神子(6)
黄泉「この刀どうしよう…やっぱり私も修行したほうがいいよね………誰につけてもらおうかな…そうだ九泉のお母さんにでも修行つけてもらおうかな…」
数日後
九泉「………え?母上ですか?いいと思いますよ、そうそう今日会う日なんです」
黄泉「ほんと!いいの?!」
嬉しそうに
とどうやらその母上が来たようだ
一「よお、九泉それに黄泉だったか?」
と白い服白い頭巾をかぶった子供が来た
黄泉「うん、そうだよ、にしても子供なのに母上なの?」
九泉「え、あ」
一「んーこう見えても二十歳超えるんだぜ?」
黄泉「え、あ、ごめんなさい!」
一「いや、いいんだ子供として接してくれても…でどうしたんだ?まさか結婚の報告か?」
九泉「母さん?!」
黄泉「お母さん?!」
一「ははは!そんな訳無いよな!でどういった用件だ?」
黄泉「あの…私、修行をつけて欲しいの」
一「修行?剣のか?」
黄泉「うん」
一「いいが、きついぞ?」
黄泉「いいよ、大丈夫!」
九泉「一日だけですけどね」
黄泉「あ…でも行けるところまで」
一「いいよ、みてやる、スサノオからもらった刀使うんだろ?」
黄泉「見てたんだ、そうだよ」
一「そうか、なら尚更稽古受けて貰わないとな、さて始めるぞ」
と剣の稽古をした
一日が経った
九泉「どうでした?」
黄泉「疲れた…」
一「お疲れさん」
と水をくれる
黄泉「ありがと、少しはわかってきたよ」
と受け取る
一「じゃ、俺は帰るな九泉付き添ってやれよ!」
と帰る
九泉「はい、大丈夫ですか?黄泉」
黄泉「大丈夫、だいぶ分かってきた、これで少しは役に立てる…かな?」
九泉「はい、立てますよ、きっと」
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