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偽りの力で真実を  作者: pinfu
ファントムブラッド(嘘)
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1-59 二人の時間の始まり


「姉さん、ひさしぶり。会いたかったよ!」

「ハル、私も会いたかったわ!」


 野外の試合会場へ行く途中、ハルは久しぶりに会えた姉さんと楽しそうに会話していた。


「えーと、どうして帝と会うんだったかなぁ?」

「なんだったかしらね。行けば分かると思うわ……」

「そうだね、姉さん。早く行こう!」

「うふふ、そうしましょう」


 少し前のとても元気そうな晴彦がそこには存在していた。

 存在しないはずの存在も。

 少し前と変わらずに……。


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