H&K MP5
H&K MP5
長らく放置しておりました。ついにメジャーな銃の1つを取り上げようと思います。今回、少々長くなるかも知れません。
あえてFだのA5だのと付けなかったのは、状況と年代によるだろうなと判断したからです。別にA5でも良いしリアルに拘ってFを使った所で元々は同じ個体ですから、そこまで大差は無いでしょう。
そんな訳で、H&K社が誇る特殊部隊向けサブマシンガンの代名詞こと、MP5でございます。様々なバリエーションが存在し、誕生から60年を前にして未だに各国の軍隊や特殊部隊、法執行機関で幅広く活躍中です。当時としてはかなり洗練された銃だったのでしょうが、ここ最近はクリスヴェクターやMP7が知名度を上げている現状を考えると、今では保守的な部類に入るように思われます。
ゲーム・アニメ・映画・漫画・小説とメディアへの露出も非常に多く、名前を知らなくても1度ぐらいは見た事がある銃と言えるかも知れません。私的に好きな作品ですと、ダイ・ハードで主人公ことマクレーンが撃ちまくっているシーンやブラック・ホークダウンのスーパー64パイロット、デュラントがA3モデルを使い、小粒ながらも自衛用として役割を果たしている所が印象に残っています。アニメだとやはりクレヨンしんちゃんの豚のヒヅメ、温泉わくわく大決戦が頭に浮かびます。劇場版逮捕しちゃうぞ、でも実銃と今は懐かしきエアタンクのA5が出ています。エアタンクのA5モデルなんてそもそもあったんでしょうかね。私が知らないだけなんでしょうか……
と言う所でこの銃、日本でも警察・海保・自衛隊において広く普及しております。警察用途としてはほぼ全国規模で配備されており、自衛隊の9mm機関けん銃よりも数が多い可能性が考えられます。まぁ、下手な事は言えませんので断言はしないておきます。特に自衛隊ではSBUのみ運用していたとの情報があり、SDモデルも特戦群で使っていたらしいですが、あんまり詳しい情報は得られませんでした。
さてこいつを日本で活躍させるとしたらですが、何でも出来そうですね。ゾンビパニックからアクション、警察・戦争物、下手すればギャグや流行りのジャンルまで違和感なく出せそうです。ゾンビ物だったら一般人が拾って使用しても特に問題なく扱えると思われます。それも長い年月を現役で過ごし、知名度が上がった事による恩恵と言えるでしょう。拙作にも数多く起用させては、警察側の主力武器としていつも第一線を張ってくれています。
以下、電動ガンでですが、取り回し等について話したいと思います。サイズが非常にコンパクトなため、とても構えやすく小柄な人間も苦労せずに扱えます。スライドストックのタイプなら伸縮が可能でマガジンを外せばスポーツバッグにも収まってしまうぐらい小さくなります。ただ、この細長いマガジンが影響して伏せ撃ちは非常にやり難いです。先端が地面についてしまってどうしても照準が上向きになるため、私はよく地面を掘って高さを調節していました。それかショートマガジンにしてそもそもの影響を受けなくしたりするような事もよくやっておりました。また、リアサイトが独特でちょっと慣れが必要な気がします。何かしらのスコープを着けてしまえば関係なくなってしまいますがね……
今後も多用していきたい存在です。SIG社がMPXと言う銃を昨年に発表し、MP5の後継になると噂されていますが、果たしてどうなる事やら。
ふと思い出しましたが、スプリガンで御神苗とジャンがSDモデルを化け物に連射していましたね。あれも好きなシーンです。




