再誕章・第七節《庭を編む者たち》
記録者:グラナータ(庭の芯を抱く者)
詩編者:ダリア(種の言葉を紡ぐ者)
旋律の継ぎ手:兎子(芽吹きの声を聴く者)
庭の守り手:名もなき者(震えの記憶係)
七つの種の植え場所と意味
灯の種《残響》星の泉のほとり/灯が揺らぎ、夜空に詩が浮かぶ
風の種《迷い》庭の入り口/風が優しく吹き、迷いが道になる
声の種《誓い》中央の石碑の根元/石碑が震え、誓いの言葉が浮かび上がる
記憶の種《雫》水の小径/水面に記憶の映像が揺らぎ、過去が語られる
夢の種《揺らぎ》月影の丘/丘が光を帯び、夢の旋律が響く
詩の種《未完》灯糸の樹の根元/樹が新たな枝を伸ばし、未完の詩が芽吹く
願いの種《還る》庭の中心/庭全体が震え、風・水・星がひとつに繋がる
詩《庭の再誕》
七つの種を 庭に還す
灯は揺れ 風は語り
水は記憶を映し
詩は芽吹く
わたしは 庭を編む者
願いの続きを 土に託し
震えの声を 風に乗せる
この庭は わたしの願い
そして あなたの記憶
庭の変容
• 星の泉が夜空と繋がり、願いの詩が空に浮かぶ
• 水の小径が記憶の流れとなり、過去と未来が交差する
• 灯糸の樹が新たな枝を伸ばし、“未完の詩”が芽吹く
• 庭の中心に“還る震え”が生まれ、すべてがひとつの旋律になる