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脱!魔法使い!

 「二郎将軍ご苦労様です。」

「あ〜姫様それで一体何が合ったんです?」

「貴様!女王陛下に対して無礼で在ろう!」

「よい!善いのです。将軍問題が発生しました。」

「亜人の中に王が生まれ、亜人の軍勢が西進を始めました。」

"はぁ? "

「亜人の王ですか?一体そりゃ何です?」


「亜人は数十年から数百年措きに王が生まれるらしいのです。そして西に向かって軍勢を送るのです。」

「そうなんですか!知りませんでした。」

「前に王が生まれたのは100年以上前、その時は亜人の軍勢がこの地域まで攻め込んで来たそうです。」

何とまぁうちの氏族は何をやってんだか?

「この小王国郡も今よりも国は分裂していませんでした。国々は種族の滅亡を前に争う事を辞め共同で事に当たりました。そしてその時の盟約は今も生きてます。」

"つまり?"

「つまり周辺国との間に終戦協定を結べます。」

「オォ終戦! 姫様遂にやりましたね!」

「はい!此も二郎さんや皆のお陰です。」


「女王陛下、此処からは私が!」

もう姫様とのラブラブトーク中に馬鹿貴族がでしゃばるなよ。

「将軍、この度の亜人の動きに際して神官から申し入れが在りました。」

はぁ〜其にしても姫様は相変わらず綺麗だなぁ〜

「小王国郡拠りも西にある神聖国家が聖戦を発令亜人との戦いに協力する様にとの事でした。各国に対して兵力を出せとのお達しなのです。」

姫様との結婚か〜何かだんだん遠退いてる感じだし。

「しかし我が国は戦争続きで人も金も不足してます。其処で・・・」

このままじゃ本当に魔法使いになっちゃうよ!

「将軍聞いてらっしゃいますか?」」

「あ〜はいはい聞いてますよ。」

「では宜しいですか?」

「良いんじゃないですか。」

「そうですか!いや将軍ならそう言って下さると思ってました!では直ぐにでも仕度をお願いします。」

"?"

「二郎将軍、個人的に話したい、場所を移しましょう。」

「女王陛下!将軍は後納得されました。其を今更!」

"皆一旦下がりなさい。二郎将軍は残って下さい!"



「二郎さん聞いて無かったですよね!」

「すいません。全く聞いてませんでした。」

"はぁ〜"

「あの馬鹿貴族は兵力が足らないから二郎さん一人で亜人との戦争に行けと言ってるんですよ!」

「ウヮ〜俺よっぽど嫌われてますね。」


「そうですね。」

「で?姫様はどうなんです?」

"ふ〜!"

「正直云えば二郎さんにお願いしたいです。でも・・・」

「分かりました。で、出発はいつになりますか?」

「二郎さん、お気持ちは嬉しいのですが、実際はそう簡単にはいきません!二郎さんが居なくなれば貴族共の抑えが効かなくなりましょう。」


「兵力をなるたけ出さずに貴族共を抑えれば良いんですね!」

「二郎さん貴族全員斬るとか言わないで下さいね!」

「言いません!失礼な!こう見えて結構紳士なんですよ!」

「知ってます。」

"ハゥッ!"

それって、姫様に紳士と想われてるって事!

「まぁ作戦としてはこんな感じです!ゴニョゴニョ・・・」

「しかしそれじゃあ二郎さんが恨まれますよ!」

「あ〜平気ですって、今更恨みの1つや二つ細かい事は気にしない派ですから。大切なのは姫様にとって良いか悪いかです。」


「私としては凄く助かります、でも本当にそれで良いんですか?」

「良いですとも!さっ!皆を呼びましょう!」




「皆の意見を聞き私は決断しました。将軍に亜人退治の指揮をとってもらいます。」

「オォよくぞご決断なされました!」

「しかし一兵も率いないと云うのでは国家の沽券に関わります。」


「あ〜姫様、だったら古参からは俺が貴族派からは初陣を迎えるご子息達を出して貰ったら!」

「ちょっとお待ち下さい!我等の愚息共では将軍の足手まといになるだけかと?」

"オォ是非連れて行って下さい!"

"我等この日が来るのを今か今かと思っておりました!"

"真に!腕がなると言うものです!"


「おっお待ち下さい!それでは・・・」

「それでは何ですか?まさか将軍には前線に行けと言いながら自分達は安全な場所に居たいとでも言うのですか?」

"女王陛下!我等を愚弄しないで頂きたい!"

"左様我等この日の為に腕を鍛えて来たのです!"

"失礼ながら将軍にひけをとる積もりは在りません!"

「ウム!流石に貴族の若武者よ!ならば共に亜人退治に向かおうではないか!」

"オォォォォォォォォ"


「では此にて解散とします。二郎将軍には後で私の部屋に来て下さい。」



"コンコン!"

「姫様将軍がお越しです。」

「どうぞ、入って貰って。」

「あ〜姫様先程はお疲れ様でした。」

「将軍、本当にあれで良かったんですか?」

「まぁ時間稼ぎには為るかと、姫様には最悪コッチが戦で全滅した際に奴等を抑えられるだけの力をつけて下さいとしか言えないです。すいません頭が残念で・・・それじゃあ」


「待って下さい!まだ用事が済んでません。」

「二郎さんもう帰って来ない積もりですか?」

「・・・正直言うとそのつもりです。国獲りの戦も一段落付いし、こっから先は俺が居る方が迷惑に成るかな〜何て思いまして・・・」

「・・・迷惑です、勝手に居なくなる何て、全く此方の気持ちも考えないで!将軍目を閉じて下さい。」

「ハァ。」


" チュ "


"え、え〜ひっ姫様なッナニヲ"

「何をじゃ在りません!此処は二郎さんの国で私は二郎さんの女です。いい加減分かりなさい。大体こういう事は男性からする者です。」

"カバッ" "姫! 好きです〜! "

「知ってます!バカ! 始めて何ですから優しくしなさい。」

"姫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜"






「おはよう!素晴らし朝だ!まさに出陣に相応しい!さぁ出発だ!皆!雄叫びを挙げろ!」

"ウオォォォォォォ〜"


「将軍!結局女王陛下はお見送りに出られませんでしたな。」

「ムフフそりゃ姫様はお疲れナンだよ!」

「左様ですか?」

「左様ですです!」



"コンコン"

「姫様お召し替えの仕度を・・・」

"ひっ姫様〜!"


「騒ぐでない!早く着替えを・・・」

「しっしかし衛兵を・・・」

「馬鹿な事を申すでない!私から求めたのです。ただ向こうの体力を考えなかったのは失敗でした正直言って起きあがれません。早く手を貸しなさい。」

「はっはい!」

「しかし姫様万が一の事も考えて頂きませんと?」

「勿論バッチリ危険日を狙って抱かれたのです。」

"ひっ姫様何と!"

「万が一、二郎将軍になにか不幸が合ったとしても、二人の間に子が居てくれれば奴隷上がりの戦士達は決して私を裏切らないでしょう。」


二郎さん私は自分と国の事を優先する嫌な女なんですよ、せめて私に出来る事は貴方にこの体を差し上げる事くらいしか出来ません。二郎さんどうか無事に帰って来て。・・・









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