2019/05/12 サーバのバックアップ手順を確立した
Linux マシン群とは別に、我が家にはネットワークストレージとして FreeNAS が鎮座しています。まあ、何年か前に作った物という事もあり、容量的には寂しい感じがする今日この頃なのですが。ひとまずサーバ予定のデスクトップマシンをバックアップする程度の空き容量はあります。
という訳で、ArchLinux + ZFS のシステムから FreeNAS (正体は FreeBSD + ZFS)へ、ZFS データ送受信機能を利用してバックアップという事を試してみました。割と素直に、すんなりと行きましたね〜!ふっふっふ。
むしろマシン間の ssh 接続を設定する方に時間を取られました。普通は OpenSSH というパッケージを使うんですけど、当たり前に普通を選択するんじゃ詰まらない。そこで、軽量で有名な Dropbear というものを導入して、認証はパスワードではなくて鍵認証にして、公開鍵のコピーもネットワーク経由の手順を模索して、暗号方式もRSAではなくて最近注目の楕円曲線暗号にして、それを ArchLinux 同士の接続と ArchLinux→FreeNAS の接続の2通りに対して確立して。
一つ一つはそれほど大した話題ではないっていうか、今時は極普通の選択だと思うんですが。この上で更に ZFS データ送受信やら、その為に必要になった sudo コマンドの細かい設定やら。全部一つ一つ調べながらやってたらそれなりの手間になってしまいました。
とりあえずの目標はサーバのバックアップだったから、それを達成するだけならほんの1〜2時間だったはずなんですけどねぇ。なんだかんだで1週間かけてしまいました。
いやまあ勉強になったし楽しかったから良いんですけども。振り返ると、どうしてこうなった感がありますなぁ。まぁいつもの事か。