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紅い唇で君は言った  作者: 永遠 さくら
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別れの空

本田 涼は最近はじめた電子タバコを吸いながら、ベランダの手すりによりかかり街に沈む紅い夕陽をぼんりと眺めていた。

『別れましょう?』

 彼女であった水木 華の紅い唇がそう言ったのは、昨日の事だった。

 彼女の誕生日に奮発して予約したレストランで、付き合いはじめて8年目、プロポーズをしようと指輪を渡そうとした時だった。

 いつ渡そうかとドキドキしていた心臓が、今度は止まるかと思った。彼女がいったい何を言っているのか、最初、理解出来なかった。

『ごめんね、私……、会社の同僚の安田君に1週間前、突然、プロポーズされて、受けたの。もう、年だし、貴方とこのままずるずる付き合うのに不安だったから。……分かって』

 そう、彼女は言い訳するようにまくしたてて、立ち上がった。

『……さようなら』

 紅い唇は、残酷な言葉を残して、彼女は逃げるようにレストランから出ていった。

 何が、『わかって』なのか。

 異国の言葉のように理解できなかった。

 ただ、好奇心と同情の混じった沢山の目が、彼をみつめていた。

 その場にいる事に耐えられなくなって、頭はまだ彼女の言葉がリフレインしているが、支払いをすませ、出入口のドアを開けた。

 開けた瞬間、冷たい空気と共にはらはらと降りはじめた雪が彼の頬にあたった。

 その時、やっと自分がプロポーズしようとした彼女に振られた事が、現実であると理解した。

 見上げた空は、灰色にぼやけてみえた。

 冒頭のシーン、電子タバコだと何だかカッコつかないかなーとおもいつつ。

 でも、電子タバコもカッコイイ吸い方あるかな?


 久しぶりに書いたつたない文章でお見苦しいですが、連鎖予定ですので、これから、良くなっていくと思うので、お付き合いいだけたら幸いです。

 

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