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プロローグ
第2作目です。ちゃんと1作目も書くので読んで頂けると幸いです。
「ここはどこだ?」
このセリフが俺……逢坂悠斗の第一声だった。
俺が今いるのはよく分からない場所だ。澄み渡る蒼穹に程よい数の雲は正しく快晴と呼ぶに相応しい。そこまではいい。問題は……
「グギャアアア!!」
なんかいる。それはもう、俺の記憶にないような化け物、ティラノサウルスに翼を取り付けたような見た目のモンスターが目の前にいた。
「はっははは……。ナニコレ?」
訳が分からない。目が覚めたらよく分からない所にいる。それだけでお腹いっぱいもうご馳走様なのに、まさかのデザートで目の前に怪物ですか……。
まあ兎に角、今やるべき事は決まっている。
「にっ逃げろ〜〜〜!!」
俺はただひたすら、走り続けるのであった。
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