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1-39 どこかで聞いた顛末
高層ビルを一望できる場所で、さとり、瑠璃、晴彦は二人の帰りを待っていた。
戻って来る姿が見えた時、喜びの歓声が上がる。
「帝……今までも隠れてこういうことをしていたの?」
瑠璃が思いつめたような感じで話した。
「好きでやっている分けでは無いがな」
瑠璃が帝に抱きつ……帝は避けた。
「もう! ちょっとだけ心配してあげたのに!」
帝の顔が燃えている様な気がした。
帝は村雨を楓に投げつけ、言い放った。
「強情な女、最後の仕事だ」
楓は村雨を鞘に入れ、居合いの構えをする。
「機械なんて大っ嫌いだ!!!」
ビルは真っ二つに斬られていた。




