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シルフォン  作者: 尾花となみ
本編Ⅰ 砂漠の皇女
9/29

09.別れ道

久しぶりの投稿です。

 エシャロットと別れを言い天幕から出ると、エリスが迎えてくれた。

 闇の部族へは気づかせないから今日は泊まって言ってはどうか、と申し出てくれた。

 デュオもシェピアも少し思案したがすぐに申し出をありがたく頂戴した。


 どのみち今また崖へ戻ってもすぐ夜になってしまうし、デュオは体力を大分消耗していたので休みが必要だった。


 簡易的な天幕を用意してもらっていると、泊まると言う話を聞きつけたのかエシャロットがやってきた。


「ねぇ、シェピア。よかったらわたくしの天幕に泊まりません? 色々とお話したくて」


「あ、もちろん疲れていらっしゃると思いますので少しにしますわ」エリスの視線を受けて、慌てて付け加える。

「エシャロット。お二人とも疲れていらっしゃる。おまえの話は長いし、スピードが速いしで余計疲れてしまうよ」と、口では辛辣なことを言いつつ瞳は優しく愛しそうに微笑んでいる。


「いいえ、エリス候。私もエシャロットとお話したいです」そうシェピアは言うとデュオのほうを見て、女同士の話だからねと付け加えた。


 デュオは肩をすくめると、手を振って送り出した。

 二人がエシャロットの天幕へ消え十分すぎるほど時間が経つと、エリスがデュオに話しかけてきた。


「驚かれたでしょう? エシャロットの話には」

「正直ね。炎の部族のクラウディアもそうだったけど、色の違う皇女はみんなどっか変わってるみたいだな」


「そうですね。私の……私の妹のカイルもやはり、ちょっと変わっていました。今はどうしているのか……」遠くの方に視線を移動し目を細める。

 その深い、暗い、黒とも思えるそれでも紫の瞳はどこかマーヴラァスを思い出させた。


 彼も赤と言うには濃すぎる色の持ち主だった。そしてエリスも紫と言うには暗闇を深く感じすぎる。

 その瞳に狂おしいほどの切なさが浮かんでいるようにデュオは思った。


「あんた……」

「はい。なにか?」すぐに今までと同じ優しい笑顔を見せる。

 デュオは一瞬言葉につまり、すぐに思っていたこととは別のことを聞いた。


「あの……エシャロットの事好きなのか?」

「はい。もちろん愛しています」恥かしげもなくはっきりと返事した。


 デュオとエリスの二人はどちらともなく新しく建てられた簡易的な天幕へと入り、酒を組み合わせる事にした。

 シェピアとエシャロットが女同士の話なら、こちらは男同士の話といったところか。

 大分酒も回った頃、エリスは深く聞いてもいないのに話し出した。


「エシャロットほど心の澄んだ美しく素直な人を私は知りませんでした。シェピア皇女も似ていらっしゃいますが……」そう言って杯を傾ける。

 デュオも倣いながら、無言で促した。


「正直エシャロットに対する扱いは良いとは言えませんでした。私は例えどんな人であれ……妻として迎える以上好きになれずとも優しくありたいと思っていました。そして、いつか愛せれば……と。愛といってもさまざまな形がありますから」

『歪んだも形も』皮肉な声が響いたがデュオは表情も変えず無視した。


「エシャロットが現れ快く思っていなかったはずの父はその笑顔を見ただけで心変わりし、にこやかに受け入れました。ですが母は一層許せなくなったようでした。誰よりも水を形容する姿でしたから……。美しくて……・。銀の髪紫の瞳。まさに長女そのもの。誰にも負けない水の集落の皇女。母の実子なら誇りに思い嬉しかったでしょう。ですが自分からではなくそれも緑の民の中で生まれ育った。自分の娘は許せない茶色の髪に緑の瞳。つらくあたりました。決して認めないと……。幽閉しろとも言われましたが父も反対してくれたのでどうにか自由に。でも民は皆好奇の目で見、母の反感を恐れ話をするものはいませんでした。ですがエシャロットはいつも笑顔で無視されるとわかっていても皆に話しかけ、常に嬉しそうにしているのです。そんなエシャロットに民の心も大分打ち解けるようになっていました。また母も少しずつですがエシャロットの笑顔に心揺らいで来て、今は口ではつらく言いますが自分の娘のように思えるようになったみたいです」そう一気に話す。

 無言で聞いていたデュオと目が合うと、力なく笑って見せた。


「私、少し嫉妬をしました。私だけは彼女の味方でいよう。私が彼女を守ってあげよう、そう思っていたのにエシャロットは自分の力だけで皆に認めさせてしまった……。つい悔しくて彼女に聞いた事があります。無視されて冷たくされてそれなのになぜそんなに嬉しそうなのですかと……。そうしたら彼女はこう言いました」一度区切り、杯に注がれた酒を一気に飲み干す。


「手が……足が……自由に動く。日の光を浴びられる。誰かにおはようと挨拶が出来る。それだけで幸せなのです。と……。そして私に頭を下げ、幽閉しないで頂きありがとうございます。本当に嬉しかったと言われて……」その時のことを思い出したのか、俯き手に力が入っている。

 だがその力をふっと緩め苦笑した。


「私、抱きしめてしまいました。そのような目に遭っていたと知ってしまったら。そうしたら彼女泣き出してしまって……。人の手が、体が……こんなに暖かいものだったなんて初めて知った、と泣いてしまって。その時本当の意味で私が彼女を一生守ってあげようと思ったのです」そう話し終えて少し照れくさそうにする。

 初めて会った相手に、こんな話をして少し居心地が悪そうだ。


「安心したよ。彼女はああ言ってたけど、本当に幸せなのかな? って。もし違うなら連れ去ろうかなって思っていたから」デュオは笑って言うと、エリスは慌ててそれは困りますと叫んだ。

 二人は顔を見合わせ大笑いした。


 

 ◆ ◆ ◆



 笑いながら杯を傾け続けていると客が訪れた。

「失礼いたします。エリス様……お話が……」そう言って一人の男が入り口へ姿を見せた。


「なんでしょうか? 構わないのでお話しなさい」

「で、ですが……」口ごもり、デュオを見る。


「俺に聞かれたくない話らしいな。もう夜も深いし、俺は休むよ」

 気分を害した様子もなくデュオが言ったのでエリスはホッとした表情で頭をたれ、男と二人天幕を出て行った。


「ふー。さすがに、疲れたな……」いくらずば抜けた身体能力があろうと疲労は溜まる。

 この島についてからゆっくりと休めた日はなかった。

 さすがに体が悲鳴を上げていた。


「今日ぐらいはゆっくりと休めるかね?」独白する。剣が何か答えるとは思っていなかったのだが声が響いてきた。

『不吉な、風が吹いているな……』


「……やめろよ。いきなり何言うんだよ」横になっていたデュオは起き上がり、枕元に置いてあった剣を睨む。

『感じないか? 先ほどとは違ったこの集落の雰囲気に……』


「……俺達のせいか? 闇の部族に見つかったか?」

『……さあ?……』そう剣が答えた時だった。天幕の外からエリスの声が聞こえてきた。


「……デュオ。起きていますか? 少し、お話が……」

 あまりのタイミングのよさにさすがのデュオも嫌な予感を感じずに入られなかったが、気を取り直し返事する。

「ああ、入って来ていいぜ」


「すいません。お疲れの所……」そう言いつつ入ってきたエリスの顔色は悪い。先ほどとは別人のような表情を浮かべている。

「何か、よくない話みたいだな」


「……正直お話しするべきか悩みましたが、この島にいる以上知られてしまう事。それに……シェピア皇女には聞かせたくない事ですので、逆にあなたは先に知っていらしたほうがよろしいかと思い……」すごく言葉を選びながら話している。


 正直デュオはイラついた。余程悪い事なのか……。だがその内容を予測も出来ない。

 顔を歪めるデュオを見つめていたエリスは視線が合うと、自ら逸らし話を続けた。


「先程、闇の部族から伝達がありました」

「!? ここにいる事がばれて?」


「いえ、どうやら全ての集落に伝えているようでした。その、内容は……」

「言ってくれ」


「……闇の部族が風の民を襲撃し風の民が王シェプスを捕らえた。帰して欲しければ皇女自ら闇の部族へ来い……との事でした。事実かどうかの確認を今取らせていますが……」

「……多分……事実? だから俺に話したのだろう?」内心の動揺を抑え、勤めて冷静にデュオは聞いた。


 エリスは目を伏せ、うなずきながら一つの王冠を見せた。

 神々しく輝いていただろうと思われるそれは、煤汚れ所々に黒い染みがついている。

 目を凝らす必要もなくその染みは血だとわかる。確かシェピアの父親が頭に載せていた。


「五つの集落それぞれがこれと同じ王冠を持っています。王妃が持つ事になっていますが、風の民の王妃は既に病死されていますので王が所持されていました。元は王女達のもので、この中心の石だけがそれぞれ違っています。炎は赤く、緑は緑、水は青、そして風は……」

「透明か……」言いよどんだエリスの先をデュオが続ける。


 エリスが差し出している王冠の中心には透明の石が飾られている。血に汚れてはいるもののその姿を誤魔化せていない。


 デュオは頭を抱えずにはいられなかった。確かにこれは問題だ。

 シェピアに知らせるべきか……。そんな酷な事を話してもいいのか。黙っているべきか、それとも真実を教えるべきか。


 シェピアの性格ならば真実を知りたがるだろう。そしてきっと闇の部族へ向かうに違いない。

 むざむざ危険へ飛び込ませたくない。だがシェピアの気持ちを踏み躙りたくもない。

 頭を抱えるデュオに剣の言葉が響く。


『ばれていないと言っているが、この唯一のものをここへ置いて行ったと言う事はばれているな』

 その通りだ。これ程証明になるものはないだろう。それをこの集落に置いて行ったと言う事はここに二人がいる事を知っていたのだろう。

 そのツェスカという男。侮れない。


「シェピア皇女にはお話しないほうがよろしいと思います」

 エリスが口を開いたのでデュオは思考を中断しエリスを見る。


「……きっとお悩みでしょう。ですが一人の女性を愛する男としては、その愛する人にそのような酷な事を話されるのは……」と言いかけて、首を横に振る。

「いえ、違いますね。彼女のためと言いながら、私はきっと自分のために話さないと思います。もしエシャロットが同じ立場なら彼女も駆けつけて行ってしまいます。そんな、そんな事耐えられない……。私はずるい男です」そう言いきり黙ったエリスを見て、デュオは知らずため息をついてしまった。


 エリスが顔を上げた。その瞳を受けデュオは苦笑した。

「あんた、素直だな。俺だってあんたと同じように思ってたさ。でもその本心を表に出す気はない。そしてずるいとわかっていても、俺は話さずこのままシェピアと出て行く」


「いえ、それが正しいと私は思います」頭をふり、優しい笑みを浮かべそれでもはっきりと言ってくれた。

 デュオの心が少し軽くなった気がした。


 同じ思いの人がいる。愛する人を放したくない。そう思うのは自然の事なのだ。

 例えそれが彼女の想いを裏切る事とわかっていても、自分勝手だとわかっていても失いたくない。それは当たり前のこと。


 自分の罪の意識が、少し救われた気がした。

『おい』と剣が何か言いかけて止めた。

 だがデュオは気にしなかった。


 一度だけ会った、あの優しいシェピアの父親の顔を思い浮かべ、罪悪感に胸が締め付けられていた。



 ◆ ◆ ◆


 

 翌朝エシャロットの天幕を訪れるとエシャロット一人しかいなかった。

 そしてその絶世の美女は笑みを浮かべながらこう言った。


「シェピア皇女は昨夜のうちに旅立たれました」

「ど、どういう事ですか? エシャロット!」慌てふためきエリスが詰め寄ったが平然と美女は答える。


「昨夜シェピアはデュオ様の天幕へ伺いましたの。ですがすぐにわたくしの元へ戻ってきてお二人が話していたことを泣きながらわたくしにも話してくださいましたわ」

 デュオは心底舌打ちした。何てことだ。あの時シェピアが聞いていたとは。それに気づかなかったなんて……。


 そう言えばあの時剣は何か言いかけた。

『気づいていた。だが、いう必要はないと判断した』

 ふざけるな! 喉元まで出かけて自制する。こんなに人がいる前でいきなり叫ぶわけにも行かない。


「わたくしお手伝い致しましたわ。わたくしのお洋服もお馬さんも貸して差し上げました。だって、あなた方お二人にわたくしも腹が立ちましたの。お話してその後どうするのかと相談するものでしょう? それなのに何も知らせずにいるなどもってのほかですわ。何も知らないという事がどんなにつらい事かあなた方はわかってらっしゃらないわ」そっぽを向いて言う。


 デュオは殺してしまいたいほどの怒りを覚えたが、剣を握り締め衝動を抑える。

「結果として、シェピアは一人何も言わず行ってしまわれましたが……。デュオ様、あなた様が素直に話してくださっていれば何か変わっていたのかも知れません」

 そうエシャロットに悲しそうに言われ、デュオは昨夜の傷が痛んだ。


 罪の意識に対する少しだけあった安堵感は今どこにも見当たらない。

 どれどころかより一層デュオの心を苦しませるべく後悔の波が押し寄せてきた。


「エシャロット! なんと言うことを! もし私が同じ立場なら同じ事を……」

「わかっています!!」言いかけたエリスの声より大きな声で反論してきた。


「シェピアだってわかっています。彼女のためを思ってした事とは。ですが、それが本当に本人のためになるとは限らないのですわ。そしてその行為が守るべきはずの人を逆に傷つける事もあるのです」

 はっきりと言われデュオは泣きたくなった。


 シェピア本人に非難されている錯覚に陥る。いやきっとシェピアもそう思っていたのだろう。

 だからデュオに何も言わず行ってしまった。拒絶されてしまった。


 失いたくないと思って黙っていた。それが逆に失う理由になってしまった。

 力が抜けていく。心が自分から離れどこか遠くへ行ってしまった。そんな気がする。


「……デュオ。今から追えばきっと間に合います。女性の馬足です。そんなには早くないはず。すぐに用意させますから」

 そう言うエリスに言われるがままになっていたデュオはエシャロットに呼び止められた。


「……デュオ様に伝えてくださいと頼まれましたの。最後に一言だけ……ごめんなさい、と……」

 そう言われてもデュオは何も返事をする事は出来なかった。


「闇の部族の集落は廃墟となった城です。この島の南端に位置しています。この馬は水の集落の中で一番の駿馬です。必ず追いつきます」

 励ましてくれるエリスに生返事をしながらデュオは馬を走らせた。


 馬が勝手に走っているのか水の集落からどんどん離れていく。

 一度だけ後ろを振り返ると二人は頭を深く下げていた。



 ◆ ◆ ◆



『何処へ行く? 方向が違うぞ』

 ただ黙々と馬を走らせるデュオに耐えられなくなったのか剣が聞いてきた。


「何処に? どこでもいい。島の端につけば外に出られる」

『助けには行かぬか』


「なぜ? なぜ俺が助けに? 一人で行ったんだ。俺には関係ない……」そう言ってよりスピードを上げる。

 さすがに馬がばててきた。


 そして無茶な走りを命令する上の人間に嫌気がさしたのか急停止し、嘶きを上げ落馬させようと暴れだした。

「おい!」心ここにあらずのデュオはいきなりの反逆になすすべもなく放り出された。

 馬は振り返る事もなく明後日の方向へと走り去っていく。


「くそっ! どこへ行くっ」無残にも砂まみれになったデュオは馬を見て怒鳴ったが、馬は聞くはずもなくどんどん遠くなり終いには見えなくなってしまった。

「ちくちょー、馬鹿にしやがって。本当に馬鹿にしやがって……」最後の方は力なく砂にうずもれる。


「……本当の馬鹿は俺だ」肩を落としそのままそこに座り込む。

 萎れてしまった心は今度剣へと方向を変える。


「そうだ、おまえ! あの時気づいてたんだろう! シェピアが聞いてるって! なのになぜっ」

『言う必要はないと判断した』


「なんでだっ! なんで」

『……おまえに全てをいう必要はない。おまえも気づかなかったではないか』


「だからって、だからって……なんでそんな大切な事……」再び力が抜けていく。

 一体どのくらいそのまま座っていただろうか。

 動けず何も考えられずただ呆然と座り込んでいた。


 風に流れる金砂がデュオの体をずいぶんと覆っている。

 その場に忍び寄ってくる複数の人影があった。


「……お話、よろしいですか?」控えめに男の声が響いた。

 話しかけられデュオはやっと顔を上げる。


 そこには5人の男がいた。みんな緑色の衣装に身を包んでいる。

「……あんた達」

「はい。私たちは緑の民です。私はセリと申します」男はうなずき挨拶を済ませると周りを見渡す。


「それで……シェピア皇女は?」

「……旅立った……」

「……そう、ですか……」そして少しの沈黙。先に耐えられなくなったのはデュオの方で口を開く。


「何も聞かないのか?」

「……大体は察しがついています。闇の部族の使いは私たちの集落にも来ましたので……。それに、お互いに監視し合っているような島です。このような事はすぐに知れ渡ります」


「そうか……。で?」

「お話聞いていただけますか? でしたら緑の民で……」


「……また皇女か? でも俺だけでいいのか?」デュオの言葉にセリは一瞬息を呑んだがすぐにうなずいた。

「お話を求めているのは、私たちの民の皇子です。そしてその相手はあなた様と伺っております」


「わかった、行くよ」その場にいるのがもう嫌になったのかデュオはあっさりうなずいた。

「ありがとうございます」そう言ってセリは心底嬉しそうな顔をした。


「しかしなんで俺の場所がわかった?」デュオは立ち上がって体の砂をはたきながら聞いた。

「この馬が緑の民に迷い込んできまして……」


「あ、おまえ……」セリが押した馬はずいぶん前に逃げていった馬だ。水の集落一の駿馬。

「どう言うつもりだよ」口調は呆れているものの馬の背を撫でているその手は優しい。

 馬もわかっているのかデュオに鼻をこすりつける。


「……悪かったな」デュオがそう謝ると、馬は軽く嘶きより甘えてきた。

「わかったよ、わかったって。俺が悪かった」そう言ってからデュオは馬に跨った。

「さぁ、行こうぜ」


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