくれませんか?」



サヨ「いいぞぉ?」



ヨミ「アアーアー!」



キリ「まずはどこに向かったかだね」



ツムギ「「予言青天の霹靂」……うん…北区だね」



予言青天の霹靂


出てくる場所を予言した



サヨ「よしまた北区に行くぞ!」



ツムギ「はい!」



ネヤ「やっぱり俺たちも…」



キリ「だめだよ、足手まといになるからね〜」



ネヤ「……」



サヨ「ツムギの事は俺に任せろ!」



ネヤ「…チッ」



ツムギ「まあまあ仲良く!」



北区





ツムギ「予言ではここらへんなんですけど…サヨさんは隠れててください」



サヨ「………わかった」



ガサ



サヨは隠れた



ノラ?「やっとか、待っていた、まさかお前が天津一族だとはな」



ツムギ「ノラさんを返してください」



ノラ「何を言っている俺がノラだ、かの有名な天津一族と戦えるのは光栄だ、さあやろうぞ」



ツムギ「ノラさんはそんな邪悪なカムイを出してない!それに僕は六道です!」



ノラ「はあ、俺などと言う奴に騙される愚か者共めが」



ツムギ「ノラ…さん…ホントはオチガミ側だったんですね…」



ノラ「フン」



ツムギ「はあ…こうなれば斬らなきゃなりません、お覚悟!」



ノラ「来い」



ガキン



ギギッ



ツムギ「流石は元リーダー(「カクメイ」本当に…オチガミ側なんだ…はあ!、」



カクメイ

人の記憶をいじったり見たりできる



ノラ「お前も弱き天津にしてもやる」



ツムギ「だから、僕は六道ですって!紋章発動!「光の杭」抑えよ」



ノラ「なに?!紋章?!」



シュー!



グサグサ



ノラは杭に刺され動けなくなった



ノラ「!?くそ…取れろ!」



ツムギ「ノラさん、さよならです、油断した事を後悔なさい」



ノラ「チッ…」



ツムギ「ごめんなさい!!」



ザシュッ



ブシャー!



ノラは死んだ



ノラの紋章はツムギに移った



サヨ「終わったな…」



ツムギ「………はい…」



サヨ「まさかお前も紋章持ち…神類才人の一人だとはな」



ツムギ「まあ…オチガミ側には…まだきっと神類才人がいます…厳しい戦いになるでしょう」



サヨ「俺が支えてやるし守ってやる安心しろ!」



ツムギ「はい!帰りましょう!」



本部



ノラの経緯を皆に話した



キリ「まさか…ノラが…ね…」



ネヤ「これでまたオチガミが増えたな…」



オチガミとは

死んだ神など落ちた神のことを言う



ツムギ「ですが…ノラさんは僕たちに情がうつっていたみたいです、神類才人が紋章を使わずに挑んできました」



キリ「そりゃあまた…新人だし甘く見られたか、本当に情がうつったかだね〜」



ツムギ「そうですよねー、どっちだったかまではわかりませんけど、記憶は見れるけど気持ちまでは…」



サヨ「お前はよくやった大丈夫だ」



ポン



サワサワ



サヨが頭をなでてくれた



ツムギ「ありがとう…ございます」



ネヤ「………」



キリ「副リーダーの僕が指揮を取るしかないねーこうなったら…全く第一本部に連絡しなきゃ〜、じゃ、各自寮に戻ってね〜!、僕は報告してくる〜………」



キリは行ってしまった



それとここは第五本部だ



ネヤ「……ツムギ少し時間あるか?」



ツムギ「いいですよ」



廊下



ドンッ



ツムギ「!?」



壁ドンされた



ネヤ「…………お前は…」



ツムギ「あ、ハイなんでしょうか…?」










イザナギ「ふふーんん?あれは…我が主ー!っ…てあれ壁ドンされてね?やべーとこ見ちゃった………どうしよ…お父さん反応に困るよ…」



サヨ「何してるんだ?慌てて」



イザナギ「あ、サヨくん!我が子が壁ドンされてるのだけれど、どうも現世ってわからなくて…なにをすればいいか…」



サヨ「あぁ?!誰に?」



イザナギ「え、何怒ってるの?!ネ、ネヤくんに…」



サヨ「あいつぅ…!!」









ネヤ「お前は俺のことを同性としてどう思ってる?」



ツムギ「すみませんが、先輩としか…あと告白ならもうちょっとロマンチックに…」



ネヤ「っっぅ……!つまり俺の告白は失敗って事か…」



ツムギ「そうですね…残念ながら好きな人いますので」



ネヤ「そいつはサヨか?」



ツムギ「いえ…違います…」



ネヤ「!?そうか…」



ツムギ「では…寮に戻りますね」



ネヤ「ああ、またな」









イザナギ「ハッこっち来る!」



サヨ「寮に戻るんだろう俺も戻るとするか、じゃあな、イザナギ」



サヨは去って行った



イザナギ「あれ?僕神名…教えて無いはずなんだけど………………部屋に戻ろうか」



部屋



ツムギ「ただいまー」



イザナギ「おかえり☆」



「おかえり」



ツムギ「え、誰」



ジンムテンノウ「ジンムテンノウだノラの紋章のな」



ツムギ「あ、ノラさんの…すいません…」



ジンムテンノウ「なぜ謝る必要がある?主は正しいことをした」



ツムギ「果たしてそうでしょうか…」



ジンムテンノウ「そう気に病むな安心しろ、俺は主を斬った者も信じる」



ツムギ「………はい…………、ヨミー」



ヨミ「アアーアー」



イザナギ「おや?イザナミ?」



ヨミ「アワー‼」



ツムギ「(うわー…めっちゃ威嚇してるー……、は、はは…イザナミ?誰ですかー?(棒」



イザナギ「君だってイザナミの事くらい…母親の事くらいわかるだろう?!」



ヨミ「………」



ジンムテンノウ「………」



ツムギ「え…お母さんってイザナミなの?」



イザナギ「そうだよ!!君たちは幼少の頃はオオクニヌシのところに預けてたけど…」



ツムギ「はあ?!オオクニヌシ?!神類才人の一人じゃん!何その人が親代わりだったの…!?会いに行くよ今すぐに!」



イザナギ「ちょっと…気が早いって」



ジンムテンノウ「あいつには悪い事をしたからなあ…」



ヨミ「アアーアー…」



ツムギ「とにかーく!俺一人でも行くから、じゃ!」



イザナギ「場所分かってないでしょ!全く…東の屋敷にいる…って…もういないし…僕も行きますか…お父さんだからね…ジンムテンノウは残ってて留守番よろしくぅ!イザナミいくよ!」



ヨミ「アワー‼」








ツムギ「全く一番偉い神だからって…子供の事ほっとくかよ…」



サヨ「誰を放って置くって?」



ツムギ「サヨさん!」



ドンッ



壁ドンされた



サヨ「こうされたんだろぅ?アイツにも」



ツムギ「何で知って…って、見てたんですね…お父さんのカムイで隠れてましたが、居たんですね」



サヨ「俺からも告白させてもらうぞ、好きだ」



ツムギ「え…その…僕にも好きな人はいるんですけど…」



サヨ「誰だ」



ツムギ「前言った大事な人です」



サヨ「確かツムギ…同名だったな」



ツムギ「いえ…今はツムグ、同名じゃありません」



サヨ「………っ…」



ツムギ「どうしました?僕行かなきゃいけないところあるんですけど…サヨさんも行きます?」



サヨ「い、行く…」



壁ドンから開放された



東区



ツムギ「うーん…どこに屋敷があるんだろう…」



サヨ「………こっちだ」



手をひかれる



ツムギ「なんで知ってるんですか?」



サヨ「小さい頃いた事があってな」



ツムギ「え…?」



屋敷前



サヨ「ついたぞ」



ツムギ「凄いですサヨさん!(何で知ってるんだろう…、」



サヨ「失礼しまーす」



ガチャ



屋敷



「おや?客人の様だね、準備を」



「はい」











ツムギ「あのー…オオクニヌシいませんかー…って…何でこんなにオチガミが!?」



サヨ「下がれツムギ」



ツムギ「…………、これは…カミハカリ?」



カミハカリとは

日本中の神が集まり農業や男女の縁結びについて話し合う場



サヨ「は?あの10月に毎年行われてたカミハカリか?」



ツムギ「そうか…ならツムグもいるかも!」



俺はツムグを探し始めた



サヨ「あ……、(ツムグ…はあ…、俺も探そう」



イザナギ「わーオチガミもどきでいっぱいじゃーんこんなところにツムグはいないよー、ねー?イザナミー」



ヨミ「だから…イザナミと呼ぶなアホ」



人型のヨミがいた



ツムギ「ヨ………じゃなかった兄さんとお父さんなんでいるの!」



ガサ



袋を被せられた



サヨ「ツムギ!」



イザナギ「こうしないとオチガミに見えないでしょー、ここのみんなはオチガミに扮してるのほらサヨくんも」



ゴサッ



サヨ「おわっ…!」



サヨもどうやら袋を被せられたらしい



「集まって頂いたオチガミ…いえ、神々の皆様、さあ、カミハカリを始めましょう」



ザワザワガヤガヤ



トントン



肩を叩かれた



ツムギ「ん?なんだ?」



オオクニヌシ「久しぶりだね我が子」



ツムギ「オオクニヌシ!世話になったな、ついでにまた世話にならせてくれ」



オオクニヌシ「何をするのかな?」



イザナギ「あーオオクニヌシ!我が子を預かってくれてありが…」



オオクニヌシ「おやここに子を捨てた親が一人……」



イザナギ「ひどい!預けただけなのに!」



オオクニヌシ「もうこの子は僕の子だ」



ツムギ「え?ねえオオクニヌシ、ツムグは?」



オオクニヌシ「居るじゃないかあそこに」



サヨを指差した




ツムギ「え?」



オオクニヌシ「魂の色が同じだからね間違いないよあの子はツムグ」



ツムギ「…………(そうだったオオクニヌシは魂の色が…見えるんだった…だけどサヨさんがツムグだなんて…、…………」



目を伏せる



オオクニヌシ「どうしました?事実が気に入りませんでしたか?信じられないと言うのなら「カクメイ」でみては?」



ツムギ「怖い…」



オオクニヌシ「怖さを知るのも大切だ」



イザナギ「なに!僕の子に怖さ教えようとしてるの!やめて!?」



オオクニヌシ「ふふふ、子を捨てた親に言う権利はありませんねぇ」



ヨミ「事実から目を反らしてもいいんだぞツムギ」



ツムギ「……………考える時間をくれ」



オオクニヌシ「良いとも」



屋敷から出る










サヨ「ん?ツムギの奴は?」



ヨミ「オオクニヌシの助言で気づかれたみたいだぞ」



サヨ「何に?」



ヨミ「お前がツムグだと言うことにだ」



サヨ「!!(オオクニヌシめ、余計なことをする、オオクニヌシ」



オオクニヌシ「何かな?」



サヨ「余計な助言はやめて頂きたい、というか撤回して頂きたい」



オオクニヌシ「ああ、あの子には秘密だったのだね、すまない、それは悪い事をした」



イザナギ「ブーブー!」



ヨミ「落ち着け父親」



サヨ「さて…どう取り返しをつけようか…」







ツムギ「サヨさんが…ツムグ?そんなはずないない〜…………、でも神類才人の一人が言ってるんだしなあ〜、サヨさんに直接聞くのも怖いし………ツムグ………会いたいよ」



ツムグ「敵同士といったでしょう!そうやすやすと会えるものではありません」



ツムギ「つ、ツツツムグ!!!」



ツムグ「ツがサンコ多いですよ全く主人は…寂しがり屋なのですから…こうしたカミハカリの場を借りて会うのは良しですが………」



ツムギ「ツムグ!!!」



ギュ



ツムグを抱きしめる



ツムグ「イエス、マイロード」



ツムギ「なにそれどこの言葉?」



ツムグ「外国ですよ、意味は、ハイご主人様」



ツムギ「そ、それは…告白の返事?」



ツムグ「ええ…私も好きですよ主人」



ツムギ「やったー!ねえ、そっちの紋章は出来たの?」



ツムグ「ええ出来ましたが何か?」



ツムギ「じゃあ今度イザナミにあわせてよ」



ツムグ「いいえ駄目です私達は敵同士そうやすやすと手の内を見せるものではありません、では」



手から離れていく



ツムギ「待って」



ツムグ「何でしょうか」



ツムギ「(ツムグになら聞ける、サヨさんなの?!」



ツムグ「………誰です?」



ツムギ「とぼけなくていいよ、オオクニヌシから聞いちゃったし、それを撤回しに来たんでしょ、ツムグは…」



ツムグ「流石は主人お見通しですか…ですが、サヨではありませんよ、名前が違うでしょう?」



ツムギ「わかった、そうなんだ心配なんだね………じゃあまたね」



ツムグ「(もう駄目ですか…、ええまた」



ツムグは消える



屋敷に戻る



ツムギ「…………どう接したものか…」



「何にですか?」



ツムギ「サヨさんに…」



「ふふ、普段通り接していれば大丈夫」



ツムギ「そうなのかなーって!?イザナミ!じゃなかったお母さん!」



イザナミ「フフあのバカ父がお世話されてます」



ツムギ「いえいえ…お母さん!!」



ギュ



イザナミ「サヨの言う通り本当に寂しがり屋さんですね」



ツムギ「だって…だって…」



イザナミ「道を迷ったら言いなさい、導いてあげます」



ツムギ「じゃあ…普段通りに接するね、ありがとう、お母さん」



イザナミ「ええ、そうなさい」



ツムギ「サヨさんー」



サヨ「な、何だ…」



ツムギ「ありがとうございます心配していただいて」



サヨ「新人を心配するのは当たり前だ……………(よし…、そうだどこに触れたい?」



ツムギ「ハグしましょ!」



サヨ「っ!?」



ギュ



ツムギ「ふふ!」



オオクニヌシ「二人のところ悪いけどもさっきの助言は…」



ツムギ「嘘ですよね!知ってますよ!まさか、ツムグとサヨさんが同じなわけ無いじゃないか!で、オオクニヌシ修行をつけてもらいたい」



サヨ「!」



オオクニヌシ「それは二人かな?それとも君一人だけかな?」



ツムギ「サヨさんもします?」



サヨ「ああ、する」



オオクニヌシ「決まりですね」



ツムギ「あ、オオクニヌシ昔話でもしてよ、忘れちゃったよ昔の事」



オオクニヌシ「いいですよ」









昔話



イザナギ「やあ、オオクニヌシちょっとこの子達預かってもらっていい?」



オオクニヌシ「わざわざ天上の神が自ら子たちを危険に晒すとは…一体」



イザナギ「君なら神類才人の一人なら守りきれるだろう?」



オオクニヌシ「もちろんでは貰い受けましょう」



そうしてこの屋敷に来た二人の神ツムギとツムグ



ツムギ「わー広い!ねえツムグ!」



ツムグ「ええ、そうですね主人」



オオクニヌシ「おや?もう主従関係が出来上がっているのかい?」



ツムギ「違うよ!あのクソ父親が決めたの!」



ツムグ「あの方には逆らえませんから」



オオクニヌシ「子供ながらに大変ですね…」



ツムギ「えっと誰?」



ツムグ「そうでした、どちら様でしょうか?主人に何かしたら許しませんよ?」



オオクニヌシ「おお怖、僕はオオクニヌシ最初の下界の統治者」



ツムギ「とーちしゃ?」



ツムグ「そこの国を治めた…んん、王様です要は」



ツムギ「王様!すげー!」



オオクニヌシ「王様だなんて大きく言いましたね、僕からも質問いいですか?」



ツムギ「いいよー?」



ツムグ「………」



オオクニヌシ「ツムギ君はどう見ても女の子だよね?何で主人なのかな?主人は普通男の子……」



ツムギ「ツムギは男の子だよー!」



ツムグ「主人はまだ性別の区別がついていませんそれ故、主人と…」



オオクニヌシ「その歳で区別がつかないのかい…」



ツムグ「主人を侮辱するのですか?」



オオクニヌシ「否、驚いただけさ」



ツムギ「?」



ツムグ「…………」



オオクニヌシ「そう怖い顔しないの可愛い顔が台無しだよ、そういえば君たち名前が似てるけど名付け親は?」



ツムギ「怒り狂うお母さん!」



ツムグ「イザナミノミコト」



オオクニヌシ「ププ!怒り狂うお母さんって…ブフォ…!!ゴホゴホ」



腹がよじれそうだった



ツムギ「怒り狂ってたよ?」



ツムグ「主人それは言ってはいけませんよ?わかりましたか?」



ツムギ「うん!ツムグが言うんなら!ツムギ言わない!」



ツムグ「心配ですね…」



オオクニヌシ「いやー笑った笑ったありがとうね面白いお話を!」



ツムギ「いいよー!もっと聞いてー!」



ツムグ「………」



オオクニヌシ「そうですね…じゃあお二人の姓は?」



ツムギ「せい…男の子!」



ツムグ「主人今の場合姓とは苗字のことを指します」



ツムギ「ほお!俺はねー、六道ツムギ」



ツムグ「私は神衣かむいツムグです」



オオクニヌシ「六道一族か、まだ残っていたとは、それに仕える神衣一族かこりゃまた偶然に偶然が重なってるね〜」



ツムグ「それはどういう?」



オオクニヌシ「実はね神衣一族と六道一族は2つで1つ…1つになった時最強の力を発揮するそれは全てのオチガミを消すくらいね」



ツムギ「?オチガミ?」



ツムグ「死んだ神や落ちた神のことです」



ツムギ「とにかく、ツムギとツムグは最強なんだな!」



ツムグ「………」



オオクニヌシ「ハハハ、そうだね」



ツムギ「わーい!てことはツムグとはずっと一緒ってこと?」



オオクニヌシ「うんそうだよ」



ツムグ「っ……!!」







オオクニヌシ「ここまでにしようかなハハハ」



ツムギ「怒り狂うお母さんって!俺もよく言ったもんだなー!」



サヨ「ブ…」



ヨミ「で、どんな修行をつけてもらうんだ?」



ツムギ「カムイの使い方とか?紋章の使い方とか?」



オオクニヌシ「いいですよではまず寺に行きましょう」





ツムギ「あれでもカミハカリ途中で逃げ出していいの?」



イザナギ「たしかに」



ヨミ「主催者が抜け出したら終わりだろう」



オオクニヌシ「あーはいはい、じゃお二人さんそこで座禅しててそうしたら自然とカムイは答えてくれるよ、じゃ!」



オオクニヌシは急いで帰っていった



サヨ「忙しい奴め」



ツムギ「ざぜんて…なに?」



サヨ「あぐらかけばいいんだよ」



ツムギ「はーい」



数時間後



ツムギ「くぅ…すー(寝」



サヨ「主人…」



ヨミ「いや合ってるのかも」



イザナギ「カムイが自然と答えてくれるよと言ってた夢の中でカムイに会うのかも」



イザナミ「そうですね」



イザナギ「イザナミ!!」



イザナミ「まだ許したわけじゃありませんからね」



イザナギ「ご、ごめんよぉ」



サヨ「たくっ…う…すー…(寝」



ヨミ「そこで茶番してろ、さて二人はカムイに入ったな」










カムイ内



ツムギ「ん?寝ちゃったかー悪い悪いって…ここどこ…」



「起きましたね、やっと…いつまで待たせれば気が済むのですか!!」



そこには白髪の…いや銀髪の青年がいた



どうやら気が立っている様だ



ツムギ「えっと…ごめんなさい………」



ペコペコ謝る



「…………ゆ、許してあげないこともないですよ…!!」



ツムギ「それ…どっちなんですか?」



「ゆ、許してあげましょう…(ツンデレが通用しなかった!?、」



ツムギ「ありがとうございます!で、あなたは誰ですか?」



「…………この高貴な姿を見てもわからないのですか?!」



ツムギ「ツムギはねー難しいことわかんないだーツムグいる?教えてほしいんだけど、こうきってなに?(バカ」



「あなたのパートナーはいませんよ!!ここには!」



ツムギ「えーうわーん(泣」



「ちょ、泣かないでください!!」



ツムギ「ツムグーーー!!!サヨさんでもいいからーーー!!!誰かこの意味不明な人のこと教えてー!」



「はあ…寂しがり屋の次は甘えん坊ですか…」



ツムギ「なんで寂しがり屋知ってるの?」



「あ…、本当にあなたはー…妙なところで勘づく」



ツムギ「ツムギわかったよ!お前俺の守護神だろ!」



「………」



微妙な顔をされた



ツムギ「違うのーえーじゃあ何さー!」



「ここに来て、精神年齢が縮んでいますね、全くこれだから六道は…不思議だ」



ツムギ「六道のこと知ってるの?」



「長い付き合いですよ」



ツムギ「へえー、どれだけ?」



「数千年」



ツムギ「………え…」



「そろそろ気付いてもいいんじゃないですか?六道ツムギ我が主よ」



ツムギ「はあ…はいはいカムイそうでしょ」



カムイは自分の口に人差し指をあて



カムイ「正解」



ツムギ「初めましてカムイ私は六道一族最後の生き残り、ツムギといいます」



カムイ「き、急にかしこまりましたね…」



ツムギ「それはもちろん私の力の源ですし」



カムイ「はあ…演技だったのですね全く…測られたものだ」



ツムギ「ツムギは成長しましたから…ね?」



カムイ「してやられましたよ」



ツムギ「さて、力の源カムイよ手ほどきをお願いします」



カムイ「いいでしょう…」














カムイ内



「…………起きろ」



ツムグ「なんです、というか誰です?」



カムイ「お前のカムイと言えば分かるか?」



ツムグ「!主人は…」



カムイ「ここは個人の世界お前の大好きな主人はいない」



ツムグ「大っ…?!」



カムイ「ふ、では手ほどきを開始する」









ツムギ「ぐはぁ…あーらよっと!ただいまー」



イザナギ「大丈夫だった?」



ツムギ「少し遊んでやった、勝ったぜ!」



イザナミ「さすが我が子」



イザナギ「ぁ…僕のセリフ…」



イザナミ「……?(怒」



イザナギ「いえなんでも無いです」



ヨミ「戻ったな、カムイとはどんなことをした」



ツムギ「たっぷり遊んでやった」



ヨミ「それじゃあ伝わらん」



ツムギ「こう、具現化することにも成功した」



ツムギの後ろには青年が座っていた



ヨミ「!?」



カムイ「全くなぜ現世などに出なきゃいけないのです主よ」



イザナギ「すごい!」



イザナミ「………」



ツムギ「でー、カムちゃん!こうきってなんだ?」



カムちゃん「上品な事ですよ、カムちゃん…」



ツムギ「ツムグはまだ帰ってきてないのか」



カムちゃん「ツムグのカムちゃんは厳しいですからね」



ツムギ「そうなのか!大変だなツムグ手伝ってやりたいくらいだ!」



カムちゃん「駄目ですよ主、カムイにはそのカムイなりの試練がありますから」



ツムギ「はーいでさーカムちゃんは千年も生きてるからそんな髪色なの?」



カムちゃん「元からです……」



ツムギ「そっか良かったー私もね成長と共に髪白くなってきて………どうしようかと!」



カムちゃん「それは私の影響でしょうね」



ツムギ「えーカムちゃんの!?」



カムちゃん「ええ…私の力と同化したから余計に白くなりますよ〜」



ツムギ「ひぇ〜ツムグ嫌わないでくれるかなー…」



ヨミ「にしても随分と色男がカムイなんだな」



カムちゃん「黄泉の王様にお褒めいただき光栄だ、六道一族のカムイは全員色女や色男ですよ」



ツムギ「質問ー!色男ってなにー!」



イザナミ「かっこいい男の人よ」



ツムギ「かっこいい!かっこいい?かっこいい???」



カムちゃん「疑問系にしないでいただきたい主、これでもトップクラスの方なのだ………」



ツムギ「あ、ごめん私のかっこいいの基準はツムグがはじめだから…」



カムちゃん「くぅ…」



ツムギ「そんな事よりカムちゃん!紋章のお稽古手伝って!!」



カムちゃん「そんな事より!?紋章は……イザナギとやるのが良いと思われますよ」



イザナギ「僕じゃあ世界壊しかねないしー」



ツムギ「だそうです!カムちゃん??」



カムちゃん「ぐぅ…わかっりましたよー、イチ段階、上に行きましょうか」



ツムギ「わーい!イチ段階と言わずナン段階でもいいよ?」



修行をした



ツムギ「これでほんとに強くなったのか?」



カムちゃん「ええ、サン段階は確実に」



サヨ「ふぁー、よく寝た」



ツムギ「サヨさんおかえりなさい」



サヨ「ただいま」



ツムギ「どうでした?カムイに会えました?」



サヨ「俺のカムイはなかなか厳しかったよ」



ツムギ「じゃあ具現化も無理ですねー」



サヨ「具現化?」



カムちゃん「そうだろうそうだろう、お前のカムイは厳しいだろう六道一族を護る者のカムイだからな……弱き六道をな…」



サヨ「!?、誰だお前は!」



ツムギ「ちょっとーカムちゃんどういう意味ー弱いってさーまたボコボコにしてやろうかー!」



サヨ「カムちゃんって…まさか…カムイ?!(我が主人は…思いもよなぬ事をする…、」



カムちゃん「六道最後のカムイのカムちゃんだお前も紋章が出来上がってるようだななら修行だ」



サヨ「え?!」



強制修行が終わった頃



オオクニヌシ「やー終わった終わったってあれ?何人か増えてない?」



カムちゃん「増えてない」



オオクニヌシ「あれツムギ遂に男の子になったの?」



ツムギ「ツムギこっちー!!」



オオクニヌシ「いやーごめんごめん魂の色が同じなもんでね」



ヨミ「でカミハカリは終わったのか?」



オオクニヌシ「ああ、強制的に終わらせてきたよさてカムイの修行は終わった様だねじゃ次は…」



カムちゃん「紋章の下から上段も終わらせておきましたよ?」



オオクニヌシ「これは…これは…全くやることがない、あ!そうだ、ツムギ、ツムグ、力を貸しましょう神類才人の一人の力を手を」



ツムギ「ん!」



手を出す



サヨ「ツムグじゃないんだがなぁ…」



手を出す



オオクニヌシが二人の手を持つ



これで完了だ



オオクニヌシ「これで神類才人が増えましたね、力を分けました」



ツムギ「ありがとうね、オオクニヌシ、オオクニヌシの屋敷で一泊して帰りましょー」



オオクニヌシ「いいよ」



屋敷で一泊し第五本部に帰る



ツムギ「お世話になりましたーこれからもー」



第五本部とは


東区にある第一本部


西区にある第二本部


南区にある第三本部


北区にある第四本部


のそこから一番天上に近い場所にある第五本部


第五本部は天上の神々と交流するための本部なのに…



なんでオチガミを倒してるかというと

第一本部などの人数減少が原因で駆り出されたというわけ



ツムギ「お父さん〜そろそろいいんじゃなーい相手になってくれても〜」



イザナギ「山1つ崩すよ?」



ツムギ「ならオチガミが多発してる場所でやろうよ」



イザナギ「いいねーやるか〜背中は任せたよ☆」



ツムギ「こっちこそ背中は預けたよ〜ってことだから先帰ってて、フフフフ〜」



サヨ「お、おう…」



ヨミ「帰るぞサヨ」



サヨ「あ、ああ…あいつらだけで大丈夫かなー…」



ヨミ「俺の相棒を信じろ、お前の主人だろ」



イザナミ「あの人も戦いは久しいですからねどうなるか見ときますか?ツムグ」



サヨ「ヨミ、イザナミ、もし殺されそうなら助けてやってください」



ヨミ「わかったよ」



イザナミ「ええ、我が子を」






東区

オチガミの場



ツムギ「ついたついた」



イザナギ「ついたね…やっと…さあ始めよう」



ツムギ「どっちがオチガミを多く倒せるか勝負‼」



数時間



オチガミは一柱も残らなかった…



イザナギ「あー!数えてなーい!」



ツムギ「あー??ちゃんと数えとけよ200柱だぞ」



イザナギ「えー、互角ってことでぇー…」



ツムギ「仕方ないなぁ…お父さんだから許してあげる☆」



イザナギ「なかなか僕に似てきたねぇ…」



ツムギ「さて帰ろうか、!!、お父さん伏せて!!」



イザナギ「!」



イザナギは伏せた



シュッ



俺はジャンプして回避し弓で仕留める



ツムギ「紋章発動「光の弓矢」はぁ!」



シュパッ



グシャァァ…



そこには黒い塊があった



ツムギ「なんだこれ」



イザナギ「触っちゃだ…」



ツンツン



触ってしまった



吸い込まれた









ツムギ「ここは…闇の中…」



辺りは暗い… 



ツムギ「これは…黄泉のか?(生まれた場所だからわかる…この重圧にも耐えられる!、」



イザナミ「舞い戻ってしまいましたね」



ツムギ「うん…」



イザナミ「出しましょう根の国に行きなさいスサノオノミコトがあなたを待ってるはずです」



ツムギ「はーい」



根の国とは

黄泉の国と同じ下にある国、スサノオノミコトが住んでいる国



根の国



ツムギ「あのー…誰かいませんか〜」



「その迂闊な語尾に黄泉の香りそうかお前は第一の娘か」



ツムギ「女の子は他にもいなかったのかな?」



「アマテラスは父からできたからな」



ツムギ「あのー地上に帰りたいんですけど…」



「では俺の力を持ってゆけ」



ツムギ「いいんすか?」



「俺は生涯この国から出ることはない……はず…」



ツムギ「お手を拝借」



手を繋ぐ



これで完了だ



「………ツムギと言うのか」



ツムギ「スサノオかお前!」



スサノオ「ああ、父が世話になってるな」



ツムギ「世話してます」



スサノオ「じゃ、地上に戻すぞ」



ツムギ「了解」



目を覚ますと



イザナギ…お父さんが泣いていた泣き虫だ



ツムギ「パパンおはよ」



イザナギ「起きた?!黄泉の国から戻ってきたの?!」



ツムギ「ママンは黄泉大神よもつおおかみだよ?」



イザナギ「そうだったね…迂闊な行動はしないようにね…」



ツムギ「はーい帰ろ」



イザナギ「うん…」



手を繋いで帰った



第五本部



キリ「え〜だいたい人数が増えてきたので本来の職務に戻るよ〜」



ネヤ「つまり天上の神々との交流だな」



ツムギ「アマテラス達元気にしてるかな」



キリ「!、ということはオチガミ側の才人はスサノオ、ツクヨミ、イザナギ、イザナミ、オオクニヌシと限られてくる訳だね〜」



ネヤ「…………ああ、」



ツムギ「いや、ツクヨミ以外大丈夫ですよ」



キリ「何故?」



サヨ「………」



ツムギ「イザナギ、ジンムテンノウ、オオクニヌシ、スサノオは僕が契約していますそれに僕の大事な人がイザナミと契約していますだからツクヨミ以外平気です」



キリ「その大事な人が裏切るとは考えないの〜?」



ツムギ「範疇にありません」



キリ「信じよう、サヨ、また道を開いてくれるかな?」



サヨ「ああ、いいぞぉ!」



キリ「天上には僕たち二人(キリ、ネヤ)で行く」



ツムギ「気をつけて行ってらっしゃい」



ネヤ「母親じみた事を言うな…」



サヨ「道は作っとくから勝手に行ってくれ」



キリ/ネヤ「「了解」」



キリ「各自部屋に戻るようにね〜」



部屋



ツムギ「増えたね〜神も」



イザナギ「えへ♡」



ジンムテンノウ「……」



ちびオオクニヌシ「フフ」



スサノオ「ほお、こんなにいたとは」



ツムギ「そろそろ部屋狭くなってきたな…………そうだ!皆チビ化しろ!主命令だ」



ポン



みんなちびになった



ちびナギ「お父さんまでちっちゃくするのー!?」



ちびテンノウ「小さい…」



ちびヌシ「変わらんなぁ…」



ちびノオ「いきなりちっさくされたぞおい!」



ツムギ「うんこれなら部屋広い!」



ちびナギ「まあ…いいか…」



ツムギ「よーしみんなでお風呂入ろうー!」



ちび達「「「「ええー?!」」」」



お風呂後



ちびナギ「(カァァァァ!!、ひぃぃぃ、もういい、もういいよ!!!やめてお父さんの裸見ないで………」



ちびテンノウ「良いものだった……」



ちびヌシ「何言ってんの!!」



ちびノオ「おっふろー」



ツムギ「いやー、チビになるとみんな可愛いなぁ、よしよしっと」



皆を撫で回す



ちび達「……」



ツムギ「いや〜子供欲しかったんだよ〜?ギュー!!」



皆にハグする



ちびナギ「お父さんとしては嬉しいけど〜…」



ちびテンノウ「………」



ちびヌシ「いや〜我が子…子供欲しかったんだね〜」



ちびノオ「そんなのは知らん」



ツムギ「でへへ〜」



ヨミ「うるさいぞ、って…ちび共どこから入ってきた」



ツムギ「うん?大人を小さくしただけよ?」



ヨミ「我の封印も解けてきたというのに…何遊んでいる、我の封印が解けたらオチガミだらけになるぞ」



ツムギ「つまり?ヨミ敵なの?」



ヨミ「我自体は違う黄泉の国の封印が解かれる」



ツムギ「!、大変じゃん!」



ヨミ「だから我は黄泉に帰ろうと思う、これ以上迷惑はかけられん」



ツムギ「そっか、相棒、たまに遊びに行くよ」



ヨミ「是非来い黄泉の娘よ」



ヨミは闇に消えていった



ツムギ「またな、相棒、さて、ちび共遊ぼう!」



ちびナギ「な…に…をして遊ぶのかな〜?………」



ツムギ「うーんとねぇ、じゃあ見回りをしながら遊ぼう!効率が良いだろう!」



ちびテンノウ「主にしては良い考えだ」



ツムギ「うん、でしょー!そろそろ人間に化けて学校も行かなきゃだしそこら辺見回りしよー!」



ちびナギ「!?学校!聞いてないよ!しかも人間に混じって?!」



ツムギ「ツムグから教えてもらったのちびヌシのところにいる時に「学校」って所があって6歳になったら行かないといけないんだってかなり出遅れちゃったけど…16歳だし…その場合は……」



ちびヌシ「高校ですね」



ちびナギ「教えないでぇ?!」



ツムギ「さんきゅーちびヌシ!じゃあ行こー!」



部屋から出る



高校周辺



ツムギ「みんなでお手てを繋いで見回りー見回りー♪」



と皆、手を繋ぐ



るんるん♪



「?、子連れ…」



遠くから見る人影








ツムギ「ここらへんにはオチガミいませんねー」



ちびナギ「オチガミも連合組んでんじゃない?」



ツムギ「…………厄介だな」



ちびテンノウ「俺の記憶では操っていたやつはいたが連合は…」



ちびヌシ「オチガミも大変だねー」



ちびノオ「俺は戦ったことないからなぁ…そういえば本部って俺達のいるところみたいに…神社になってるのか?」



ツムギ「詳しくは知らないけど…新人だし…そうなんじゃないかなぁ…神の集まりだし」



ちびナギ「そろそろ暗くなってきたし帰ろうよ〜」



ツムギ「そうだな、子供たちには刺激的だな」



ちびナギ「そういう意味じゃないからー!!」



帰った



本部



部屋



ツムギ「じゃ、明日から学校行ってくるから、4人で協力して過ごすんだよ〜、さぁ…夜の大人の時間だ」



ちびナギ「何するのさ…」



ツムギ「寝るのさ!さぁ…おいで〜寝るよー」



4人(ちび達)を抱えて寝た



翌日



制服というものを着て(ズボン)



ツムギ「まだ寝てる…ふふ、可愛いなぁ…行ってきまーす…(小声」



ガチャ



学校という場所に行く



学校



校門前



ツムギ「(すごい校舎?大きい!、職員室?に行かなきゃ!」



学校内



職員室



ツムギ「転入生の六道ツムギですえっと…先生は…」



「あー、烏野からすの先生ね…あっちよ」



と指を指した



そこにはオレンジ色の髪の青年がいた



ツムギ「あのー烏野先生ですか?」



烏野「ん?あなたですか?転入生は…」



ツムギ「はい!六道ツムギといいます!」



烏野「烏野昨秋からすのさくしゅです、よろしくお願いします」



と、ニコッと笑い手を出した



ツムギ「はい!よろしくお願いします、さくしゅ?先生」



烏野「!、(名前呼びとは、これまた…、」



手を出し握手をした



教室



烏野「この子…は転入生です、自己紹介を…」



ツムギ「六道ツムギと言います、よろしくお願いします!趣味は子供と遊ぶことです、好きなものは武具です」



「よろしくねー」



「よろしくぅ!」



「カッコいい子が来たね!」



烏野「じゃ、後ろの真ん中の席でお願いします」



と、またニコッと笑った



言われた空いてる席につく



ツムギ「よろしくね〜」



「よ、よろしく…」



「よ〜ろ〜し〜く〜ねぇ!」



両隣の人達に挨拶をした



休み時間



ツムギ「授業難しいな…」



と言ってると右隣の子が話しかけてきた



「む、難しいならお、おお教えてあげようか…」



朱色髪の少年だ



ツムギ「お!いいのー?」



穂鳥「うん…僕、穂鳥春ほとりしゅんこんな名前だけど男だよ…」



と紙に名前を書いてくれた



ツムギ「しゅんって春って書くんだな可愛いじゃん!」



穂鳥「………よく言われる…」



と左隣の子も話しかけてきた



青木「お〜!ずるいよ!穂鳥くん!私は青木夏美あおきなつみ!見てわかる通りの美少女!」



青髪の少女(美少女自称)だ



また紙に書いてくれた



ツムギ「秋に春…夏美ときたか、夏美ちゃんも教えてくれないか?美少女さん!」



青木「っ!!いいよ!穂鳥くん、ここは協力しよう!」



穂鳥「え、あ、うんそうだね、青木さん」



とわからない漢字や言葉を教えてもらった



放課後



穂鳥「…………そういえば六道くん部活決めた…?」



青木「あー!私も気になってたのー!」



ツムギ「ぶかつ?」



穂鳥「……僕は…パソコン部…」



青木「私はチアダンス部!」



ツムギ「ぱそこん?ちあだんす?」



穂鳥「……パソコン知らないの?パソコンっていうのは機械のー…ほら職員室にいっぱいあるでしょ、あれ!」



と初めて楽しげに話してくれた春ちゃん(男)



青木「チアダンスはね野球とかの応援したり大会出たりするの!とにかく協力して踊るの!」



こちらも楽しげに話してくれた夏美ちゃん



ツムギ「そうなんだー、迷うな、どんなのが他にあるの?」



穂鳥「あとは…僕は苦手だけど陸上部とか…」



青木「テニス部とかバレーボール部のスポーツ系や剣道部や柔道部の武道系、美術部とかあるわね烏野先生は美術部顧問よ」



ツムギ「なーんか、びじゅつぶ?に惹かれるなー、さくしゅ先生いるなら尚更そこにしよ」



青木「烏野先生カッコいいもんね!(カッイイ×カッコイイ……萌える!!、……なら一緒に部活届出しに行こ」



穂鳥「ぼ、僕もいっていい……かな?せっかく仲良くなったんだし…」



青木「いいよ、いいよ!」



ツムギ「二人は元から仲いいの?」



穂鳥「え…全然…喋ったこともなかった…」



青木「ねぇーでも案外話してみると行ける口だね!さ、出しに行こ六道くん」



ツムギ「うん」



職員室



ツムギ「失礼しまーす、さくしゅ先生いますか?」



「あー…烏野先生ね…今…例の生徒の指導してるわ、指導室よ、行ってみたら?」



青木「ありがとうございます、下野かの先生」



下野「良いのよ、それにしても青木さん貴方が男の子連れてるの珍しいわね」



青木「ハハハ…悪いですか?」



下野「いい事よ、交流は…じゃあまた部活でね」



青木「はい、先生、行こ!二人共」



と指導室を目指す



ツムギ「春ちゃんと夏美ちゃんの趣味と好きなものは?」



穂鳥「!、しゅ、春ちゃん!?え、えっと…ぼ、ぼぼ僕は…インターネットとか…趣味で………好きなものは…不思議な存在かな…」



青木「へぇー、私はねー、趣味はメイクの研究好きなものはモデルとかの雑誌私将来モデル目指してるんだ!」



ツムギ「二人共なんかすごそう!いんたーねっと?とめいく?ともでる?はわかんなかったけど!」



穂鳥「え?」



青木「え!」



二人は見つめ合い頷き…



穂鳥「……インターネットはパソコン部に来たら教えてあげるよ!」



青木「メイクは化粧の事よ!モデルは女優さんと似た意味ね」



ツムギ「うん何となくわかったありがとうさて…着いたかな」



穂鳥/青木「あ!部活の時間!」



ツムギ「あ、ごめんね。ここまで」



穂鳥「良いよ…いつでも……言って…じゃあまた明日」



青木「じゃ!私も部活あるからまたね〜!」



と二人は部活というものに張り切っていった



余程好きなのだろう



さて…



コンコン



烏野「…………どうぞ」



ツムギ「六道です、失礼します」



ガラガラ



ドアを開け中に入る



そこにはさくしゅ先生と向かい合わせに座っている白髪の生徒…がいた



「!、ほう…昨日の子連れの…」



烏野「………、今は指導中ですよ、時津とぎつ、ちょうどいいですから彼を紹介しておきましょう、彼は六道ツムギ、今日転入してきた、六道、彼は時津音冬とぎつねとうです」



ツムギ「よろしくね、音冬ちゃん」



時津「……ちゃん??」



ツムギ「(冬…、うん、ここの人達先生以外はちゃんつけてるの!」



時津「女性みたいな喋り方をしているね…」



ツムギ「あ、アハハ…さくしゅ先生、これ部活届です」



烏野「ああ、お受け取りします、ほう、美術部に…」



ツムギ「よろしくお願いします」



時津「へえ…我と同じ美術部ですか…」



ツムギ「一緒なんだ!よろしくね!」



烏野「六道…、時津は先輩です」



ツムギ「はっ!、すいません」



時津「いや、いいんですよ、ツムギくん」



ツムギ「!、ありがとうございます、あの今日部活というものは…」



烏野「ありませんよ、今日は帰ってよし」



ツムギ「はい!ではまた明日!」



帰る



烏野「あの子どう思います…」



時津「さあ…?」



一方ちび達



部屋



高いところにある紙飛行機を取りたいが背が小さくて届かない!!



ちびナギ「こうなったら連結だ!」



と連結したが…… 



ドンガラガッシャーン



凄い音を立てて連結は失敗した



ガシッ



4人(ちび達)を受け止めた



サヨ「やれやれ…おちびちゃん達どこから入って来たのですか……危ないでしょう?ほらとりましたから遊んでください」



ちび達「はーい」



ガチャ



部屋



ツムギ「ただいまー、何この大惨事…それにサヨさん…なんかすみません」



サヨ「んん!、いや大丈夫だどこに行ってたんだ?」



ツムギ「フフーン学校ですささ、出てってくださいではおやすみなさい、寝るよー!」



サヨを部屋から追い出し寝る



翌日



教室



ツムギ「おはよ〜」



穂鳥「お、おはよう…そうだ今からパソコン部……来ない?」



ツムギ「いいの!?春ちゃん!」



穂鳥「……うん…」



ツムギ「ありがとうー行こー!」



パソコン部



部室



部室にはまだ早かったからか誰もいなかった



穂鳥「これがパソコンだよでこれで出来るのがインターネット、ほら見てみて」



と画面を見せる



ツムギ「おおー!」



数分後



キーンコーンカーンコーン



予鈴だ教室に行かなければ



穂鳥「あ…」



ツムギ「教室行こ、春ちゃん」



穂鳥「うん」



教室に戻りホームルームと授業を終わらせ放課後



烏野「今日は部活ありますからね六道」



ツムギ「はい」



青木「きゃー!蛇!」



そこには白蛇がいた



ツムギ「白蛇は神の使いとよばれているんだよ」



と蛇を捕まえ窓から出す



青木「あ…ありがとう」



ツムギ「いえいえ、それと言っては何だけど美術部の部室どこかな?」



青木「あ、こっちよ」



と夏美ちゃんに教えてもらった



美術部



部室



ツムギ「失礼しまーす」



烏野「来ましたね、この子はー…と言っても部員はこの子を入れて二人しかいないので紹介の必要はありませんね、時津」



時津「ええ…ありませんよ」



ツムギ「あ!先輩ー、二人しかいないんですね」



烏野「ではこれから部活を始めます、テーマを「神秘的なナニカ」にして絵を描いてください」



時津/ツムギ「はい」



俺は神々の降臨を描いた見たものだからかける



烏野「!、これは…」



ツムギ「これは神々の降臨です」



烏野「………ほう…」



ツムギ「さくしゅ先生とねとう先輩は何描いてるんですか?」



烏野「羽根ですよ」



時津「我はケセランパサラン」



ツムギ「へえー普通ですね」



部活終わり



時津「我と一緒に帰りませんか?」



ツムギ「いいですよ、寄り道してもいいですか」



時津「どこにですか?」



ツムギ「神社です」



神社に…本部に帰る



といつの間にか音冬の前からはツムギが消えていた



ツムギ「戻りましたーサヨさん!キリさん達戻りました?」



サヨ「いや、心配だな行ってみるか」



ツムギ「はい、」



天上への扉前



バンッ



勝手に扉が開いた



ドン



ドン



オチガミが多数出てきた



サヨ「何故?!」



ツムギ「まさか…食われたかあの二人これは、一週間休みだな学校」



それからオチガミを祓いまくったがキリとネヤは出てこなかった



そして天上への扉は固く閉ざした



一週間後



学校



教室



いつものように授業を受けていると…



ドンドン



ドンドン



あの音だ



一週間前よりも数が多い



人間はオチガミの存在を見えないバケモノと認識しているので人間には見えていない



烏野「!、すみませんが今から自習です」



ザワザワガヤガヤ



穂鳥「どうしたんだろ…」



青木「ね?」



ツムギ「外行ってくるからここで待ってて必ず戻ってくるからー」



急いで校庭に出る



そこにはオチガミの集団とさくしゅ先生、音冬ちゃんがいた



烏野「全く…何故神が対処しないのか…それにこの数…行けますか音冬」



音冬「行けますよ、ここは神が少ないですからね」



ツムギ「二人共アレ見えるの?!」



烏野「下がっていなさい、教師は生徒を守るものです」



音冬「先輩は後輩を守るものですからね」



と本来の姿を現した



烏野昨秋は烏大天狗に



時津音冬は九尾の狐に



ツムギ「えー?!二人共アヤカシだったのー?!」



穂鳥「何してるの!教室戻らなきゃ!」



とグイグイ引っ張ってくる春ちゃん



その目の前にオチガミが…



ツムギ「たくよー…下がってな、春ちゃん」



穂鳥「え?」



ツムギ「我が名において神を断つ!神名「マナユメノミコト」さて…我に勝てるものがここにはおるかな?」



神名を解放したことにより



紋章の力が最大になった



そして羽が生え飛べるように、髪が完全に白くなり姿が変わった



それはまるで夢の様



穂鳥「え、ええー?!」



青木「なになに?」



と窓から見る



バッサバッサ



とオチガミを祓ってく



ツムギ「いないなお二人さん?加勢するぜ」



烏野「神だったのですね」



時津「全く待たせる」



ツムギ「だけど、よく戦おうと思ったな、神しか倒せないのにオチガミは…」



烏野「一時しのぎでもいいこの土地をこの学校を守りたかったのです」



時津「同感ですよ!」



ツムギ「あとは任せなさい」



全て祓い終わった頃



烏野「さて、姿もバレてしまいましたし逃げましょうか音冬」



音冬「………主」



ツムギ「へ?俺?」



音冬「契りたい」



昨秋「全く…なら私も」



ツムギ「おう、仲間だ仲間」



契る



烏野「では…」



飛んで帰る



時津「家に行っても良いですか」



ツムギ「いいよおいで、ネトウ」



穂鳥「待って!行ってしまうの!?」



ツムギ「学校中に知れ渡ってしまえばおしまいよ、ではね」



飛んで本部に戻る



本部



部屋



ツムギ「ようーちび共!新しい仲間だぞアヤカシだが…」



ちび共「ええー?!」



ネトウ「九尾の狐ネトウと言うよろしくお願いしますね?おちびさんたち」



ツムギ「それともう学校には行かねえ」



ちびナギ「何かあったのかい?」



ツムギ「神名を明かしちまった」



ちび共「!」



サヨ「!?」



ツムギ「ツムグ!もう最終段階だよ!天上の神たちがオチガミになった今!六道と神衣のちからを合わせなきゃ」



ツムグ(サヨ)「そう…ですね…」



ツムギ「ツムグ!やるよ…儀式だ!」



ツムグ「ええ!」



ちびナギ「………やめてほしいんだけどな〜」



ツムグ「我守りしもの(無視」



ツムギ「我守られ守るもの」



ツムグ「黄泉の混沌を」



ツムギ「天界の純真を」



ツムグ/ツムギ「「受け継ぎし我が身体、神の権限だオチガミを殲滅せしめろ」」



ちびナギ「あ〜………やっちゃったよ…」



この世からオチガミはいなくなったそしてあの二人も…

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