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共通②A 鍛える


「まずは鍛えなくちゃね」


急がば廻れというし、敵を知ることが先だ。


「パティオンキングの弱点とかないの?」


一番詳しそうなアリオステルにたずねる。


「キングは赤が好きで、チェスが弱いらしいことしかわかってないんだ」


―――チェスに赤なんてないものね。


「キングの側近は血で赤くなった兎だったと言われているが、17年前に行方不明になっている」


ラハッティーが教えてくれた。


「そうなの、どうして赤兎は行方不明になったのかしら」


その兎を捕まえて人質にしてしまえば弱味になりそうだ。


「キングが赤が好きなら、赤ではない色で精神ダメージを与えるのはどう?」


卑怯な手でも勝つには使えるものはなんでも使わなければならない。


「そんな簡単にいくかよ」


木の上から聞き覚えのある声がする。


「キャスパニ、猫の手もかりたいところなのよ」

「いいぜ、ただし条件つきな」

「その条件、話してみてよ」


聞くだけきいてみることにする。


「お前がオレについてくればキングを絶対に倒せるぜ」

「彼女を勝手に連れていかれちゃ困るよキャスパニ」

「……」


アリオステルとキャスパニが揉め始めた。


◆私はどうしよう?

【アリオステルを止める】

【キャスパニに着いていく】

【オホリスとこの場を去る】

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