神子(8)
一方その頃
黄泉は……
黄泉「う、うーん…」
目を覚ます
「お、目を覚ましたか」
黄泉「え、あなたは確か一…」
一「お、そうくるか、ふふーん、久しぶりだね、黄泉」
と白い服白い頭巾をかぶった子供一
黄泉「どうしてこの間いなくなっちゃったのよ」
一「え、あ、神地で調べることがあってね!で今ここどこだかわかるか?」
黄泉「えっと…牢屋?」
そうここは牢屋なのだ
一「正解!今捕まってるの、俺たち」
黄泉「え…捕ま、え?」
一「ははは!面白いねその戸惑い方!さて他のところも見てご覧」
黄泉「他の人も捕まってる?」
他にも二人一組で捕まっている
一「そう!この人達全員神子!」
黄泉「え、神子?!こんなに?!」
「くそ、出れねえ、なんだこの牢屋!!」
「まるで力を吸い取ってるみたいだね」
一「大丈夫かーい、そちらの神子さん達ー」
「大丈夫じゃねえよー」
「ちょっと無理ですね」
などと次々と答える神子達
黄泉「本当に神子なんだ…でもこれどうやって出るの?」
一「さてどうでようかねー」
黄泉「考えてないの?!」
一「考えても吸われるんじゃ…?ね?」
「おう!そうだ」
「そうなんだよー…」
黄泉「うーん、あれ一怪我してるね」
と腕の噛み跡を見る
一「え、あ、これは別に…」
黄泉「治してあげようか?」
一「いや、大丈夫だよこれは仲間との勲章だから」
黄泉「そっか、あれ、ここもしかして浮いてる?」
一「確かに不安定だね」
黄泉「この独房は中に浮いてる…」
一「そうだねうーん出る方法…」
黄泉「あのなんだっけヒノカグツチ?ってやつは?」
一「え、あ、あれ覚えてたんだ」
黄泉「覚えてるも何もあれ凄かったもの」
「ヒノカグツチ?!それ神の名前だぞ!」
「そうですよねー」
黄泉「え、神…」
一「……………」
黄泉「ねえ!どういうこと?!」
一「……えーと…名前が似てるだけじゃないかなー!」
黄泉「本当にー?」
一「はあ…わかったよ…」
黄泉「何隠してるの?」
一「俺は神と契約してるんだ」
黄泉「え?神と契約?」
一「そう神と契約、それを神契って言うの、それをしてるんだ」
黄泉「神契…聞いたことあるような」
「お前、神契してんのか?!」
「凄いですね」
一「だが神契は寿命も縮めるんだ」
黄泉「そんな…」
一「力と引き換えに命をってことだな」
黄泉「………」
一「まあ、俺の寿命は18までやれることはやろう…」
黄泉「……やること?」
一「ふう…はあー…」
黄泉「何する気?」
一「ワダツミ、アメノミクマリ探れ、ククノチ開けろ」
と何かを出し牢屋を開けた
黄泉「え…す、すごい」
「うおすげー牢屋開けちまった!」
「静かに、看守がいたらどうします」
一「ククノチ他の所も頼む、ヒスイお前さんも頼むぞ、オオヤマツミ場所は何処だ、そうか人ノ国に近づいてきてるのか、!、もう緑の神地なのか!なら話が早い、イワサク・ネサク、イハツツノオここをぶっ壊せ!!シナツヒコ皆を頼むぞ!」
といっせいに命令を出した
その瞬間全ての牢屋の鍵が開き
そして牢屋は建物ごと崩れ落ち建物は消え去る
その中にいた者達も空に舞う
だが落ちはしないまたこれも神の力なのだろうか
黄泉「え、一瞬のうちに何が、ていうか浮いてる?!」
「ぎゃははすげー浮いてる」
「うわー!」
一「いいぞシナツヒコそのままゆっくり下に降ろしてくれ」
と命令し
ゆっくりと下に落ちていった
地に着地する
黄泉「凄かった…」
「楽しかったぞ!」
「楽しくありませんよ!」
一「さて、急ぐぞ神子達人ノ国に向かえ!3時の方向!」
といっせいに神子達は向かっていきます
一「ふう…はあ…疲れた」
とかぶっていた頭巾を取った
黄泉「ありがとう大丈夫?え、九泉のお母さん?」
一「え?あ、そうだよ、九泉のお母さんでーす………はあ…疲れた」
黄泉「え、一は九泉のお母さん?!」
一「なんだー、知らなかったのかー」
黄泉「わからないよ!」
一「ほらさっさと人ノ国いくよ、危険が迫ってる」
と走り出す
黄泉「危険って?」
とついていく
一「え、それは教えられないな」
黄泉「ええ、なんでよ」
一「だって神の試練だってさ、じゃあな」
何処かへと消えてしまう
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