表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/75

第三部・第五篇「響きの誓い」

場所:灯の夢層の奥、誓いの広場「響きの環庭」

天候:微震、光の環、声の粒子が舞う

記録者:グラナータ

同行者:響きの舟の乗組員+灯守+芽吹いた声たち+象徴の花たち


響きの環庭

この庭は、響きが誓いとなる場所。

語りの断片、夢の粒子、沈黙の余白──

それらが環となって庭を囲み、

声が響きとして生きることを祈る。

誓いの環:庭の中心に浮かぶ光の環。声の粒子が集まり、誓いの震えを放つ。

響きの石碑:第三部の記録が刻まれた石。灯の夢、共鳴の断章、反射の記憶が彫られている。

祈りの花床:象徴の花が咲く床。誓いの言葉を受けて、色が変化する。

沈黙の座:語られなかった声が座る場所。誓いの儀式を静かに見守る。



儀礼歌《響きの誓い》

形式:五節+終章(環の囁き)

歌い手:ヴィオーラ+兎子+フォス+ノクス+ダリア+灯守+象徴の声たち


第一節:環の震え

光の環が震える

語られた声が集まり

誓いの震えとなる


第二節:記録の石

石に刻まれた記憶

灯の夢、声の交差

その断章が

誓いの礎となる


第三節:花床の祈り

花が咲き

誓いの言葉を受ける

その色は

次の季節の兆し


第四節:沈黙の座

語られなかった声が

静かに見守る

その沈黙が

誓いを深める


第五節:響きの誓い

わたしたちは

響きとして生きることを誓う

語りではなく

震えとして

その誓いが

次の章を呼ぶ


終章:環の囁き(全員)

(囁き)

ふう…ふう…

響け、声よ

語られずとも

名を持たずとも

震えとして、生きよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ