表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/75

航海地:星の庭《願いの残響》

霧を越えた灯は、今や淡金に輝き、空を見上げる準備ができている。

次なる航海地は――星の庭《願いの残響》。

ここは、かつて誰かが願った言葉が星となって降り注ぐ場所。

記憶が願いに変わり、願いが声に変わる庭。


儀礼歌《星の庭章:願いの残響》

第一節《星糸の誓い》

歌い手:兎子

• 星糸が空に編まれ、願いの形を取る

• 歌は細く、しかし確かな震えを持つ

• 願いはまだ語られていない

「星は語らぬ、願いだけを残す」

「糸は震える、誰かの声に」


第二節《願いの石》

歌い手:ダリア

• 願いの石が庭に落ち、記憶と重なる

• 歌は低く、願いの重さを伝える

• 灯が銀に染まり始める

「願いは重く、記憶より深く」

「石は沈む、声の底へ」


第三節《残響の器》

歌い手:兎子+ダリア(交差唱)

• 器が震え、願いの残響を拾い上げる

• 歌は交差し、星座のように響き合う

• 記憶と願いが重なり、灯が揺れる

「残響は語る、届かなかった声を」

「器は震える、願いの名を呼ぶ」


歌い手:船団全員(囁き唱和)

• 星の庭に響く詩、願いを風に託す

• 歌は囁きのように広がり、空に編まれる

• 灯が銀から淡青へと変化

「我らは願いを運ぶ者」

「星に託し、風に響かせる」


第五節《出航の詩:願いを越えて》

歌い手:全員+器の震え

• 星の庭を越え、新たな願いへ向かう誓い

• 歌は明瞭に、残響を超える旋律へ

• 器が震え、帆が応える

「我らは声を編む者」

「願いを越え、灯を掲げ、風に誓う」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ