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佐藤浩志の普通とはほど遠い日常  作者: はるのいと
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第五章 「僕がスケベで何が悪いっ!」

ロールスロイス・ファントム――。

新車価格は5000万円を超える、セレブ御用達の超高級車である。

僕のような庶民には手が出せないどころか、一生乗車することもないだろう。

だが現在その高級車に、僕はニヒルな笑みを浮かべながら乗車していた。

隣には(かしこ)まった様子の壇さんと、天真爛漫にはしゃぐ徹男の姿がある。

 

ふん、全くもって子供だな……。

 

それにしてもコイツはどんだけ金持ちなんだ?

この分だと家のほうも相当なもんだろう。

ということはお食事の方も……。

僕は窓から見える景色を眺めながら、再度ニヒルに微笑んだ。


30分程の楽しいドライブを経て、僕らは黒柳邸に到着した。

予想通り……いいや、予想した以上に徹男の家は凄まじい豪邸だった。

綺麗に刈り込まれた芝生が広大な敷地内を覆い尽くし、

その中央には大理石の噴水が美しい水しぶきをあげている。

そしてその先にはまるで宮殿ような超豪邸が、強烈なオーラを放ちながら佇んでいた。


「……お前の親父はアラブ人でターバンを巻いてたりするのか?」


「うん?」


徹男は可愛らしく小首をかしげてみせた。

どうやら僕の高等なギャグが伝わらなかったようだ。


「……入り口の門からここまで200メートルはあったわよ」


壇さんは車から降りると宮殿の如き超豪邸を、溜め息を漏らしながら見上げた。

すると重厚な扉がゆっくりと開き始める。

そして中からはモーニングコートに、身を包んだ白髪の紳士が微笑みながら現れた。

えっ! ヒデじい?


「お帰りなさいませ、お坊ちゃま」


「ただいま」


徹男はヒデじいに、慣れた手つきで鞄を渡した。

テレビなのでよく見る光景だが、実際に目の当たりにしたのは初めてだ。


「はじめまして。こちらで執事長を務めております、荒木と申します」


荒木執事長は僕と壇さんに深々と頭を下げた。

その優雅な身のこなしは、流石は執事長と言った感じである。


「どうも、佐藤です」


「は、はじめしまて、だ、壇美鈴です」


壇さんは生執事にいたく興奮したらしくカミカミだった。

そんな彼女に荒木執事長は優しい微笑みを向ける。

デキるなこの爺さん……。

僕は執事長のフェミニストぶりを見て素直に感服した。


「お坊ちゃま、徹子(・・)様がお部屋でお待ちです」


「うん、分った」


「徹子様って、お袋か?」


「うん。母様に紹介するから二人とも一緒に来て」


僕の問いかけに徹男は相変わらず微笑みながら答えた。

それにしても黒柳徹子って……。

普通さあ、黒柳って苗字だったらその名前は絶対にチョイスしないでしょ。

隣では恐らく僕と同じことを考えているであろう壇さんが、必死に噴き出すのを堪えていた。なんとも不謹慎な美少女である。




広いホールを通り抜け、長い廊下をひたすら歩くと、 木製の重厚な扉が目に入ってきた。

どうやらこの部屋に徹男の母親こと、黒柳徹子がスタンバっているようだ。

僕は隣で緊張気味の壇さんに小声でこう呟いた。


「ここがホントの ”徹子の部屋” だな」


「プフッ」


「この中に本人がいたらどうする?」


「ちょ、ちょっともう止めてよっ!」


「ルールル ♪ ルルル ♪ ルールル ♪ これで僕らもいちやく有名人の仲間入りだ」


そのようなくだらないやり取りをしていると、荒木執事長が扉に軽くノックをした。

すると中から「どうぞ」という女性の声が聞こえてくる。

それは涼やかでとても美しい声色だった。

荒木執事長がゆっくりとした動作で扉を開く。

すると部屋の中には、一人の女性が微笑みながら佇んでいた。

 

艶のある長い黒髪と、美しく輝く大きな瞳――。

真紅のドレスに身を包んだ目の前の女性は、妖艶な魅力を放っていた。

うちの愚母とはどえらい違いだ。僕は不覚にも暫しの間見とれてしまった。


「はじめまして、息子がいつもお世話になっております。母の徹子と申します」


徹子夫人は優雅に頭を下げた。

見た目もさることながら、立ち振る舞いもやはり洗練されている。

僕はそう思いつつ、壇さんと同様に会釈しながら軽い自己紹介で応えた。


やっと(・・・)会えたわ、貴方がこの子の思い人ね?」


「なぜだか知りませんが、どうやらそうみたいです」


徹子夫人の問いかけに、僕は首を傾げながら苦笑いを浮かべた。

自分が一目惚れされるようなイケメンじゃないことは、誰よりも僕自身が一番理解している。

ゆえに徹男がなぜにこの僕を選んだのか、皆目見当がつかなかったからだ。


「浩志さんは……あっ、名前で呼んでもいいかしら?」


「ええ、構いませんよ」

 

正直、自分ちょっとテレます。


「じゃあ、浩志さんは――」


「あっ、すみません。その前に一つ良いですか?」


「ええ、なにかしら」


先程(・・)から僕をお姫様抱っこしている、この女性は一体誰ですか?」


突然の出来事にツッコむのがいささか遅れたが、僕はこの部屋に足を踏み入れた瞬間からいきなり見ず知らずの女性に、お姫様のように抱きかかえられていた。

この奇妙な状況にも関わらず、驚くべきことに誰一人として、そのことについて触れる者はいなかった。

よって不本意ながら自分からツッコミを入れたしだいである。


55キロの男子高校生を、出会いがしらにいきなり抱きかかえる女性――。

僕は徹子夫人から彼女に視線を移した。

切れ長な目元にほっそりとした美しい顔立ち――。

スラリとした長身に加え短めなヘアースタイルは、宝塚歌劇団の男役トップスターを連想させる。


「あのう……そろそろ下ろしてもらっていいですか?」


「どうして? 突っ立ってるよりも楽でしょ」


「こんな僕でも羞恥心はあるんです」


姉様(・・)、ヒーちゃんを返してえ! 早く返してえっ!」


徹男が僕を抱えている女性の太腿にすがりついた。


徹華(てつか)さん、早く下ろしてあげなさいっ!」


「へーい。折角いい抱き心地だったのになあ……」


徹華と呼ばれた女性――。

恐らく徹男の姉であろう人は、不貞腐れながら僕を床に下ろした。

すると徹子夫人が慌ててこちらに駆け寄ってくる。


「怖かったでしょ、大丈夫だった? 浩志さん」


「ええ、大丈夫で――」


僕の言葉は徹子夫人の優しい抱擁(ほうよう)でかき消された。

顔面が彼女の柔らかい胸(推定85のEカップ)に埋もれる。

むにゅむにゅむにゅ……わざとでしょ? 

って言いたくなるほどに、徹子夫人は自身の胸をグイグイと押し付けてくる。

ああ、たとえここで死んだとしても悔いはない……いや、違う違うっ!

これはかなり由々しき事態である。

何故ならこのままでは僕の意に反して、下半身の野郎が反応してしまうからだ。

 

周りには学園のアイドル、壇美鈴。なぜだか僕に惚の字の男の娘、黒柳徹男。

そしてその姉、黒柳徹華。加えてダンディーな紳士、荒木執事長。

この面子のまえで下半身が元気になるのはご法度だ。

一刻も早く打開策を……そうだっ! 取りあえず、他のことを考えて気を紛らわそう。

 

南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ――。

つまらないしがらみに振り回されている人間は愚かだ、ということを表した一休宗純の言葉である。

彼は僧侶でありながら仏教の菩薩戒で禁じられていた、飲酒・肉食や女犯を行っていた。

それにしても僧侶が女人とヤリまくりとは、とんだ生臭坊主もいたもんだ。

恐らく相当な数の女性たちの胸に、顔を埋めてきたことだろう。

本当いつの時代も男というものは、女の胸が大好きだということだ……。

ダ、ダメだ、一休宗純という破戒僧のくだりから入ったのにも関わらず、結局は女性の胸の話に戻ってしまった。


「母様オッパイくっつけすぎっ、早くヒーちゃんから離れてっ!」

 

ナイス、徹男っ! だが深層心理的にはバッドだっ!


「あら、私としたことが……ごめんなさいね、浩志さん」


「いいえ、慣れてますから」

 

慣れてるわけねえ! 

女性の胸に顔を埋めたことなど、うちのババアにベッドロックを決められたとき以来だ。


「ふうん、そんなこと言っといて本当はギンギンのカッチカチに、なってるんじゃないのっ! ねえ?」


「さあ、興味ないですから」


徹華さんの問いかけに壇さんは冷めた表情で答えた。

それにしてもギンギンのカッチカチとは……。

本日2度目ですが正直、自分ちょっとテレます。

そんな僕をよそに徹華さんは腕時計に目を向けた。


「あっ、ヤバッ! もうこんな時間じゃん。そろそろ大学に行かなきゃ」


彼女はそう言うと僕に顔をむけてきた。

そしてニヤリと微笑むと、足早にこっちに近付いてくる。

も、もしやまたお姫様抱っこか? 

僕は嫌な予感を胸に2~3歩後退した。


「逃げちゃ、いーやーだあー」


徹華さんはそう言って急速に接近してくると、 僕に抱きつき耳元に吐息を吹きかけてきた。

あっ、そこはダメっ……自分、恥ずかしながら耳が弱いっす。


「年頃の男子高校生に、そういうことを気軽にするのは如何なものかと……」


百合系フェロモン満載の美女に抱きしめられながら、微かな抵抗を試みる。

だが僕の意見など全く耳に入っていないかのように、彼女はさらに耳もとでこう囁いた。


「今日は忙しいから無理だけど、今度会う時は私の体を自由にさせてア・ゲ・ル。言っとくけど私の胸は母様(あのひと)よりも大きくて柔らかいわよ。楽しみにしといてね」


卑猥な言葉を耳もとで伝えると、徹華さんは僕の体から素早く離れた。


「ですからそういう軽はずみな言動は――」


「それでは母様、行ってまいります。またね、ヒロちゃん」


この女、全く人の話聞いてねえ……。

僕はそんな彼女の背中を眺めながら、次の再開を心の底から楽しみにしている自分に気づいた。

そして同時に自分はかなりのエロガッパだった、とうことにも図らずも気付かされたのだった……。

いいや、正直に懺悔しよう。そんなことはとうの昔から気付いていたことだ。

ここはハッキリとしといたほうが、後々のためにもなるのであえて言うが、僕はドスケベだ。

しかもムッツリ系だった……なんか、すみません。




あの姉にしてこの弟――。

どうやら血というのは争えないようだ。

まあ、我が佐藤家も人の家庭のことは、とやかく言える立場ではないのだが……。

そしてやはり1番の強烈なキャラであったのは黒柳徹子さんだ。

彼女は部屋をあとにしようとする僕に、手招きをしながら声をかけてきた。

何だろう? と思いながら、徹子夫人に近づくと彼女は小声でこう伝えてきたのだ。


「徹華なんてまだまだ子供ですよ。女は三十路から、浩志さんならお分かりになるわよね?」


「そ、そうですね」


「今度二人きりでお茶でもどう?」


「あっ、い、いいですね」

 

いいのか? ねえ? ほんとにいいのか? 浩志よ。


「約束よ、浩志さん……」


徹子夫人はそう言って艶やかな唇を軽く上げる。

魅惑力半端じゃねえ……。

僕が心底そう思っていると、背中に鋭い視線を感じた。

振り返ると、そこには冷めた表情の徹男と能面の如き顔をした壇さんの姿があった。

二人にこの腑抜けた面を見られるとは……浩志、一生の不覚ですっ!


「ヒーちゃん、早くおいでっ!」


「あっ、それじゃお母さん、これで失礼します」


僕は徹男に手を引かれながら徹子さんの部屋をあとにした。

これが、いまからおよそ10分前に起こった出来事である。


現在、僕らは徹男の乙女ティックな部屋で紅茶を御馳走になっていた。

テーブルに目を向けると、イギリスなどのアフターヌーンティーでよく見かける、ケーキスタンドが置かれている。

その中には果物がたっぷりのタルトや、ミルフィーユなどのケーキ類が沢山入っていた。


「鼻の下伸ばしちゃって……嫌らしい」


「誰が鼻の下を伸ばしてたって?」


「徹っちゃんも見てたよねえ? このドスケベ親父が嫌らしい顔してたの」


壇さんの問いかけに、徹男は頬を膨らませながら何度も頷いた。


「ドスケベは認めるが親父はやめろ」


「年上女たちに弄ばれちゃって……恰好わるっ!」


それにしても、今日は随分と絡んで来るなあ……。

うん? もしやこれはラブコメなどでよく見かける、乙女の可愛い嫉妬というやつなのだろうか。

僕はそう思いながら目の前の美少女に視線を合せる。

そこには唇を尖らせ、眉間に皺を寄せている壇さんの姿があった……。

間違いない、彼女はいま嫉妬の炎メラメラなのだ。

参ったなあ……学園のアイドルがこの僕に嫉妬とは――。


「もしかして私が嫉妬の炎メラメラなんて、考えてるんじゃないでしょうね?」

 

思考を読まれたっ! もしや彼女はエスパーか?

 

「一体どれだけ寅さん級の勘違いを繰り返せば気が済むわけ? なんなら以前の勘違いのことも含めて、学園中に事の真相を触れ回ってもいいのよ、私はっ!」


ふん、そう出てくるか。それならこっちにも考えがある。

壇美鈴よ、あとで吠え面をかくなよっ!

僕はそう心の中で呟くと、静かに土下座の体勢へと移った。

そしてすかさず壇さんのローファーへと、ゆっくりと唇を近づけてゆく。


「ち、ちょっと何やってんのよっ!」


土下舐(どげな)めだ」


「はあっ? なによそれ?」


「土下座+靴舐めという古来からある高等な謝罪の一つだ」


「……分った、前言撤回。だからそんな愚行は金輪際止めなさいっ!いいわねっ?」


「はーい」

ふん、他愛もない。誰が本気で靴なんぞ舐めるか。

いくらヤリまくりの小悪魔女子校生とはいえ、僕のへりくだり戦法には流石に引いたようだ。

まあ、正直言うと彼女の靴なら舐めてもいいかな、と一瞬心が動いたのは事実だ。

だがそれは良識ある学園のアイドルの優しさで、図らずも回避された。

相変わらず、ほんとお優しいことで……。


それにしても男の子は母親似が多いと聞いたことがあるが、コイツはあまり母親似じゃないなあ。

僕は美鈴と同様に楽しげに、ケーキを口に運ぶ徹男を静かに見つめた。ということは父親似か?

そうなるとコイツの親父は、かなりのイケメンということになるな……。

 

なにを隠そう僕はイケメンが大嫌いだ。(一人の幼馴染を省いては)

理由は単純明快、苦労しなくても女性にモテるからだ。

要するに男のみっともない(ひが)み根性である。

 

因みに僕はよく愚母に似てると言われる。

ハッキリ言ってこれ以上ないほどの屈辱的な発言だ。

だが認めたくはないが、確かに愚母と僕はかなり似ていた。

そのことについては神様がもし存在するのなら、是非一言モノ申したい。

僕がそんなことをボンヤリと考えてると、徹男が声をかけてきた。


「ひーちゃん、これ見てえ」


「おおっ、懐かしい」


徹男が僕に見せてきたのは昔流行った、アニメのキャラクターがプリントされたコインだった。

僕も小さい頃にかなりハマって集めていた記憶がある。

そう言えば確かこれはかなりのレア物だったはずだ。


「なにか思い出さない?」


「そう言えば僕も小さい頃に集めてたけど……それがどうしたんだ?」


「ううん、なんでもない」


徹男はそう言って少し悲しげな表情を浮かべた。

ヤツにしてはとても珍しい仕草であった為か僕は正直ドキッとした。

とはいえ相手は驚くべきキャラの男の娘だ。

普通このうえない平民が気に病むこともないだろう。




その後は予定通り黒柳邸で夕食を頂いた。

予想通り高級フレンチが僕の胃袋を優しく満たしてくれる。

隣では壇さんが至福の表情を浮かべていた。

 

一方、僕の向かいではドヤ顔で淡々と食事を続けている、徹男の姿がある。

いつもと違うヤツの雰囲気に加え、明らかにおかしな点がもう一つあった。

それは徹男の胸が異常に膨らんでいるということである。

恐らく服の中に風船的なものでも忍ばせているのだろう。

面倒なのでツッコミを入れなかったのは言うまでもない。


夕食の時間になってもは徹華さんが帰宅することはなかった。

べつに期待していたわけではないのでたいして落胆はしなかった……。

いいや、ここは正直に言おう ”カムバック、徹華っ!”

食事の最中、なんどこう叫んでいたか分らない。




帰りは先ほどのファントムが、僕らを自宅まで送り届けてくれた。

至れり尽くせりとはまさにこのことをいうのだろう、僕は心の底からそう思った。

さて現実に戻るか、僕は自宅のしょぼいドアに手をかける。

ガチャ、ガチャガチャ……カギがかけられている。


溜め息を漏らしながらポケットからカギを取り出す。

カギは開いた。だがドアはほんの少しだけしか開かない。

理由はいたって簡単である。チェーンがかかっているのだ。

僕は再度溜め息を漏らしながら隙間から家の中を覗きこむ。


「おーい、チェーンを外してくれっ!」


だが待てどくらせど中からの返事はない。

ふと足元に目を向けると、一枚のメモ書きがあることに気付く。

拾い上げるとそこには達筆な文字でこう(つづ)られていた。


昼間かけてきた電話……あのいきなりの暴言に母は大変傷つきました。

よって今晩は外で反省してください。因みにこれは全て貴方の為です。

母は心を鬼してこの選択を選びました。

貴方も肉体的に辛いでしょうが、母も心が引き裂かれるように苦しいということを――。


我慢できずに、途中でメモ書きを握りつぶした。

虐待だ、これは明らかに虐待だ。あのババア……。

明日こそは絶対に児童相談所に駆け込んでやる。

僕はそう思いながら、24間営業のコンビニへと歩みを進めた。

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