龍人と魔物人間≒11
目覚めると
そこは明るい部屋
ムラさんがいる
目覚めは良い
ムラさん「目覚めたか、母の子よ」
アカツキ「ムラさん………何であんなことしたんです?」
ムラさん「………父からの珍しい命令だ仕方がない、悪いな」
と本当に謝っているようだ
アカツキ「ムラさんは正直さんです!許します!」
ムラさん「ありがとう、さて母の子、アカツキよ」
アカツキ「はい?」
ムラさん「わしはお主が好きだ」
と頬を染めながら
アカツキ「はい!私も好きです!」
と元気良く
ムラさん「わかってないのだな…」
アカツキ「わかっていますよ?恋愛でしょう?」
ムラさん「分かっているのに頬を染めたりしないのだな…」
アカツキ「お母さんもきっとこうします…さて私も好きです、これからどうします?ムラさん」
ムラさん「…………もう少し大人になってからにしよう、この恋愛は」
アカツキ「そうですね、ムラさんのお母さんみたいになっては大変です!」
ムラさん「母みたいに…そうだな…なっては…いかんからな」
アカツキ「大人になるまで我慢です!」
ムラさん「うむ(本当に好きになるとは思ってもみなかった)」
アカツキ「そういえばムラさんのお父さんはどこです?」
ムラさん「きっと母といるのだろう、父は」
アカツキ「そうですかー…お母さんとー…、!大変です!」
ムラさん「なんだ?」
アカツキ「お母さんは妊娠してるんです!!助けなきゃ!身体おかしくします!」
と部屋を出ようとする
ムラさん「待て待て待て」
とアカツキの手を掴む
アカツキ「大変です!」
ムラさん「分かった、分かったから落ち着け!」
アカツキ「ごめんなさい…」
ムラさん「とにかく父を探そう」
アカツキ「!、はい!」
と2人共部屋を出て探す
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