2/3
ヒグマ駆除に苦情殺到に思ふ
先日、登山者を襲ったであろうヒグマ親子を駆除した斜里町や隣接する羅臼町の町役場に苦情が殺到しているとのニュースを目にしました。同様のことは秋田県において住民を襲ったツキノワグマを駆除した際も起きた出来事です。秋田県では県議会で議員からこの件に関した質問が出た際、佐竹県知事は次のように応えていました。
「次にそのような苦情が来たら私の所によこしなさい」と。そして
「駆除したのが赦せない、じゃあ、今度事故が起きたらお宅のところに送るから住所を教えなさい!」と。
大体そのような内容でありました。
わたくしはその際、その意見にいたく賛同したことをよく覚えています。今回、北海道がどのように対応しているのかは寡聞にして存じ上げないのですがわたくしが道知事ならば同様の意見を道議会で述べるでしょうし、記者会見を開きもするでしょう。なぜならば北海道はわたくしの故郷ですから。
では、人間にとって危険な生物との関係は如何にすればよいのか、次回はそれについての愚見を述べてみたいと思います。
ご覧いただけまして有難うございました。
では、また。