H&K P2000
H&K P2000
ちょっと久しぶりの更新となりました。
今回取り上げるのはこちらH&KのP2000となります。ベースとなったUSPをそのままコンパクトにした外見をしており、取り回しを向上させつつ元の肉厚な感じも維持させる無骨な拳銃と言うイメージがあります。USPとP99を合体させたようにも思えるデザインのため、未来的な拳銃に見える方が居るかも知れません。装弾数は13+1発の少なめであると言われていますが、SIGのP228も同じ装弾数で且つこちらの方が多くの法執行機関や特殊部隊に採用されている事を考えれば、そこまで大きなデメリットではないと思えました。
本銃は日本警察において警視庁のSPや組織犯罪対策部などで使用されており、数少ない事例として制服警官が所持しているともされています。制服警官の所持については情報が少ない上に、ネットで唯一見つけた画像でもそれっぽいと言う形状だけで確実に本銃とは言い切れませんでした。この辺については各自の判断に委ねる事と致します。
また、本銃最大の特徴は恐らくLEMと呼ばれる発射機構であると思われます。こちら正直完全には理解仕切れていませんので、詳しい方の解説をご覧になった方が宜しいです。加えて、その機構がこれを所持する登場人物に対し有利に働くかと言うと、何とも言えません。しかし各種解説の全てを信じるのであれば、女性にも操作しやすいとの事ですので、女性キャラに持たせると強いインパクトを与えられるかも知れないです。
最後に本銃の活躍出来る状況を考えてみたいと思います。アクション系であれば似合うシーンは多そうです。ゾンビ物やパニック物だとした場合、入手ルートに苦労しそうです。ですが目の前で米軍のトラックが横転したなんて展開で一般人がP226やらM9やらを振り回すよりは少なくとも警察の公的な部署で使用されている事もあるため、現実的な中身に仕上げられるのではないでしょうか。この辺は何所までリアリティを保たせるかによると思いますので、作り手の判断によって生かすも殺すもされてしまう事でしょう。