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初陣2

・・・ボウズ・・・起きろ・・・おら目〜覚ませ。

・・・・う〜ん・・・あとちょっと〜すぐ起きるから〜・・・


このガキ、気ぃを失ってるのかと思えば寝ぼけてやがる!

おら起きろクソガキ!

ポカッ!

イタッ!

「んも〜なんだよ、いきなり!」

「いきなりじゃねえ!何時までも戦場でひっくり返ってるもんじゃねぇ!」

?戦場?

あぁそうだ俺の初陣だ・・・俺の大活躍で確か大勝利を挙げる・・・アレ?何か忘れてるような・・・

「坊主目は覚めたか?どっか痛くないか?」

「え〜と・・・イタッ! 頭めっちゃ痛い。」

「ど〜れ? オッ!でっかいたん瘤ができてるな。

ま〜気にするようなもんじゃねぇな。それともトドメいるか?」

「いらね。」

「所でお前の下敷きになってるゴブリンはお前が殺ったのか?」

「トーゼン!」

「そか!そりゃ目出度い。よ〜殺った。そしたら捕れるもの全部ひっぺがせ。」

「とりあえず胴丸外して後は籠手とすね当てと槍ってとこか。」

「お前自分で着れるか?」

「フッ ムリ!」

「ナニ威張ってんだ。ほれ着せてやっからこっちこい。」

「は〜い!」

「そういう時は素直なんだな。ほれ出来たぞ!」


ウオー俺格好いい!


「ありがと。」


"ガキ共集まれ〜!"

「ほれ!集合だ!行った行った。」

「ハ〜イ!」

「アッ!坊主待て!大事な物忘れてるぞ!」

「大事な物?」

「ほら、ゴブリンの心臓、これ忘れて村に帰ったら大目玉喰らうぞ!」

心臓?

「心臓なんてナニに使うの?」

「オメェ何も知らねんだな。天日干しすっと石っころ見たいに固くなるんだ。そおいうのを魔石って言って行商にくる商人が物と交換していくんだ。」

「へ〜そんなん初めて聞いた。」

「お前が人の話聞いてないだけだろう。」

「知りませんな〜?」

「おめぇ大人の話きちんと聞かねぇタイプだな!この手の話しは、戦の前にさんざんっぱらしてるはずだ!」

「???」

「ふ〜もういい、ほれ!腰袋に入れて、これでよしっと、さっさと集合場所に行け!)

「ありがとおっちゃん。」

「ど阿呆!俺はまだ18だ!ふざけた事ぬかすと首もぐぞ!」

"ギャ〜!"


あ〜驚いた、

あのおっさんマジで刀抜きやがった。

まったく我が部族は皆んなして沸点が低いんだから・・・ん?


「お〜い、こっちだ!早くこ〜い、二郎〜!」


お〜!兄ちゃんだ〜。


「太郎兄ちゃんお待たせ〜」

「お〜二郎生きてたか〜良かった良かった。

振り回してたハンマーが当たった時は死んだかと思ったよ。」


ん?・・・この頭の瘤は・・・

"オマエか〜!"

「何してくれてんだ!コラ!ハゲたらどおすんだ!このやろう!」

「まあ落ち着け。」

「落ち着けだ!出来るかボケ!落ち着くのはオマエの死骸見下ろしてからで十分た!」

「まあ真面目な話だ。オマエあんな風に周りも視ずに突っ込んで行ったら簡単に死ぬぞ!」

"グッ!"

「まあ兄ちゃんとしては二郎にその事を知っておいてほしかったんだな!」

「あ〜まあ確かにちょっとテンションあがっちゃったけど・・・初陣だし・・・」

「戦場出たら初陣も何も関係無い!敵はそんな事気にしちゃくれないぞ。」

「・・・うん。」

「分かってくれたらそれでいい。」

うん?

「でも俺が倒れた後は何してたの?」

「 そりゃ戦ってだぞ!」

「戦いの後は?」

「そりゃ戦利品あさってたさ。」

・・・「助けろよ!」

「テヘ。忘れてた。」

この野郎〜"ハァ、"

「もういいや、怒るだけアホらしい。」

「うん!分かってくれたか弟よ。」

「兄ちゃんがこういう人だって事が良く分かったよ。」

「そっか!良かった良かった、じゃあ後片付け始めようか!」

う〜ん周りを見ても結構片付いてる見たいだけど

「片付けってナニするの。」

「あぁ、子供でも出来るお仕事だ、まぁついといで。」


「さぁついたぞ。」

ここって怪我人が寝てるだけじゃん。

「兄ちゃん暴れてる人押さえんのか?」

「バーカ。暴れてる大人子供の力で押さえられるもんか。」

「じゃあナニするのさ?」

「まぁ見てな。」


「トドメ要りませんか〜。トドメ刺しますよ〜。」

「お〜いコッチ頼む。痛くて無理だ。」

「ハ〜イ。」

「お疲れ様でした。」

「おう!ありがとよ。」

"ザクッ!"

「っとまぁこんな感じだ!」

あ〜何となくそんな気はしてたけどやっぱりか。

「兄ちゃんこの人達治んないの?」

「そりゃ神官様でも入りゃあ魔法でパパッてなもんだけど?」

「神官様いないの?」

「当たり前だろ。神官様は神殿に入るから神官様なんだ!戦場に来たら戦士になっちまう。」

「あ〜う〜分かったような解からんような?」

「下らん事言って無いで殺るぞ。皆我慢して待ってるんだから!」

「うん。」


「トドメ要りませんか。トドメ刺します。」

「コッチ頼む〜。」

「ハ〜イ、今行きま〜す。」

うわー痛そう。腹腸出ちゃてるじゃん。

「ハァハァ?オッ坊主トドメ初めてか?」

「はい!」

「ハアハアハア、そんなに緊張しなくて大丈夫だ。ただな中途半端に殺るとキツいから思い切りやってくれ。」

「はい!」


"スパッ!"

"ビュー。"


「二郎はこういう時本当ためらいナイナ!」

"ウワッ!"

「兄ちゃん見てたの?」

「まあな、二郎がドジったら俺が代わりに殺ろうと思ってさ、まったく問題なかったけど。さぁサクサク殺ってさっさと終わしてお家に帰ろう!」


"オ〜!"






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