龍人と魔物人間≒2
〈何かの魔法陣などが描かれた場所…〉
「ここ今の刻!呼ばれた者、来たれし勇者!!」
と詠唱を詠った
すると魔法陣が光り輝く!
アカツキ「おおー!です!」
そして人が現れた
「誰だ〜私を呼んだのはー!!」
と金髪の青年が勇者の格好をして出てきた
「俺だ」
「君は誰?」
アラン「俺はアラン、騎士見習いだ」
と言った黒髪の12歳くらいの少年
「じゃあそこの女の子は?君の彼女?」
アカツキ「名前はアカツキです!」
「そうかい、アカツキ…聞いたことあるね…ところでアカツキ、君、私と会った事あるだろう?」
アカツキ「無いです!」
キル「そんなに拒否らなくてもいいんだよ!?私の『絶対記憶』に間違いはない!あ、そうそう、私の名前はキルという、よろしく、ねえ、アカツキ!私と付き合ってくれるかい?!」
とアカツキの手を取り
聖「あれ…キル…、能力『絶対記憶』、女好き…って…世界線I(神子、神子2の世界)の…キル?!」
アカツキ「え?付き合うです?何するんです?」
アラン「ま、真に受けるな…多分冗談だ…」
キル「冗談じゃないよ?本気さ」
とアカツキの手にキスをする
アカツキ「その行動の意味は何です?」
キル「………これは…なかなか手強い…」
アラン「本気なのか?!勇者!!こんな事をしてていいのか!?」
聖「しちゃ駄目だろー、勇者ー!そしてアカツキ引き受けちゃいけないよ!!」
アカツキ「わかりました!引き受けません!」
キル「なーんだ最初肯定されたから良かったと思ったのになー、でも諦めないよ」
アラン「こっちも手強い!?って勇者!!」
キル「勇者とは私の事かな?」
アラン「あ、ああ…認めたくないが…」
キル「何だそのイヤそーうな顔は!!で何?!」
アラン「勇者なんだから魔物を倒してくれ」
キル「魔物?!そんな物騒なものがいるの?!怖い怖い!嫌だ嫌だ!」
と駄々をこねる
アラン「本当にこれ…勇者か…??」
アカツキ「わかりかねますです」
聖「その場合は「です」はいらないよ」
アカツキ「わかりかねます!」
キル「おや?魔法陣から手が」
と魔法陣から人の手が出ている
キル「アラン?これ…引っ張ってみていい?」
アラン「いいぞ、だが自己責任だからな」
アカツキ「何が出てくるです?!」
聖「でも…あれ…この感じは…」
とキルはその手を取り引っ張る
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