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愛の行き着く先
草原に白馬が駆ける。そこには二つの人影が見えた。公主は王宮暮らしを捨てて沮渠に単身で乗り込み、妻にしろと烏達に詰め寄ったのだ。
「愛しいお前が何もかも捨てて俺に着いてきてくれた……」
「私はあなたの夢を叶えただけよ」
二人は顔を近づけると馬上で口づけを交わした。
楽好公主出宮
沮渠王成為左夫人
受惠于孩子
幸福了
沮渠王的死后
成為了王太后
很好地輔助了又若王
楽好公主は王宮を出た
沮渠王の左夫人となる
子宝に恵まれて
幸せになった
沮渠王の死後
若い王をよく補佐した
華陽夫人は病を得た身体で大昌にある楽好公主の墓にやってきた。深々と頭を下げると彼女が亡くなってからの長い間の話をした。




