ステータス
「ようこそいらっしゃいました。勇者様方」
俺は混乱していた。周りを見渡すと、高い天井に大きなシャンデリア、自分では考えられないような広間に俺達はいた。
「おい、ここは何処なんだ。」クラスメートの男子が大声で聞いている。
「ここはサンドラ王国、貴方達のいた世界とは違う世界です。私達人族は魔族の侵攻により衰えています。そこで貴方達を勇者として召喚し、魔王を倒して貰おうと考えたのです。」
そう目の前の少女が言うと
「なに、異世界ってなんで私達なの」「元の世界に帰れるの?」と混乱しているクラスメートもいれば、「異世界転移キター」とはしゃいでいる奴もいた。
「自己紹介が遅れました。私はクラリス・サンドラこの王国の第1王女です。」そう彼女はドレスの裾を軽く持ち優雅に一礼した。
「さて、これから皆さんにはステータスのチェックをしてもらいます。」
俺達は別室に案内され青色の宝玉に触れさせられた。
すると目の前に文字が現れた。
名前 東城秋人
Lv. 1
種族 人族
称号 勇者 異世界人
HP 80/80
MP 50/50
運 100
スキル 火属性 無属性
ユニークスキル 言語理解 ????
おおー凄いなこれゲームみたいだ
「秋人くんどうだったー?」沙耶が聞いてくる
ちなみに沙耶と勇希のステータスは
名前 鈴木沙耶
Lv. 1
種族 人族
称号 勇者 異世界人
HP 780/780
MP. 600/600
運 300
スキル 水属性 土属性 光属性
ユニークスキル 言語理解 剣術
名前 加藤勇希
Lv. 1
種族 人族
称号 勇者 異世界人
HP 900/900
MP. 580/580
運 360
スキル 火属性 風属性 土属性
ユニークスキル 言語理解 剣術 武闘
あれ、俺って弱いんじゃね。
主人公弱えー ちなみに主人公は一般人の少し下です。