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枕の下に 希望の上に(10)

会話ジェット

表情を変えながら

君はゆっくりと話す

何も無いとはいえ

尽きない話は

それだけ話をしたいのか

それだけ聞いて欲しいのか

どちらだろう

もしかしたら

それだけ

何かを知っていて欲しいのか




あそこのアレは

から始まる話は

着陸地点が

ふわふわと変わる

飛行機なら

とっくに事故を

起こしているが

会話の飛行機は

仲の良さという視界が良好なら

滅多に起きない

飛行ルートは

よく分からないが

飛ぶ分には楽しい物だ




四方飛び回る会話

横で盗み聞き

電波で飛ばないラジオだから

別に構わないだろう

何かを買った後に

新製品が出たらしい

その間が一週間だった

それが話の主題

よく調べればと

話しているが

納得したから

買ったのだろう

金額にズレていき

それなら納得で落ち着く

無事に着陸

僕は席を後にした




遠くのガ鳴り声は

戦闘機のように

周囲に響いていた

屋台が並ぶ街では

アルコールという燃料で

会話が飛び交う

マッハの会話は

雰囲気重視で

書き出せば

辻褄が合わないが

当人達は陽気である

それで笑い合えるのだから

話しが

通じなくても良いのだ

同じ燃料を補給するという

同じ行動さえしていれば


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