表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢の異世界転生記  作者: haruko
第一章
10/26

家庭教師/決意sideランス

 一週間後、今日は家庭教師の先生が来る日だ。昨日は楽しみで全然眠れなかった。


「フレイヤ、降りて来なさい」


 お父様の声が聞こえる。

 行ってみるとそこには、長い髪をポニーテールのように結んだメガネをかけた男性がいた。


「はじめまして、ローズ伯爵家の三男ランス・ローズ・リルと申します」


「はじめまして、アルビナス侯爵家の長女フレイヤ・アルビナスと申します」


「・・・・」


「どうかされました?」


「いえっ!お辞儀(力一テンシー)があまりにも素晴らしかったので驚いてしまいました」


 良かった、特訓の成果が出ているようだ。何気に家族以外の人に見せるのは初めてだったから緊張してしまった。


「ゴホンッ」

「では、今後の予定の説明を致します。まず、護身術はまだ行いませんが、体力作りのため毎日朝と夜に腕立て、腹筋、背筋を20回づつやって頂き、出来そうなら数を増やしてもらいます。あと、毎日一キロ程足って頂きます。これも出来そうなら増やして頂いて構いません」


 いきなりハードだな、しかも何でもないように言ってるよ。()()の令嬢には絶対無理だと思う。


「次に座学、これは毎日三時間程行います。そして、ある程度知識が身に付いたら魔法の実践に入っていくという形でよろしいですか?」


「はい。全然大丈夫なんですけど、先生は一日三時間も大丈夫なんですか?行き帰りの時間もあるのに」


「ご心配には及びません。行き帰りは転移魔法を使用しますので」 


 えっ、転移魔法って結構貴重だったような・・・


「そわなら良いのですが・・・・」


「では、早速勉強を始めましょうか」


「はいっ!」


***


「では、早速勉強を始めましょうか」


この時、私は思い出していた。

侯爵様との会話を・・・・


***


 家庭教師の話が来た時は驚いた。別に家庭教師を頼まれること自体はよくある。だが、アルビナス侯爵家の長女は傲慢で勉強嫌いという話はよく聞いていたので、自ら勉強を志願したと聞いた時はもの凄く疑った。


 だが、王国でも力のあるアルビナス侯爵家の誘いを分家が断れるはずがない。一応受けることにした。


 侯爵様にお教えする内容を聞いたとき、更に衝撃を受けた。


「えっ、護身術?」


 確かにお教えすることはできるが・・・・。


「あぁ、万が一という場合もあるしな」


 アルビナス侯爵家は〈武の象徴〉とも言われており、専属の騎士団を持っている数少ない貴族だ。それ故、辺境地も治めているのだが「アルビナス騎士団が出るだけで戦局が変わる」と言われる程強い。


公爵家などもいるにも関わらず、発言力が強いのもこのためだ。だから、護衛騎士も当然強い。それなのに普通、貴族の令嬢にここまでの訓練するか?貴族の孑息と同じくらいの訓練量だ。


「ですが、ここまでする必要はないのでは?」


「あの子はいつも何かに怯えている。私達には隠しているが・・・・。だから、私達の出来る精一杯をあの子に施してやりたいんだ」 


***


「先生、どうかなされました?」


「すみません、少し考え事をしておりました」


いや、考えても仕方がない。私にできることはは侯爵様のご期待に応え、フレイヤ様のために頑張るだけだ。

面白いなと思ったら読んでいただけるとうれしいです!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ