表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

シングルマザー

 夫に愛人がいて、別れてから、私はシングルマザーとなった、養育費はもらっているが、夫との事や、子供の行動にヤキモキする日々、苛立つ事も増え、もう抑えきれなくなっている

 

 いつか手が出てしまうかも…手は出なくとも、言葉の暴力は出てしまうことがある、2人だけの世界、今も震える体を布団で隠し、衝動を抑えている


くまをつくり、バサバサの伸び放題の髪

お洒落なんていつからしていないのだろう


「もう、疲れた」


カフェが目にはいった


「のんびりとコーヒー飲みたいなぁ

でも、この子いるし...一言聞いてだめならしかたないかぁ」


カラン


「すみません、小さい子供がいるんですけど、入ってもよろしいですか?」


マスターに目を向けると


『あ〜ちょっとまっててもらえるかなぁ』


なんか意外な言葉


「あっはい!」


裏に入って行くマスター


しばらくすると


『お待たせしました、じゃあ隣りにドアがもう一つあったでしょ、そっちから入ってもらっていいかな』


「はい」


ドアを閉め、隣を見ると2メートル先にドアがあった、


「あれ?さっきあったかなあ?

気が付かなかっただけかなぁ?」


ドアを開けると、年配の女性と、若い青年がいて、『今カフェを利用されるお客様にサービスで託児をしてるんですよ』と声をかけられた、『無料でやってますのでどうですか?』


「無料なんて、いいんですか? ご迷惑じゃないでしょうか」


『いいんですよ〜

子供達と遊ぶのが何よりの楽しみなのよ』


『あと、もしよかったらなんですが、私は美容の学校に行ってまして、よろしければ髪のお手入れと、お化粧させていただけませんか?』


「えっ?」


『あっ料金はかかりませんのでご安心下さい、まだ、料金をいただくほどの技術はありませんので、いかがですか?』


「お願いしてもいいのでしょうか?」


『私達は歓迎しますよ』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ