黒幕登場
殺人ロボットの討伐依頼を出した、ロブソル王がきた。
「感謝する。
君たちがいなかったら、被害はどれだけになったかわからない。
報奨は、1人につき金貨一袋と我が城へ招待させてもらうこととしよう。
何か希望があれば、できる限りかなえよう」
「ありがとうございます。
戦いが続いたので、みんな疲れも出てくるころだし、
お言葉に甘えて休ませていただきます」
自動運転の車にのり、機械都市マシンについた。
当たり一面工場だらけだ。
道行くものは、人ではなくロボットしか見当たらない。
豪華な作りの城に案内された。
少し変ったイスに
「座ってください」といわれた。
みんなが座るとイスが、たちまちに変形して、首・胴体・手首・足首を拘束された。
狼城が「何をするんだ」と叫ぶ。
奥の部屋から大量のロボットが出てきた。
ロブソル王が
「実は、私が黒幕だ。
私が思う完璧なロボットとは、自分自身で物事を考えるロボットだ。
しかし、私が作ったロボットは、あらかじめプログラムしたことしかできない。
人間は自分で考えれる。
そこでだ。君たちのような優秀な頭脳をロボットの中に入れる。
そうすると、完璧なロボットが作れるというわけだ」
と、ほくそえんだ。
力をいれるが拘束機はびくともしない。
一歩一歩ロボットが近づいてくる。
チェーンソ-が近づくきわどい所で、
甘里の能力、<サイコキネス>でイスを倒して回避した。
1体、2体・・・とチェーンソ-をサイコキネスで操り倒すも、
チェーンソ-が俺の頭を切ろうとしている。
その瞬間、ニョッキと俺の体から手が生えチェーンソ-を無手取りした。
俺の体から、天使の美磨が出てきた。
狼城、剣上がチェーンソ-に切られ、死にそうになっていた。
植物が俺の体から出て来て、ロボットを縛りあげた。
美磨が拘束イスを全員分、壊した。
ロボットに爆発するように、イメージした雷を投げつける。
連鎖してロボットが爆発する。
爆発しかけたロボットがこっちにきた。
そのロボットが
「道連れだ」と、俺を拘束してくる。
それに気が付き、皆が助けようとしたが、間に合わない・・・
俺もろとも、爆発した。
皆が「ハヤテ」と悲痛な声をあげた。
皆が、死んだと思った時
煙から人影が見える。
「ハヤテ・・・」
「まったく心臓に悪いじゅあない」
「何ともないなら何ともないと言ってよ」と甘里が理不尽な事を言う。
剣上は涙を必死に隠している。
狼城は驚き過ぎて口を開けたまま、バシバシと俺の背中を叩いてくる。
種明かしは、爆発の瞬間に12重化して、重ねた自分を盾にしたのだ。
本来ならば5重化までだが、一瞬なら12重化も使えたのだ。
危なかった・・・
こんなところで、死ぬなんて、死んでも死にきれん。
俺たちのやり取りの間に、ロブソル王は素早く近づき、狼城を触ろうとしていた。
狼城は匂いで気づいたが、気づかないふりをしていた。
「匂いでバレバレなんだよ」
と裏拳を顎にぶち込む。
ロブソル王は地面を転がっていった。
彼が手で触った所が、ロボットの部品になっている。
「グハハハ、
私、ロブソル王様の能力は、左手に触れた生き物以外をロボットの部品にし、
右手で平均、合計10秒触れた人間をロボットにする能力だ!!
ロボットを操る能力も持っている」
「自分で様つけてる、ダッサイ」と甘里が言った。
ロブソル王は、烈火のごとく、怒りだした。
「秘密兵器をもっているからな。
せっかく、部品の一部にしてやろうと思っていたが、皆殺しだ!
みじめに殺してやる!!」
「秘密兵器って言ったら秘密の意味がないじゃん」と俺が言う。
「そうか、なら秘密兵器は、秘密だから使わないでおこう」
「使わなっかったら意味ないじゃん」と、つっこむ。
「師匠・・・確かにそうですね。」
狼城の裏拳が効きすぎたのか、急に俺のことを師匠と呼びだした。
訳が分からない。
「師匠は捕らえて部下になってもらうが、あの小娘は、私をダッサイと言った。
絶対に許さない」と自分が勝つのを信じてロブソル王は言った。
もう一言も聞きたくないわと、皆でロブソル王を袋叩きにした。
(命の危険を感じる使うか・・秘密兵器を・・・)




