神子2≒55
首相室前
そこからは話し声が聞こえます
アイ「首相室………い、いくわよ?」
一同「おー!」
と一同、首相室に入る
とそこには刀を構えてる者が3人、椅子に座っている者が1人、立っている者が3人
「何者だ」
と刀を構えている、赤髪の青年
「場合によっては処罰に値しますよ…」
と刀を構えいてる、紫髪の青年
「容赦はしないよ」
と刀を構えている、顔を布で隠した女性
首相「どう処置したものか」
と椅子に座って、顔を布で隠した青年
レオ「どう処置する?モネやっちゃいなよ」
仮面の男「………」
とモネに触れる
モネ「…能力『生物魅了』」
と能力を発動する(赤目になる)
福ノ地「九十九!」
と赤髪の青年の方に行く
奉加「見集!」
と紫髪の青年の方へ行く
千年「黄泉…これどう片付ける?」
黄泉「そりゃあもちろん、実力行使」
四「ああ、了解だ」
影向「了解だ!」
玉水「了解ー!」
アイ「………どうやらあっち(千年達)の仲間の様ね」
ルート「そうみたいだな」
マグ「8人もおるとは、また多いな、ルイ大丈夫か?」
ルイ「………大丈夫、8人……下手したら9人考え事してない」
アワセ「それはかなり考え事してないな」
キル「考えることはいい事だと思うけど?」
シンジ「………ルイからしたら辛いだろ!」
レオ「…意外に早かったね、警察組、どうだい?モネ」
モネ「………出来ない」
レオ「なっ…じゃあ首相達は生物じゃな……」
ドーンッ
と扉が開く
そして人が入ってくる
「遅くなったーごめーん!あれ?何で、一寝てるの?!」
と白衣を着た銀髪の青年
と入ってきたのはAIだ
一「いやあ、よく寝たよ、この間ぶり瑠璃先生」
ルイ「先生!!何で首相室に入ってきてるの?!」
瑠璃先生「いやあ、だって呼ばれたからねえ?呼んだでしょ?そこの仮面の人」
仮面の男「………」
無反応だ
レオ「なんでだよぉ…!首相は化物なのか?!化物の国なのか?!」
一「俺に能力『生物魅了』がかからなかったように、かからないやつもいるさ」
レオ「お前…かかったフリしてたのか…くそ……生物じゃ無い奴がいるなんて…計算外だ…」
アイ「生物じゃない?!」
ルート「これはまた意外なオチが…」
マグ「そうじゃのお…」
ルイ「………いや違う…仮面の男が触ったからだ」
アワセ「どういう事?」
キル「仮面の男の能力か何か?」
シンジ「…………多分そうだろう」
アイ「仮面を外して………………………」
と仮面を外す様要求する
仮面の男「………!……」
と男は仮面を外す
一「へえ、やっぱり」
もも「?降ろしますよ主様」
一「おうー」
と一を降ろす
キル「そうなるよね」
アイ「ユウト……」
仮面を外した男はユウトだった
レオ「何で外すんだよ!!」
ユウト「モネの能力は消した………次はお前だ」
とレオに触れようとする
レオ「く、くるな…僕は革新を起こす…」
とユウトに触れられる
ユウト「能力『能力削除』」
とレオの能力は消えた
レオは打つ手無しだ
レオ「お前…魅了されてたんじゃないのかよ…」
ユウト「途中まではな一の刀の力だな」
と胸を張り
アイ「良かったわ、魅了されてなくて…」
ユウト「心配かけたな、アイ」
アイ「『予知』した時は驚いたのよ!!もう!!」
とユウトに抱きつく
ユウト「!??!」
首相「おやおや、母上と父上もやったらどうです?」
と冗談半分に
瑠璃先生「いいこと言うじゃん!首相こと九泉!やろー!一ー!!」
と一に抱き着いてくる
一「はいはい、もも、ごめんねー」
と大きい身体の瑠璃先生を小さい身体で受け止める
もも「いえ、親ですから、許します、親とてんちゃん以外なら許しません」
一「おうおう、ごめんなー…」
瑠璃先生「僕はゆるされたんだねー、ぎゅー!」
一「はいはい、ぎゅー、レオを捕まえて一件落着!と」
レオ「くそ…」
と崩れ落ちる
そしてアイ達に逮捕され反社会的勢力との戦いは終了する
アイ達は帰った
ルイからは守り刀を返してもらった
一「それにしても九十九!お前凄いなー!」
九十九「付喪神だからな、主様おかえり」
一「ただいま、で、ねえ、黄泉(前首相)との子供は?」
黄泉「お母さん?!そ、それは…」
九十九「子供なんていないぞ!」
黄泉「…………」
玉水「言っちまいなよ…黄泉」
九十九「?」
黄泉「………妊娠1か月………」
と頬を染め
※今は4月
九十九「!!?」
と頬を染め
九泉「おめでとう、九十九、これからも姉さんの事よろしくな」
一「おおー!!!おめっとさん!」
影向「遂に子供かー!」
奉加「よかったな!嫁!」
福ノ地「おめでとう〜」
千年「おめでとうー!!」
四「おめでとう」
見集「おめでとうございます!」
瑠璃先生「おめでとう〜、僕達、おじいちゃんになっちゃうね」
一「そうだなー…おじいちゃんかー、遂に!」
もも「おめでとうございます、驚きです、主様がおじいちゃんなのですね…」
九十九「何で早く言わないんだ?!」
黄泉「嫌だったら…駄目かと…ごめん!」
九十九「ああ!!その!!あまり無理するなよ?」
黄泉「はは!うん!もちろん」
一「じゃあ俺達はそろそろ帰るかな、じゃあね」
と一達は家に帰る
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