何故こうなった?
俺は病院にいた。
俺の横には涙を流している家族がいた…
俺は目を閉じた…
俺の横でピーという機械音がした…
俺は死んだのだ。
何故だろうか死んだはずなのに意識がある。
恐る恐る目を開けた。
俺の目には大きな空が広がっていた…
「………」
「あれ?俺死んだよな」
俺は体をお越し辺りを見渡した。
周りに広がっていたのはどこまでも続いていそうな野原だった。
「ここが天国なのか?」
俺はそう思ったが一瞬にして否定された。
俺の目の前に熊らしき生物が現れこちらをにらんでいる。獲物を狙う目だ。
俺は昔、給料の高いバイトとして動物園で危険な動物の餌やりを一年間やったことがあった。
その時に危険な動物達がしていた目と同じ目を
していた。
その様なことを思い出していると熊らしき生物が襲いかかって来た。
しかし俺は逃げずに仁王立ちをして構えた。
もし相手が熊ならば鼻を殴れば怯むはずとどこかで覚えた知識を思い出したのだ。
熊らしき生物が突進をしてきた。
俺は拳を握りしめ突進してくる熊らしき生物の鼻を目掛けてパンチを決めた。
自分にも衝撃が来ることをわかっていて殴ったが衝撃がほとんど来ない。
その上、熊らしき生物の顔が凹み倒れていた。
「……」
「これ俺がやったんだよな…」
俺は空を見上げた。
俺は死んだのだはずだ。
いや、死んだはずだった。
何故こうなったはわからない。
でも今、生きているのならば…
俺は生き抜くために…
初めまして黒猪野端です。
私自身初めて小説家になろうに投稿したので緊張していますがより良い作品が作れる様に頑張りたいと思います。
これからよろしくお願いいたします。