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赤井少女部隊  作者: 天天ちゃそ
-1章《スタートライン前》
6/12

経過

私が意識を取り出したのは、それから10分がたった後だったようだ。

未来がかけた蘇生魔法によって、無理やり私の意識は現実に引き戻された。


「──ゲフッ、ゲフッ、げふ、げっ!」

「そ、空姉!」


涙を流しながら私の胸に手を当てる未来が映る。

何か言っているようにも見える。

口の動く速さから、なにか必死さが伺える。なんて言ってるんだろう。


言葉を返そうと、ゆっくり口を開く。


「………?」


上手く発音できない。

思えば、喉が焼けるように熱い。何故か痛みはない。


「空、喋ろうとしないで。回復が万全じゃないの」


反対には王原とお姉ちゃんがいた。


「王原、空の容態、どう見える?」

「未来ちゃんの魔法でだいぶ良くなってる。ちぎれた神経もそろそろ治りそうだし、あとは回復継続しながら様子見だネ」


冷静に診断を下す王原を見て、今の自分の状況を理解した。

上空から襲ってきた異形獣に潰されたんだ。よく見ると、周辺一帯の木々が切り倒されている。敵の姿も見えないし、多分未来が暴走してやっちゃったんだろう。


魔法のおかげか、時間が経つにつれ体が楽になるのを感じる。

耳の調子も戻ってきた頃だった。


「空、痛みはある?」


お姉ちゃんからの質問に、できる限りの力で横に首を振る。

自分ですら疑問に思うほど、痛みはなかった。


「王原、これは?」

「うん。例の薬……抑圧剤のおかげで痛覚の麻痺と、強制的な覚醒が促されてる。まだ効果が生きてるネ。

未来ちゃん、蘇生魔法を治癒魔法に切りかえて。これ以上蘇生魔法を使ったら抑圧剤が反応して機能が活性化するから、過剰回復になっちゃう」

「分かったのです……!」


王原の指示と同時に、未来が魔法を切り替える。

それと同時に、身体に温かさが戻る。体温、脈が正常に戻っていくのが分かる。


「呼吸器系は粗方治ったみたいね。空、喋れる?」

「う、う"ん」


辛うじて喉から出た声は小さく、掠れた声だった。

しかし、意識は回復している。


「回復は万全とは行かずとも……って感じか。あと数分魔法掛けたら移動できそうネ」

「よかっ……た」


歪む視界と混濁した意識。不意に右フックを側頭部に貰ったような状態。痛みはないとは言え、中々堪えるものがある。


「にしても、まさか飛翔型がいたとは、予想外だネ」

「うん、抑圧剤の副作用もあっただろうけど、私たちの注意が足りなすぎた」


飛翔型。

異形獣の一種で、比較的軽く小さな体躯だが、マナを飛行能力を持つ翼に変換する特性を持つ。

それに加え、マナの乱れを隠蔽する種族特性も持っているため、マナの乱れによる感知がしづらい。


移動に気を取られすぎて、敵の襲来に気がつけなかった。

私が原因だ。


自分の不出来さに嫌気がさす。無い歯を食いしばり、臍を噛む私の顔は、片目から溢れた涙で濡れていた。






数分後、私の傷は完治した。


「フゥ、一安心だネ。バイタル、意識状態、その他諸々の観察項目に異常なし。もう動いてもイイヨ」


王原の判断を聞き、安静に務めるため瞑っていた目を開く。

先程までなかった体の各部位が、まるで何事も無かったかのようにあった。


「ちゃんと動く……良かった」


しかし、安心するのはあとだ。

私が今やるべき事は、仲間への謝罪。薬のせいだなんて言い訳はしない。


ひたすらに謝ろう。

そう決めて、すっと正座を構えて土下座しようとし────


「空姉ぇええええぇぇぇぇ!」

「グエッ!」


下腹部に高速で突っ込んでくる未来の衝撃。

一瞬意識が飛びそうになる。


逝きそうな意識を何とか保ち、未来を体から剥がす。

しかし剥がれない。ていうか苦しい。


「み、ら、い……どうした、の?」

「うわあああああん!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!

全部ワタシのせいなのですぅ!」


予想外の返答に頭が余計困惑する。

マズイ苦しすぎて酸素が身体に回らない。


「なっ、なんでそんなこと、いうの……?」

「ワタシが……ワタシがあの時止めてたら……空姉はこんな事にわああぁぁぁぁあ!」

「ない!そんな事ないから!まず離して!!!」

「はッ!」


思いがけず心配した相手を殺しかけていた未来は、気づくとさらに顔を真っ青にして超高速で私から離れた。


「ごめんなさいごめんなさい!ほんとぅにごめんなさい!」

「いい……いいよ。それより、なんで未来が悪いことになってるの?」

「だって……だって、空姉が薬を使おうとした時、止められなかったから……」


赤く火照った顔はぐちゃぐちゃで、涙と鼻水でベトベトになっていた。

しかし、顔を拭くにもハンカチは持っていない。


どうしようとアタフタしていると、王原がすっとハンカチを差し出してくれた。


「未来ちゃんに言うべきこと、あるんでしょ?」


ドンッ、と背中を押され前に出る。王原は察してるんだろう。

普通なら、謝るべき場面だ。だけど、今するべきは謝罪じゃない。


未来の顔をタオルで軽く拭い、視線を合わせるため少し屈む。


「未来、私のために色々考えててくれたんだよね?ありがとう」


こんな時まで私のことを考えてくれていた。そんな可愛くて、愛らしくて、愛おしい妹を抱きしめる。

いつもお姉ちゃんがやってくれていた、ありがとうを表現するに一番ふさわしい行動。


「だから、今度からは未来の言うこと、ちゃんと聞く。もう未来を心配させないように、もっと自分を大事にするよ」


多分未来は、私が自分を顧みないでなんにでも突っ込んでいくのが不安だったんだろう。

無鉄砲さは、時に勇敢で、時に無謀。私は私だけのものじゃないんだ。


「そう……そうなのです!空姉はいつも考え無しに突っ込んでいくから!もっと自分を大事するのです!」

「あはは……ごめんね。次からは気をつけるよ」


そうしてこの場は収まり、一同は落ち着きを取り戻した。


「一件落着って感じだネ」

「そうね。空も未来も、ホントお人好しなんだから」

「そう言う姉さんは、どうなの?この状況」

「……」

「……そう。なら、良かったヨ」






◇◆◇◆◇◆







「今回の件は空だけのせいじゃない。未来の感知にも反応はなかったし、作戦の遅れもあって、みんな焦ってると思うの。

でも、命あっての作戦。リスクはできるだけ避けて移動する。いいわね?」

「ボクも今まで以上に気を引き締めるとするヨ」

「ワタシも、これ以上みんなを傷つけさせたりしないのです!」


お姉ちゃんの統率により、みんなの意識が固まる。

そこからは安全を第一に素早い移動を心がけた。


何度か異形獣に遭遇することがあったが、それ以上に不思議な存在を見た事があった。

それは、全長50mほどの大型の異形獣を確認し、遠回りを考えながら移動している時のことだ。


「あれって、もしかして人?」


異形獣と対峙する、人型の生命体を確認した。


「異界人だネ」

「あれが異界人?初めて見た」


王原が答える。


アルビノが如き白い肌に、横長の耳、白銀になびく髪が美しかった。

日光に反射する姿は、あるはずのない翼が背中にあるかのように、絵本で見た天使を連想させる。


見た身から察するに、性別は女なのだろうか。関節や骨格の構造がそれっぽかった。

単独で行動し、服も民族的な装いだったが、決して地球文明にも劣らないものだった。


「人間とそんなに変わりないんだね」

「見た目だけはネ。アレを人間と同列に扱っちゃダメだよ」

「どういうこと?」

「見てればわかるヨ」


私たちは異形獣の観察も混じえて、様子を見ることにした。

異界人は目の前に対峙する異形獣から逃げる様子も見せず、むしろ交戦の体勢を取っている。


始まりの合図は訪れる。


「グルルルルルル……」


異形獣の放射口から光が溢れる。恐らく光線でも出すのだろう。

私たちは未来が貼った防御魔法で安全を確保していたが、異界人は特に動く素振りを見せない。


なんだかこっちがドキドキしてくる。


「まぁまぁ、落ち着いて空ちゃん」

「いや、だってもうそろそろ……」


おそらく数秒後、チャージが完了する。

あれが放射されれば、未来の防御魔法ですら完璧には防ぎきれない。それを防御手段もない異界人がどう防ぐのだろうか?


「GRAAAAA!」


めちゃくちゃネイティブな咆哮と共に光線は放たれた。

あまりの眩しさに思わず目を閉じてしまう。


しかし、音がない。大地を割り、天を裂く光線が発射されたと言うのに、それに追随する影響が全く現れない。

何か恐怖を感じる。


「空ちゃん、大丈夫だから目開けなよ」


肩を叩かれる。


「王原……異界人達はどうなって───」


その瞬間まで、緊張は最上級に高まっていた。

自分の胸の鼓動が痛いほど高鳴るのが分かる。自分のことではないにしても、誰かが目の前で死ぬという経験は少ないし、もう見たくもない。


例え、異界人だとしても、だ。


しかし、私の心配は杞憂だったと知る。


目の前の光景が、私の発言権を奪った。

先程まで雄叫びをあげ唸っていた異形の怪物の頭部が、異界人の前に転がり落ちていた。


「え、な、な?」

「ね?言ったでしょ。アレを人間と同じと思っちゃダメだヨ」


王原の面には冷や汗が垂れている。いつも余裕そうでおふざけばかりしているコイツとは思えない表情。

私も固唾を飲み、その場から離れるまで息をする事はしなかった。


あの時の衝撃はずっと頭に残っている。


私たちは異界人に見つからないよう息を殺して遠回りを決行した。

戦うなど自殺行為だ。それこそ、アレに見つかるくらいなら、夜をもう一度過ごした方が100倍マシだと思うほどに。







異界時間での20時42分24秒。私たちは誰一人欠けることなく、富嶽さん宅に到着した。


「たはー!疲れたネ。もうクタクタってレベルじゃないよ!」

「大幅な時間オーバーだったけど、運が良かったわね。まさか異形獣が軒並み倒されてるなんて」

「異界人様様だネ♪」


ふへへと不気味な笑いを浮かべる王原を尻目に、私は身震いしていた。もしアレに見つかっていたら、私はどうなっていたのだろう。

私が目を閉じたあの一瞬で、何が起きたのだろう。恐怖は頭にこびり着くばかりで、思考は一色に染められたままだ。


思い返してみると、一瞬目が合った気がする。異形獣を倒し、その頭を踏みにじる奴らの髪の間から見えた、黒紅の瞳。

見てはならない禁忌を見てしまったような気がして、考えれば考えるほどに寒気がする。


「そんなに思い詰めたってなんにもならないヨ。別に死んだわけじゃないでしょ?」

「王原……。だって、見つかってたら私たち……」

「見つかってたら、なんて話してたらキリがないヨ。こうして無事にたどりつけたんだし、結果オーライってやつじゃない?

それより、今は目の前の目的に集中しよーよ」


それもそうだね、と心の中で返答する。

私たちの目の前にそびえるのは、The お屋敷といった感じの建物だった。


「というか、これ本当に家なの?ちょっと大きすぎない?」

「大きさ的には旅館くらいあるよネ。もしかしたら、森で迷った異界人を泊めてあげる役割とかあるのかも?」

「やめてよ怖いから!」


言えることはとにかくデカいと言うこと。それこそ王原の言う通り、誰かを迎え入れ、宿泊させる施設のような感じがしなくもない。


だか、それならこんな森の奥に建てる必要性を感じない。もしかしたら、昼間の異界人のように森に迷い込んだ人用なのかもしれないが。


「それでも進むしかないわ。未来、空、建物の中から生命反応は?」

「それが、さっきから探してるのですが、マナの流れが不安定で、感知魔法が働かなのです」

「私の方も、建物内に反射する音が雑音ばっかりで、何が何やら分かりゃしないわ。

いくつか心音っぽいのも聞こえるけど、不自然なくらい早かったり、遅かったりして……なんと言うか不気味」

「怪しさ満点の助だネ」


私と未来の推察を合わせた結果、生命反応は20を超えた。これは笑い事ではない。

富嶽さんの事を事前に調べて分かったこととして、彼は家族や身内が居ない。

原因は不明だが、親戚共々行方不明らしく、それ以上は情報がなかった。つまり、この中にいるのが富嶽さんの知り合いかつ、地球人である可能性は低い。

ついては異界人の待ち伏せ……富嶽さんが異界人側という可能性が濃厚になってきているのだ。


「いやいや、別に中にいるのが異界人とは限らないでしょ。富嶽さんだって元より地球人なんだしさ、同族の情けで移住民の保護とかしてくれてる可能性もあるかもヨ?」

「同族の情けって……それが一番いいんだけどね」

「物は試しってやつさ!てことで、空ちゃん行ってみよう!」

「え、私!?ちょっと私には難しいんじゃ?」

「大丈夫大丈夫!いざとなったら助けるし、空ちゃんなら何とかなるヨ!」


あまり大声では言えないが、ここは未来とかが無難な気もする。だって私弱いし。


というか毎回私に話振ってくるあたり嫌がらせなのか?とすら思える。本気で殴りたい。


「空姉、良ければワタシが行くのですよ?」

「あ、あぁ……いや、私が行くから大丈夫」


そう言われると逆に頼みづらい。

察してくれた妹の気持ちだけを貰って、恐る恐る扉に近づく。


バカ正直に正面から行く必要なくない?など何とか言い訳を考えようともしたが、全部王原に笑われる未来が見えたので諦めは着いている。


横にスライドする式の手動扉。意外と古風な作りだなと思っていた矢先、インターホンが取り付けられているのを見つける。

変な現代味を感じながら、ゆっくりボタンを押す。


ピンポーン


「ハイハイ、どなたどなた?」


電話2コール分の間隔で帰ってきた反応。

施設の通信記録で聞いた声と同じ、若い男の人の声。間違えるはずがない。


緊張を抑えながら話しかける。


「も、もしもし!夜分遅くから失礼しかまつります!」

「ん?その声はもしかして地球人かい?」

「そう、そうです!地球から参りました!」

「へ〜!珍しいね。そっち大変でしょ。アイツらから話は聞いてるよ」


アイツら、というのは恐らく異界人だろう。

地球に残っている富嶽さんとの通信記録は、確認できるものに限り二年前を最後に途絶えていた。


地球から異界への通信経路及びインフラは全て1930年に異界人によって消しされたので、その後に連絡を取るのは不可能。

つまり消去法で異界人という事になる。


「そ、そうなんですね!ご迷惑おかけしておりますっ!(?)」

「別に大丈夫だよ。研究に支障はなかったし、アイツらも地球との交信絶つの結構渋ってたしね。多分その事について話に来たんでしょ?」

「そうです!そうなんですよ!話が早くて助かります!」

「ウンウン。んじゃ、立ち話もなんだし上がってよ。君たちもここまで来るのに大変だっただろうしね。鍵、開けておくからさ」


思ったよりトントン拍子に話は進んだ。

カチャッと鍵が開く音がし、ひとりでに扉が開いた。


「うわ、自動式だったんだ」

「雰囲気的にそうでしょ」

「そんな雰囲気知らないわよ!」

「はいはい、二人ともそこまでにして」


パンパンと手を叩き、お姉ちゃんが作戦を確認する。


「今から中に入るけど、空、未来は引き続き警戒を怠らないで。王原と私が後ろを注視するから、背中は任せなさい。本番はここから、失敗は許されないわよ」


緊張が再来し、張り詰めた空気が場を支配する。

冗談を言っている時間はもうおしまい、と言わんばかりに続けるお姉ちゃんは少し震えているようにも見えた。

私もつられて身震いする。


「だけど、悪いことばかりじゃないわ。幸い富嶽さんは表面上こちらに協力的、了承の上帰還してくれる可能性もあるわ。あんまり深刻にならないように!」

「「了解!」」

「それと、空」

「う、え?」

「あんまり緊張しない事。背負い過ぎない事。言ってくれたでしょ?私を信じてくれるって。

それに、私だけじゃない。王原だって、未来だっているの。独りじゃないってこと、忘れないでね」

「う、うん!」


そうだ。私は独りじゃないんだ。

みんなと力を合わせれば、どんな事だって成せるんだ。もう、覚悟は決まった。


「よし。総員、行くわよ」


こうして、私は踏みだした。

これが、理想の未来への一歩だと、信じて疑わないで。






◆◇◆◇◆◇◆◇





お屋敷の中はやはり古風な感じだった。

壺や動物の模型などが置いてあったが、私には価値が分からないものばかりだ。


廊下も長くて、踏み込むと板が軋む音がする。


「ふぇぇ……なんか怖いのです」

「未来ちゃん意外と怖がりだからネ。でも安心してよ。材質とか傷の経過年数から見て、この家最近作られたものっぽいし、幽霊とかは大丈夫そうだヨ」

「分かるものなのね」

「それなりに、だけどネ。空ちゃんは意外とそういうの大丈夫なんだ」


未来が意外と怖がり、なのに私が怖がりなことに一切疑いがないことが気になるが、それはさて置いて。

確かに不気味だ。家に入ってから、入る前まで聞こえていた雑音が一気に無くなった。


富嶽さんと思わしき音はまだ聞こえない。それどころか、この屋敷に人がいるような音が何もない。


「空、何か聞こえる?」

「全然。なんか変だよ」

「まさか、嵌められたとかないでしょうね?」

「ま、まさか」

「ハハッ!君たち考えすぎだよ。ボクそこまで考えてないもん!!」

「アハハハハ!そうですよ……ね?うん??」


自然すぎて気づけなかった。

会話の節々に感じることの出来なかった違和感が横にいた。

白い研究衣に身を包んだ、細身でメガネの若い男。


「だっ、誰?」


その男は、本の片手間にナチュラルに会話に入り込み、私たちの後ろを歩いていた。


「あ、ドウモドウモ。はるばる遠方からようこそお越しいただきました。俺こそが、異界研究家の富嶽 哲(フガク テツ)です。以後、お見知り置きを」






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