表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

みそっかすに異世界召喚は無理ゲーだと思います

「偉大なる三人の勇者たちよ、よくぞ我らが召喚に応じてくだされた。そしてその類いまれなる力によって、どうか魔王の脅威に曝され嘆き苦しむこの世界の全ての民をどうかどうか救ってほしい」

玉座にふんぞり返った小太りな王と体のあちこちにきらびやかな宝石の装束品をちりばめたド派手衣装を身に纏う王妃、更には召喚者の中にひとりだけヘボ職業が居ると分かった途端に、部屋の中にいた召喚者以外の全ての奴等がアタシ対してコイツらはアタシに対して見下した態度をとった。

そもそも、召喚されたのは四人であり、男二人に女二人そして男二人のウチひとりは職業勇者で私の兄の琢磨、もうひとりは聖魔導師なる職業を持つ弟の勇人、更には今年六才になる妹の職業は稀なる聖女であり、アタシだけが巻き込まれただけのみそっかすな下級調合師だったりする。

みそっかすにされた理由はただヒトツ、アタシだけが ヘボ職業だったからである。イシタル王国は魔術史上主義国家である。そして勇者三人とは兄と弟と妹の三人の事だったりするのだった。


そしてアタシ対してのあからさまな下げずみの視線は召喚者のアタシ達が四人兄弟であると判明するまで続くのであった。


本当コイツらマジむかつく!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ