1-17 またまたまた戦闘考察
まず最初に目に付いたのは中央にある四角い形でテーブル上が緑の机だ。
他にはさとりが言っていた機械人形が面をつけてその隣に立っていた。
そして女の子がいた。
身長は俺より少し低く髪は肩くらいまで。
そして顔は綺麗だ。ブスかもしれない。だがこれだけはわかった。
仮面は付けていない!俺も成長したものだ、うんうん。
「馬鹿なこと考えてないで、相手を確認しましょう」
姉さんには何もかもお見通しだな。
――名前・神楽瑠璃 能力・トランプ ランク・CCDDC――
「バランスタイプだけどすべての能力が高いわね。楓とさとりよりも戦闘力は高そう、しかも何か特殊な技もありそうね。カジノテーブルとディーラー? が気になるけど、まさかギャンブルで戦うのかしら? あまり凶悪そうな犯罪者には見えないわね。でも女は怖いのよ気をつけてね」
馬鹿な俺の変わりに姉さんが解説してくれる。
ギャンブルで戦うなら大歓迎だ、負けたことが無い。
次に起こることが分かっているのだから当たり前だが。
相手はずいぶん前から準備万端のようだ。
ただ一つ。
「神無月……。神の力を信じない異端の一族がAランクの創造主とは皮肉なものね……」
と呟いていたのが引っかかったが。
俺は自分の家が嫌いで小さい頃から自分の家とは思っていない。しかし生きていく為、ご飯の為にはあまり偉そうな事は言えない。
「マモナクシアイヲハジメマス」
「カイシセンマデ、サガッテクダサイ」
「ショウブ……ハジメ!」




