表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/30

大男アオリツの猛威

ドクンが移動魔法ムーメンでいなくなった直後の病室



「!! これは移動魔法のムーメン」  ダンディな男リクエイタ



「!!  どうする?」 細身で髪が逆立っている男ユウマソウ



「移動範囲は使用者のレベルによって違いますから あの少年の仲間が熟練者とは考えづらい 間違いなく近くにいるでしょう」 



「ヴオウオオオオアアアーーーーー」 突然大男アオリツが強烈なおたけびを上げる




「どうやら、もう見つけてしまったようです 彼は鼻が利きますからね」




バギャーン ガラガラ! 大男アオリツが病室の壁に突進し破壊 周りを見渡すとドクン達がいた



「ヴオオオオアアアアアアーーーーーー」 大男アオリツが力をため闘気オーラを解放した



茶色の闘気オーラが体を包む  



ドクン達との距離はわずか50mそのままドクン達に向かって猛スピードで突進する 



バガーン! バキバキ! 目の前に家があっても気にせず破壊して進む大男アオリツ



「キャアアアアアア」大男アオリツが破壊した家の住人が驚いて叫び声をあげている



「何だ・・・あれは・・・・」 大男アオリツの破壊を見て犬を散歩させていた老人もその場で腰を抜かした



「!?  追手が来た!」  ミリアが大男のアオリツに気付いた



「いやああああ」シーコが悲鳴  ドクンは身構えている



ドドドドドドドド! 大男アオリツが突っ込んで来た



「いやああああ」シーコが叫ぶ 突然シーコの体からまぶしい光が出てシーコ、ドクン、クーポン、リン、ミリアを防御壁で守った



敵が向かってくる、体当たりされたら確実に死ぬ 極限の精神状態だったシーコが魔法を覚えたのだ



防御魔法 アイクロード 使用者の周囲に光の壁を張って攻撃から身を守る

使用者のレベルに応じて光の壁も強力になる



その光の壁によって大男アオリツの突進を防げたか?と思ったがそうではなかった



「うわあああああ」ドクン


「キャアアアアア」シーコ


「おおおお」クーポン


「キャアアアアア」リン


「く・・・・」  ミリア




ドクン達は20mほど吹っ飛ばされてしまった



理由はシーコの魔法使いとしてのレベルは3と低いので防御魔法 アイクロード の光の壁の強度が弱かった

それ以上に大男アオリツの闘気オーラをまとった体当たりが強力だったと言える 



「うう・・・」ダメージは軽減されたようでドクンはまだ意識がある

「はぁはぁ」よろつきながら残された力を振り絞って立ち上がった



しかし、シーコとミリアそれにクーポンとリンも地面に落ちた時の衝撃で気を失っている

死んではいないがかすかに息があるほどで危険な状態に変わりないが



シーコ達の防御力はドクンに比べて低い

シーコの防御魔法アイクロードがなかったら確実に即死していただろう



「シュコー シュコー」 大男アオリツの息遣いが荒い 興奮して呼吸の様子が平静でない




「ヴォオオオオオアアアアアガアア」おぞましいおたけびに周りにいた町の住人50人ほどが倒れる

耳をふさいだ人もいるが効果はなし そのまま気絶した




そして立ち上がったドクンに超スピードでまた突っ込んできた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ