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〜異世界物語〜  作者: 林の森
始まりの町編
8/8

8話 安息の時間

今回は一人語りしてます。

短いです。

この宿の名前は『憩いの宿』と言うらしい。大昔からある大樹を伐採し建てられたとシルヴァさんが教えてくれた。なかなかに落ち着きのある雰囲気のある宿だ。


この宿の女将さんはフレネさんという方で、可愛らしい耳をつけた兎の獣人族だと教えてくれた。しばらく宿の内装の説明をしてくれて、その後部屋に案内してもらった。


案内してもらった部屋の中は、一人暮らしの人には丁度良い広さで机や椅子、白のシーツのベット、それに洋服のかける棚など、生活する上で必要なものは大分揃っていた。余談だけどベット色は部屋ごとに違うらしい。


ここで「あれ?1つ大切な物がなくない?」 って思った方!その心配は要らないんです!はい!(誰に話してるんだろ笑)実は、絶景を見ることが出来る大きな温泉があるんです!

部屋にお風呂がついてない理由は他にもあるんですけど、1つは部屋のスペースを少しでも広く使ってもらう為だとか…

勿論、個人用のシャワースペースも完備してあります。


お風呂の後は、御夕食を頂きました。今日のメニューはシチューでした。名前は…忘れました。近くの森で狩ってきた新鮮な動物のお肉と自家栽培しているお野菜?を使っていて、とてもクリーミーで、食べた瞬間に口の中に広がる甘みが最高でした。

という訳で…今はベット上で寝ころんでいるんだけれども、本当に色々あった1日だったと思う。いや、マジで。


謎の占い師さん?にいきなり異世界に飛ばされて、軍人に捕まって、この世界の歴史について教えてもらってさ。今何気にスルーしたけど、あの占い師マジで何者なんだろ…それに、シルヴァさんに教えてもらった言い伝えが本当なのだとしたら今結構やばい状況だと思う。だから少しでも、少しでも強くならないといけない。(大事なことなので2回言いました)なのに魔法適正皆無とか本当にやばいと思う。生き残させる気感じねーよ(笑)だから、アリシアとパーティを組めて本当に良かったって思ってる。


彼女、アリシアは《魔力武装》が使えるらしく戦いにおいてはとても頼りにしている。それに努力家で気遣いも出来て、こんな子とパーティを組めて良かった〜!今度剣術を教えてもらおうかなー

あと、すごく気になっていたけど何故アリシアは俺の事を()()()()()ような言動をしたんだろってこと。その後は「知らないわ」って言っていたし、ただの思いすごしなんだろうか?


それにしても濃い一日だった。本当に。


明日からは冒険者として生活が始まる。


初めての冒険に、初めてのパーティ活動。


どんな魔物がいるんだろ〜楽しみだな〜


こんなドキドキワクワクで寝られるだろうか。


…これからどんな冒険が待っているのか、全く全然これっぽっちも想像出来ないけど、これだけは分かる。


最高に楽しい。そして、一生の宝物になるような冒険が始まるってこと!


これからたくさんの人に出会って、たくさん話して、まだまだ知らない世界を知ることになるんだろうな…。でも、来たからには全力で楽しもうと思う。


なんかいい感じにまとまったかな?笑

ってことでそろそろ寝ようかな…。


おやすみ…



あれ?そういえば…冒険者証貰ってなくない…?

武器とか、なんも買ってなくない…?

…………

………

……

…。


うん。寝よう。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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次回もお楽しみに!

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