龍人と魔物人間≒1
〈ここは……朝の国!信仰する天照大御神を祀る像や礼拝堂を壊すと言われる魔物…それに怯え暮らしている国民達…………………というのは上っ面、本当は怯えなどせず普通に暮らしている、もしもの時の為に勇者を召喚する(転生させる)用意もしている、用意周到な国民達だ、だが…一方的に魔物達に攻撃仕掛ける子供達(勇者見習いや騎士見習い)もいる……のが痛いところである…もしそれで魔王の怒りをかったら……………大変だね?〉
「前置きが長いです、聖」
と言った少女は16歳で青髪に黒髪が混ざっていて黒目、白いフードを深く被り、白いロングコートを着ていて、ある術を使って本来の姿を隠し、青い杖を持っている者
聖「神をつけてほしいな〜、神を、まあいいけどそのほうが親しみやすいし、ねえ?アカツキ?」
とフワフワ浮いている小さな少女………で神らしい
アカツキ「そうです、聖……あの……朝の国はその入っても良いんでしょう?さっき、魔王とか魔物とか聞こえたです……?」
聖「勝手に入っちゃっていいんじゃない?見たところ見張りの騎士もいないしー」
とどうやらその朝の国に入ろうとしている2人組
しかしそれを止める様な声が
「魔物が攻めて来たぞー!!」
聖「え、僕達魔物じゃ無いんだけど」
アカツキ「いや…違います、西の方から聞こえましたです、まあまずは一旦入ってみますです」
聖「入るよりまず、「です」をつければ敬語になると思ってない?」
アカツキ「そんなことは思ってないです!!」
聖「ふふ、図星だね、さて入ろうか」
と朝の国に入る2人
大人「ま、魔物が…」
ぷっよぷよっぷとスライムが
アカツキ「これが自業自得です」
と北へ進んでいく
聖「そうだね、子供達のした事が大人に回ってきてる」
とそれに付いていく
そしてついたのは何かの魔法陣などが描かれた場所
アカツキ「ここは…嫌な予感がしまです」
聖「「しまです」じゃ無くて「します」!っと…君の予感は当たるからねえ…行きたくないなあ…」
アカツキ「します!!」
聖「で、行かなきゃ駄目だよね、これは行き着いてしまったのなら神のお導きってやつ?」
アカツキ「神様です?お導きじゃないです!私達がここに辿り着いたです!」
と胸を張り
聖「あー…うん、そうだね…(完全に神の導きだわー…これ)」
「誰?今儀式してんだけど」
アカツキ「ああ…と、アカツキです!な、なんの儀式です?!」
「………勇者復活の儀式…大人達が魔物、魔物、騒いでやがるから仕方なくやってやる…騎士見習いとして……勇者を呼び出す!!」
と魔法陣に手を当て
聖「へえ〜、勇者復活の儀式ねえ、ふふ、絶対癖のある奴当たるよ」
アカツキ「そんな事言ってはいけないです!」
「……は?いいからやるよ?見てな」
とどうやら聖は見えていないようだ
聖「僕は神だからね、修行とかしなきゃ見えないんだよ、だから人がいる時は返事しなくていいよ」
アカツキ「わかったです」
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