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第1話

「おーい!セナー そろそろ帰ろー!」

「わかったー!」

私は走ってお父さんのところに行く

そして、手を繋いで一緒に帰る

「おかえりなさいあなた、セナ」


私はオーガの夫婦の間に生まれた女の子だ。

この村はオーガの村で同じ年に産まれた子も沢山いる

だけど、私は他の子たちとは違った

両親いわく、私は何十年、何百年に一人しか産まれない オーガの上位種 "鬼人"

とのことだ。


「ご飯できたよー」

「はーい」


まぁ実際のところ、両親がどうとかそう言うのはどうでもいいし、気にしたこともないし

事実、育ててくれたのは両親だからそこまでコンプレックスに思ってなかった。


「いただきます」

「いただきます」

「どうぞ召し上がれ」


そして食べ終わりその日は寝床についた

明日もまた今日みたいな、ごく普通の生活を送るそう思っていた。


その日は何かが違った

いつもと同じはずなのに、何か嫌な感じがした

その時のその感じを表す言葉をその時セナはまだ知らなかった


午前中はいつも通り過ごした。母親に勉強を教えてもらい、小等学科の受験の準備をする。そして昼からはいつもの場所で待ち合わせをして友達と遊ぶ。

そして家に帰った。


そこまでは良かった

だけど家に着くと一目で分かった


"嫌な予感は的中した"


家の前に人が立っていた 鎧を着込んだ人が人が

その人はお父さんと話していた


「お父さん...この人だれ?」

「セナ...おかえり。 お父さんこの人と少し話があるから中に入ってなさ...」

「我々は初めから鬼人の娘をこちらに渡すように言っていた。これは魔王に背く違反行為だ。だからわざわざ―"最終忠告"にきてやったのだ!」


その人は最終忠告の言葉を強調してい言った気がした。それ以前に私を渡すように言っていた?何を言ってるんだこの人は。私はそんなことを言われた覚えはない。なんで行かなくてはならないのか?

そのような疑問が出てきた


「そんなの私もらってないよ。 ね、お父さん。」


お父さんは黙った

なんで なんで答えてくれないの? 私には来てないでしょ? ねぇ そう答えてよ ねぇ!


「ごめん。どうしてもセナに言い出せなかった。」

「どうして...? 家族隠し事はなしって決めたじゃん!どうして...」

「ごめん。本当にごめん。」


鎧を着た人が不意に言った

「さぁ、そろそろ決めてもらおうか。貴様らはどうするんだ。」


お父さんは私に問いかけてきた


「セナは、行きたいか?」

「んーん。私はずっとお父さんとお母さんと一緒にいるの!」

「そうか、ありがとう。 ということだもうひいてくれ。」


少し黙った後にその人は口を開いた


「それが貴様らの選択なのだな。後悔するなよ。」


そう言ってその人は去っていった


後々聞くとあの人は魔王軍の人だったらしい。今回のことでもう来ないだろう とお父さんは言っていた。


そして昨日と同じご飯を食べて、寝床に入る。

あぁ 嫌な感じはもうしない。そう感じた。いや、そう感じたかった。


その日の夜、私の村は魔王軍に攻撃された。


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