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俺は海をナメてない!!~命令~

「兄者、ダメデスゼェェェェ!!スクリューがやられててエンジンかけても進まネェゼェェェ!!」


「滑☆車を回すネズミ状態デスゾォォォォ!!」


「クソ、あのガキ共め!!今度会ったらスイカの肥料に……ん?なんだあれは?」


「箱デスゼェェェェ?」


「テープでグル☆グル巻きデスゾォォォォ!!」


「もしかしたら何かいい物があるかもしれないな。よし、開けるぞ!!」


「テープが固すぎデスゼェェェェ!!」


「カチ☆カチデスゾォォォォ!!」


「どけ!!さっき撃ち込まれた銛で穴を空けてやる!!」


 ドスッ!!


「よしよし……ん?なんだ、抜けんぞ?」


「兄者、箱が勝手に動き始めてマスゼェェェェ!!!」

「よく見るとこれ大きな葛☆籠デスゾォォォォ!!」


「もしや、これは舌切り雀の……」


 ガタガタガタガタ……


「止まった……?」


 ……ブチ、ブチブチブチッッ!!バンッッッ!!


「ウリリィィィィィィ!!!」


「「「ば、化け物ォォォォ!!!」」」






☆★☆★☆★☆★☆


 謎のスイカ割り信者達を海に置き去りにした後、美波と楽しくデートをしていたらタイタニック号みたいな客船が近づいてきた。


 100%愛理ちゃんの船だろうからデートを終わらせて客船の方に乗り移った。


 美波はゴネてたが頭を撫でてあげると機嫌よくついて来てくれた。


「圭人、ダメじゃない勝手にどっか行っちゃ!!」


「私の許可なくどっか行くの禁止だよ、圭人!!」


「圭人君、愛理に心配かけたのにキスの一つもないの!!」


「圭人様、護衛の関係上、勝手に歩き回られるのは困ります。これからは私のそばから離れないようにしてください。ステンバーミーです。」


 みんなが迎えに来てくれたのはいいけどかなりの非難を浴びてしまった。


 一応言っておくけど、俺も半ば強引に連れてかれたんだよ?


 そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、美波は俺の腕に抱きつきながら楽しそうに微笑む。


「楽しかったね、圭人♪海はキレイだったしイルカの群れも見れたし……青姦もたまにはいいよね♪」


「「「「圭人(君)(様)!!」」」」


「青姦はしてないよ!!誤解しないで!!」


「またまた~、圭人のジョニーが私のシルヴィアとディープキスしてたじゃない♪」


「「「サァ、ウィ、グゥァァァァァァア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」」」


「落ち着け、まだ俺はお前らと同じDT……」


「同じな訳があるかァァァァァァ!!!」


「B.5までヤッてる奴が俺達と同じDTな訳があるはずがないわっ!!」


「お前のような奴がいるから俺達はいつまでもリア充になれないんだっ!!」


 ダメだ、呪詛を放出し始めてる斎藤に何を言っても逆効果だ!!


「圭人、私達がどれだけラブい関係か全員に見せつけた方がいいと思うんだけどどう思う?」


「美波、ややこしくなること言うな!!やめろ、水着に手をかけるな!!」


「美波、そんなに海に還りたいなら私が送ってあげるわよ?」


「調子に乗り過ぎな美波はぶち☆殺ですぞぉぉぉぉ♪」


「圭人君、ちょっと待っててね。すぐに躾のなってない雌狐を調教するから。」


「圭人様、こちらに来てください。そこにいるのは非常に危険です。」


 瞳お姉ちゃんは俺の手を引いて後ろに下がる。


 下がる、下がる、下がり続ける。


「……どこまで下がるの、瞳お姉ちゃん?」


「危険がない場所まで行くまでです。」


「年増、圭人をどこに連れて行くつもりよ!!」


「年増はがっつくから本当に困るよ。」


「圭人、そんなサゲマンでクサマンな年増から離れなさい。手がイカ臭くなるわ。」


「瞳お姉ちゃん、圭人君は愛理のモノって事をわかっててそんなことしてるのかな?」


「わかっておりますよ、お嬢様。ちょっと摘み食いするだけです。」


「そんな事許される筈がないじゃない!!とっとと、圭人を離しなさい!!」


「いえ、許されます。なぜなら……」


 瞳お姉ちゃんは上着のポケットに手を突っ込んで中から何か取り出した。


「私が勝者だからです。」


 取り出されたのは三山が設置しに行った旗だった。


「勝者の言うことは絶対でしたよね?命令です、私と圭人様の邪魔は一切禁止します。それと、圭人様。圭人様には特別な命令がありますので。」


 そう言って再び歩き出す瞳お姉ちゃん。もちろん、俺も連行されている。


「大人気がなさすぎだよ、あのオバサン!!これだからがっつくオバサンは嫌いなんだよ!!」


「絶対邪魔してやる!!」


「確か、スイカ割りの時使った輻射○動機構がここら辺に……」


「やってくれたわね、瞳お姉ちゃん。絶対目に物見せてあげるわ……」


 怖い!!後ろから危険なオーラをヒシヒシ感じるよ!!


「圭人様、どうしたのですか?これから楽しい事が待っているんです、スマイル、スマイルですよ♪」


 瞳お姉ちゃん、そのスマイルは一見0円のように見えるけど迂闊にそのスマイルに乗ってしまったら高額な負債を背負わせられる雰囲気があるよ……






☆★☆★☆★☆★☆


 瞳お姉ちゃんに連れられて入った部屋は普通の客室だった。


「ここで何をするつもりなの、瞳お姉ちゃん?」


「圭人様にはおままごとをしてもらいます。」


「えっ、そんな事でいいの?」


「はい。」


「な~んだ、心配して損したよ。じゃあ、チャチャッとやっちゃおう♪」


「それでは私はお母さん役をやりますので、圭人様には赤ちゃん役をやってもらいます。」


「……いや、そこはお父さん役では?」


「赤ちゃん役です。異議は許しません。」


「……わかりました。」


「それでは始めます。」


 そう言うと、瞳お姉ちゃんは俺を抱き寄せる。


「よしよし。圭人ちゃんは可愛いねぇ♪」


「……」


「あら、どうしたの圭人ちゃん?あっ、わかった!!お腹が減ったのね!!ほら、好きなだけ飲んでね♪」


 上着をはだけさせて胸を出し、俺の顔に押し付けてくる瞳お姉ちゃん。


 俺は顔を背けておっぱいを拒否する。

「圭人ちゃん、おっぱい吸わないと……」


 グッ、とジョニー を鷲掴む瞳お姉ちゃん。


 人質とはなんて卑怯なんだ!!


「くっ、……!!」


「!!そう、それでいいのよ、圭人ちゃん……」


 多少自棄になってるのは否めないが、ジョニーを人質に取られている以上仕方がない。


  チュウチュウ


「アンッ、いっぱい飲んでね圭人ちゃん……」


 チュウチュウチュウ


「圭人ちゃん、上手ね……もういいわよ。」


 チュウチュウチュウチュウ


「ちょっ、圭人ちゃんもういいのよ!!離れな、アアンッ!!」


 チュウチュウチュウチュウチュウ!!


「アッ、アァ!!アッー!!!!」


 ガクッ!!……


 瞳お姉ちゃんはだらしなく顔を緩ませて気絶してしまった。


「フゥ~……瞳お姉ちゃん、俺みんなの所に戻るからね?」


 聞いていない事を分かった上でそう言い残し、俺は部屋を後にした。






☆★☆★☆★☆★☆


 瞳お姉ちゃんが気絶した後、みんなと合流したら質問責めの嵐にあった。


「圭人、大丈夫!?年増に襲われなかった!?」


「まだ童貞だよね!?キスマークも付いてないし何もされなかったよね!?」


「こんなに早く戻ってきたってことは何もなかったか、圭人が早漏かのどちらかだけど……もちろん何も無かったわよね、圭人?」


「圭人君、瞳お姉ちゃんに何をされたか言いなさい!!事によっては今すぐ圭人君を愛理の身体で清めないといけないから!!」


「みんな、落ち着いて!!俺は童貞だし、瞳お姉ちゃんとはおままごとをしただけだよ。」


「本当にシタのはおままごとだけなの、圭人?」


「そうだよ。瞳お姉ちゃん、疲れてるんだろうね。おままごとの途中で寝ちゃってたよ。」


「そう、それならいいんだよ圭人♪」


「わかってくれたようだね。そうそう、そんなことよりお腹減ったから昼飯にしたいんだけど。」


「もう用意してあるからホールに行きましょう、圭人君♪」


「こら、ぽっと出!!圭人の腕に絡みつくな!!圭人の腕が非リア臭くなるでしょうに!!」


「圭人、こんなぽっと出はあのタンクトップホモと一緒に海に還した方がいいよ!!」


「えっと、ぽっと出は萌えないゴミだから月曜日に収集か……面倒くさいから海に不法投棄ね。」


 いがみ合う雪達と愛理だが、食事になるとそんなことどうでもいいみたいな雰囲気になった……と思ったら今度は俺に食べさせようと躍起になり、それを食べ続ける俺は料理の味と共に、フォアグラにする為のガチョウの気持ちを味わった。



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