第1話
初投稿です!早速王道から逃げます( ̄∇ ̄*)ゞ
「おぉ、勇者よ。魔王がこの世界を支配しようとしているのだ。倒してきてまいれ。倒したら儂の姫をやろう」
「はい!王様!絶対倒してきます!」
「まあ装備を買えるほどの金をやろう」
「ありがたき幸せ」
…という風に俺は魔王倒す旅にでた。
王女様かわいかったなぁ・・・あ、不純な動機で旅に出たわけじゃないからな?!
まあとりあえず装備買いに行くか・・・
ん・・・?
「勇者様ーーー!」
え、まって。あの姿は・・・姫?!
「私も旅に出ます!」
「だめですよ!」
「何故ですか?!」
「何故かって・・・この旅は過酷で苦しい旅になるでしょう。姫様には この国唯一の王女です。王女様が死んでしまったらこの世界は悲しみに包まれるでしょう」
「大丈夫です!私強いですから!それに勇者様が死んでしまったらこの世界に希望がなくなり、私が死ぬよりも悲しみに包まれるとおもいます!」
・・・っ!
どうしよう。何も言い返せない・・・
「いやしかし!」
「しかしではありません!絶対ついて行きますので!」
「王様に許可とってないだろ?」
「そんなのボコボコにしたら快く承諾してくれましたよ!」
「・・・」
「さて勇者様!行きましょう!」
「あぁ・・・これからどうなる事やら・・・お待ちください姫様」
「私はこれから旅仲間です!姫ではありません名前でお応えください!」
えっと・・・姫の名前は・・・
「・・・ユアリス様」
「様は必要ありません!」
「・・・ユアリス」
「はい!!!」
彼女の笑顔はとても可愛かった
…ほんの少し時が経ち
「俺…いや私の名前も名前呼びでいいですって!」
「だめです!勇者様は勇者様です!というか仲間なんですから敬語はいりません!」
「しかし・・・」
「だめです。」
「わかりまし…わかったよ。もうなんでもいいよ・・・」
「よろしくお願いしますね?」
「姫の敬語は癖ですか?」
「はい。ですから変えろって言われると大変ですね。てか敬語!」
「はいはい。じゃあ装備屋に行こうか」
「わかりました!」
…装備屋にて
ふーむこの剣いいな・・・かっこいい何ゴールドだろ10万ゴールド・・・王様に貰ったのは100万ゴールドだからいいかもな
「勇者様私この杖欲しいです!」
そうだった…ユアリスの装備も買わなくては行けないのか。ちなみにユアリスは魔法使いだ
これは何ゴールドだ・・・・・・?!?!
「150万ゴールド?!」
つい店で大声を出してしまった
「すみません!」
「もうなに叫んでるんですか!」
「すまん。てか150万ゴールドは買えないぞ」
「ええ?!武器これくらいの値段が普通ですよ?」
「まじで?」
「普通の冒険者のフル装備で200万ゴールドくらいですよ?勇者パーティなら150万ゴールドの武器くらい・・・」
「王様に100万ゴールドしか貰ってない…」
「何やってんでしょうあの王様は王なら装備の値段くらい知ってるはずでしょう・・・私もお金もありませんし・・・とりあえず勇者様。勇者様の装備買いましょう」
「いや、悪いよ」
「いや悪いよではなくて私は燃費は少し悪いですが魔法は使えます。ただ勇者様は剣がないと何も出来ないじゃないですか!」
「・・・そうだねじゃあ剣だけ買うか」
「そうですね100万ゴールド、いえ95万ゴールドの剣を買いましょう」
「なぜ5万下げたの?」
「ポーション類買うためですよ」
「なるほど」
ユアリスは頭が回るなぁ。とりあえず俺は鋼の剣を手に入れた
「では道具屋に行きましょうか」
見てくださりありがとうございました!