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助けてギルマス

 「初めまして私がこの街で奴隷商の頭を勤めております、バシーレと申します。」

「初めまして二郎です。よろしく。」

「二郎さん先ず今回の取引に着きましてそちらに居るカルーさんと、話させて貰いました。

はっきり言って値段の折り合いが付かなかったと云うのが結論です。」

"ガーン"

お高いとは思っていたけど流石に姫様値段パネェ!

「すいません。二郎さん、まさか此処まで多いとは思ってませんでした。」

ん?多い?何が?


「其処でご相談がございます。私共奴隷商人は今ある問題を抱えております。その件を解決して頂ければ残りの奴隷は無償で開放致します。」

???「え~と、取りあえず分かる様に話して貰えますか?」

「ええ。実はこの街の奴隷を狙って賊が暗躍しているのですよ。その賊共を処理して頂きたいのです。」

「盗賊退治なら街の守兵なり冒険者ギルドに依頼すれば良いんじゃない?」

「フンッ!あの様な役立たず共まったく話にならないのですよ!」


「二郎さん先ずは買えるだけ買ってからバシーレさんの話を決めましょう。

失礼ですが今ここで決められる話ではありません。」

「そうね!それが良いかもね!バシーレさん、すいませんが1回話を整理するためにも1度仲間内で話させて貰えないでしょうか。」

「分かりました。しかし商品と云う物は生物故、何時までも留め置く事は出来ません。そこの所のをお忘れなく。」


何がなんだか分からない?話が食い違ってる、とりあえず整理して話をしないと。

「皆!先ずは何か食い違ってる話を整理・・・」


「頭!とりあえず状況を見極める為にも情報を集めましょう。」

「そうですね。私も商人仲間に話を聞いてきます。二郎さんお手数をお掛けしますが、傭兵隊長としてギルドに行って頂けますか?」


「え~と、はい。」




参ったな〜行ってと言われりぁ行くけどさ!聞きたい事が分かんないのに一体何を聞けって云うのさ!

ギルドハウス、ギルドハウスっと・・・ココ?

何か凄げ〜ボロいんですけど。


「すいませ〜ん、誰か居ませんか〜?」

「は〜い、はい!はい!ただ今参ります!すいません、お待たせしました。ご依頼ですか?」

「いえ〜依頼では無いんですが、ご相談が在りまして。」

「そうですか、あっ!申し遅れました私、等ギルドを預かるギルマスのクルーガーと申します。」

「あぁご丁寧にどうも、私は東の氏族ロバ村ゴンサレスの子二郎と申します。」

「ほう!あなたが二郎さん。まぁ立話も何ですし、此方にどうぞ。」

「失礼します。」



「成る程、まぁ大体の話は分かりました。」

「ウソッ!正直話した俺が判って無いのに!」

「勿論、全てが分かった訳では無いんですよ。ただ今この街で起きている事と照らし合わすとある程度は、分かります。」


「それで分かった事って。」

「少し長くなってもよろしいですか?」

「はい!お願いします。」


「そうですね先ずは、この街の成り立ちから始めますか。」


うん。本当に糞長い頼んどいて何だが、チョ〜眠い。ただ何となくは分かった。要は調子に乗った奴隷商人がこの街を中ば占領してる事でギルドと上手くい云ってないと、後、問題の盗賊は奴隷商を襲って奴隷開放をしてると・・・良い奴じゃん、ただ問題は奴隷開放の頭領がこの前滅びた小王国の偉いさんで最終目標が奴隷にされた姫様救出か・・・アカン、もろに被ってる。


「特に姫様を救う騎士と云うのがまた庶民には大変ウケてまして、まぁこの街に奴隷商に味方する奴等はいないと言った所です。」


「そうですか。所で私共がこの依頼を受ける際、ギルドを通して契約しても大丈夫ですか?」

「えっ!受ける積もりですか?」

「正直乗り気はしませんが、此方にも事情が在りまして。」

「失礼ですが二郎さんの噂はお聞きしてます。」

「うわ〜また悪い噂ですか?」

「イエイエ、ギルドにはギルド間の情報網がございます。それによって二郎さんが何を目指して旅を続けてるのかはご理解してる積もりです。」

"はい!そこ!"

「其所をはっきり聞かせて下さい。お願いします。」

「えっ?え〜と二郎さんは同胞を奴隷から開放する為に旅されて居ると聞いてますが?」


はぁ?はぁ、あぁ!あ〜成る程。それか皆と話が噛み合わない原因は、まったく皆おっちょこちょいさんなんだから!

「嫌〜それって一寸と云うか大部話が違っちゃってますね。」

「そうなんですか!」

「そうなんです!実際はかくかくしかじかな感じです!」

「うわ〜気持ち良いくらいすれ違いましたね!」

「まったく困った者です。まぁ勘違いも晴れたしこれにて一件落着です!アッハッハッ」

「嫌々、二郎さんそれまったく解決してませんよ!」

"ハァッハッハッハア?"


「二郎さんの結婚問題にせよ奴隷開放するにせよ何ら解決してません。それ処かこの話バレたらより面倒臭い事に成りかねません。なんせこの件に関して結構な人間が動いてますからね。」

「嫌だな〜脅かさないで下さいよ〜。」

「嫌々マジで!」

"ゴクッ、"

「下手したら二郎さんガチで袋叩きじゃない?」

"ガクガク ブルブル"

「アタイが一体何したってのさ!」

「急にキャラ変えられたって無理ですし、二郎さんは善くも悪くも目立ちますからね。」


"・・・上等だよ"

「だったらその奴隷開放とやらをキッチリ殺ってその上で姫様もゲットして殺るぜ!

なので、ギルマス助けて〜!」


「助けるってどうやって?」

「とりあえず仕事を受けて奴隷開放プラス姫様開放、俺袋叩きに為らない、そんな策をお願いします。」

「無理でしょう。そんな都合の良い話・・・しかし、やるなら騙すしか無い。」

「騙すって?」

「上手くいくか分からないけど、契約の書類を誤魔化す・・・」


"マジ!"



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