魔術師と世界≒8
〈「さて…朝の国に着いた3人+2………」〉
朝の国
「何者だ!」
と国を守る騎士
いち「夜の国のもんだ」
本当は違うけど
「夜の…国?」
聖「朝の国の住人は、自分達の国を朝の国と呼んでないんだ」
「じゃあ何と?」
聖「ブリテン国」
「……………」
ブリテン?
なんじゃそりゃあ
「とにかく、王の許可無くして島には入れん」
と騎士
聖「ひっどいな〜」
と騎士には聖とヒノカグツチは見えない様だ
ヒノカ「どうする」
らきく「入れてー!」
「駄目だ!王の許可無くして………」
「「甘い香り、濃い香り………」」
「お前……魅了の魔術を?!」
「「今昔全ての魅力をここ………」」
「わ、わかった!わかったから……!」
聖「おお?」
「チッ…仕方ないから入れてやる…それにさっきの詠唱…それはここの国のものだ、つまりお前らはここのに島の者ってとこだ…」
と島に入れてくれた騎士
ありがとな色男
いち「なあ、騎士さんよ」
「何だ」
いち「ここの王の名前は?」
「ユーサー王だが?」
「ユーサー?!」
聖「おやおや?知ってるようだねえ?」
いち「おい、分かってていってるだろ………」
らきく「聖〜、見越してたんだね」
「何かよく分からんがさっさと行け、(あの色男……見たことあるような…)」
いち「はーい、行くよ〜」
と朝の国ことブリテン国に入っていく
中は賑わっている
っと…なにか視線を感じる
いち「………お前か」
と私を見ていたのは茶髪の少年の様だ
そちらにいってみよう
と行動に移す
聖「あれ、“いち達”は?」
らきく「お母さん………すぐ迷子になるんだから…」
ヒノカ「そうだな………仕方ない、探すぞ」
少年の方に行ってみた
「!、なんで見てたのわかったんだよ!?」
いち「いや、何か見られてるな〜って、で、用事は?」
「…………その…お前魔術…使えるだろ?」
何故こいつはそれを知ってるのだろう?
いち「まあ、多少なりともな」
「ならその…俺の父親の魔術師になってくれないか?」
いち「え?……とうーん、俺はここの島の者じゃないんだ……」
「……それは……知ってる、感じでわかる」
へえ…
てか俺より適任いるから……
そいつに
いち「俺より適任いるぞ?」
「!、誰だ?その後ろにいる奴か?」
後ろ?
いるか?
振り返るか
とその前に触れられたみたいだ
背筋が凍る…これは奴だ!
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