2019/03/27 人柱とはこういう事か
酷い目に遭いました…
いえね、ArchLinux + ZFS + Xfce で再生している古いノートパソコンですが。
ArchLinuxはローリングリリースと言って、ノベツマクナシいつもいつも小さなバージョンアップを繰り返しています。要するにWindows10と同様。それで、え〜と先々週でしたか、バージョンアップしたんですよ。バージョンアップと言うか、グレードアップと言うか。
即死。
ブートアップの一番最初、カーネル起動時に、パニックを起こしたようです… 何度やっても同じ。
こんな事もあろうかと、しっかり動く事を確認している古いバージョンで、ZFSの特徴の一つであるスナップショットを撮っていて、そちらから起動する設定をしておいたのでした。慌てず騒がずそこから起動…しない!やっぱりカーネル起動時にパニックを起こす!!なんて事だ…
仲間に愚痴ったらマザボが逝っちゃったんじゃない?と、他人事だと思ってからかうように言ってくれちゃいます。
結局、最初からインストールやり直しました。そうしたら問題無く動きました。そしてグレードアップと同時に即死した理由も、古いバージョンのスナップショットを巻き込んでパニックを起こした理由も、大体見当が付きました。
前者は私のミスが原因でしたが、後者はねぇ… ブートローダgrubでZFSを直接読む設定にしていたんですが、その時の起動オプションの誤りだったと思われるんです。ですけどね、何と言うか、そこんとこの解説記事がロクに無いんですよ。本家のマニュアルにもチラッと見たくらいじゃ見当たらなかったんです。目を皿のようにしてリファレンスマニュアルを熟読すれば見つかったのかも知れないけど、そんな事やってられません…
技術の最先端と言えば聞こえは良いですけども。その実、世間様の需要も無ければ供給も無いって事で、自分でやってみて失敗しなきゃわからない事ばかりです。なにせぐぐってみればトップにヒットするのは自分の記事ですから。どうなってるんですか一体。人柱とはこういう事か…