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無神世界の派遣調査員  作者: カルマ
2/9

第ニ話 スフィア

本日ニ回目の投稿ですー!



コメントなど待ってますー!!(っ´ω`c)

気がつくと、もうさっきの白い空間ではなかった。



見渡す限りの木。木。木!



「…森か。神様も気が利かないな。どこか街に転生させて欲しかったな。」



…ブルル…ブルル



「ん?ああ、ケータイか。はいもしもし」



「やあやあ!繋がったね!今からさっき言えなかったその世界について話をしようか」



「あ、お願いします」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この世界の名前はスフィア。魔術や魔法、スキル、称号、ステータス、レベルがある。俺が住んでいた地球の何倍かは分からないが、確実に広い世界だという。



スフィアには神の管轄を離れたおかげで迷宮ダンジョンという迷路が大量に存在する。塔のような迷宮ダンジョン、別の空間に転移させられる迷宮ダンジョン海底迷宮かいていダンジョン天空迷宮てんくうダンジョンなど、様々な迷宮が点在しているという。



魔法やスキルには階位という難易度や威力の指標となるものがある。階位は第一階位から第八階位まであり、第一・第二・第三階位は初級、第四・第五階位は中級、第六・第七階位は上級、第八階位は存在すら確認されていない。つまり人外だそうだ。俺の《創造》はちなみに第八階位だ…。人間よ、さらば。



さっきの説明で魔法と魔術と言ったがあまり差はない。魔法陣を必要とするのならば魔術。詠唱だけならば魔法というくらいの違いだ。基本的には魔法が主流らしい。



スキルは基本的には魔法と同じ。ただし第八階位は本来存在すらしないらしい。最高管轄者のスキルのみが第八階位だからだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「え?ってことは神様が最高管轄者?ってやつなん!?」



「あれ、言ってなかったっけ?そうだよ!僕が最高管轄者だよ〜」



本当に神様達って大丈夫か…?



「まあまあ!そんなことより続き話すね」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺が持っている《創造》は本当にチートらしい。神の力をそのまま受け継いだに等しいらしいからな。


しかし、なぜ神の力をそのまま受け継いだにも関わらず耐えられているのか。


それは、この世界の調査員になった理由にも繋がる。俺のもう一つのスキルは《完全適応》第七階位のスキルで、どんなもの、どんな環境にも瞬時に適応できるというスキル。


だから神の力を受け継いだ時にも完全に適応したから、存在が崩壊していない。


ちなみにこの《完全適応》だけでも十分チートだそうだ。スキルなどは簡単には手に入れられないが、努力するという環境に適応できたりもするからだ。まあ、俺のスキルは後で見よう。



そしてこの世界には種族は人間だけではないそうだ。大まかに言うと獣人族・エルフ族・小人族・巨人族・天使族・精霊族・魔族など様々な民族がいるらしい。どんな大陸かも、調査対象だそうだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「まあ、こんなところかな。じゃあ僕はもう切るね。あ、そうだ後で『ステータス』って言ってごらん。自分の能力が確認できるよ」



「はい。わざわざありがとうございました」



「また報告の時電話よろしくね。じゃあまた」



「はい」



ブチッ…ツー。ツー。ツー。



ふぅ…さてこれからどうしようか。とりあえず自分のステータスでも見て見ようか。



「ステータス」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神木 飛鳥(15)男《人族》Lv.1

HP 450 MP 1230


攻120

守120

素360

魔1500

運650


【スキル】

第八階位《創造》

第七階位《完全適応》

第四階位《言語習得》


【称号】

世界を渡し者 神の代行者

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【スキル】

《創造》‥‥‥魔法 スキル 武器 防具 生命など、この世界に存在しないもののみを創造することが出来る。ただし、創造に使った魔力は1日は回復しない。創造に必要な魔力は一律100 MPでは無く、魔力の最大値が減少する。


《完全適応》‥‥‥環境や、状態に完全に適応することが出来る。


《言語習得》‥‥‥一度聞いた言語を使えるようになる。



【称号】

《世界を渡し者》‥‥‥異世界からやってきた者に与えられる称号。色々なことに補正がつく。


《神の代行者》‥‥‥神の代行者を務める者に与えられる称号。魔力に補正極大

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そうだ。俺の名前は飛鳥だ。神木 飛鳥。もう忘れたくないな。



しかし、このステータスが高いのか低いのかよく分からないな。


まあ、とにかくこの森を早く抜けよう。何が出るか分からないもんな。



ガサッ…ガサガサッ。



「え?なんだ?」



草むらが動いて、そこから狼のような獣が出てきた。ようなと言うのは大きさが1メートルはあるからだ。こんなに大きなのは狼と言っていいのか。



「グルルルルルルルッ」



あいつ、やる気だな。



「来いよ」



俺自身もなぜこんなに冷静でいられるのかは分からない。日本にいた頃は動物は殺したことがない。もちろん人間もだ。これも称号の効果か。



「創造!ファイアボール!」



………シーン



「逃げろォォォォ!」



「グルルルルルルルァァァ!!!」



まずいまずいまずいまずい!なんで発動しないんだ?!…待てよ「ステータス!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《創造》‥‥‥魔法 スキル 武器 防具 生命など、この世界に存在しないもののみを創造することが出来る。ただし、創造に使った魔力は1日は回復しない。創造に必要な魔力は一律100。MPでは無く、魔力の最大値が減少する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…この世界に存在しないもの…だと。



つまりファイアボールは存在しているということか。


あれ?狼みたいなやつが追ってこないぞ?俺の素早さが尋常無く早いということか。


うまく逃げれてよかった。


とりあえず今のうちに創造できるやつを試して見よう。



「創造!火魔法!」



…ヒュー……



ダメか…よし、なら



「創造!属性〈火〉!」



ボッ!



おお!!出たぞ!!とりあえずステータスを確認して見よう。「ステータス」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《属性〈火〉》第六階位‥‥‥一見火魔法と変わらないように見えるが、火を自由自在に操ることが出来る。詠唱や、発動術式は不要で、自分の頭で想像した通りに炎が動く。ただし、何か呪文を決めておけば、その呪文に事前に想像した現象を起こすことが出来る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なかなかやべぇな。自由自在かつ呪文を自分で決めれるのかよ。



とりあえず、五属性の魔法を作っておいた。


《属性〈水〉》

《属性〈風〉》

《属性〈土〉》

《属性〈光〉》


《属性〈闇〉》は作っていいのか分からなかったから、取り敢えず保留だ。


今のところステータスはこうなっている。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神木 飛鳥(15)男《人族》Lv.1

HP 450 MP 1230


攻120

守120

素360

魔1000[1500]

運650


【スキル】

第八階位《創造》

第七階位《完全適応》

第六階位《属性〈水〉》《属性〈風〉》《属性〈土〉》《属性〈光〉》

第四階位《言語習得》


【称号】

世界を渡し者 神の代行者

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ありがとうございました!

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