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シルフォン  作者: 尾花となみ
本編Ⅰ 砂漠の皇女
16/29

人物紹介&設定・後日談

ネタバレです。

本編読後にお願いします。

◆ 人物紹介 ◆



・フォルテシア・デュオン(通称デュオorフォン)


シルフォンシリーズ主人公。金髪・碧眼のかなりの美青年らしい。年齢は不詳。見た目は20代前半。

まだまだ不思議の多い青年。

意思を持つ剣『シルフォン』に宿主として選ばれた為に不老不死となる。

魔法とはちょっと違う力を使う事が出来る。

死の島を出た後はあちこちで異生を倒す仕事ハンターをしている。



・シルフォン


主人公にくっついている意思を持つ剣。

性別(感じからして男)・年齢不明。そもそも人間じゃなくて剣。その割には人間っぽい思考を持っている。

そしてかなり偉そう。

どういった存在か、まったく解明されていない。



・シェピア


砂漠の皇女ヒロイン。風の民の色の違う皇女。赤髪・赤眼。17歳。でもかなり童顔でちっこい。

デュオと出逢い、恋に落ちた事によって運命が劇的に変化。

17歳でこの世を去ることになる。

デュオと言う名の名付け親であり、デュオの心に永遠に刻まれ続ける存在。



・シェリオ(成代りツェスカ)


シェピアの実の兄でありながら、シェピアに邪な想いを寄せていた。

風の民を出奔した後、闇の部族へ行く。

そしてシェピアを自分のものにしようと企んでいたがデュオが現れ、シェピアを取られてしまうぐらいなら……とシェピア殺害。

今は父・ナユツァと仲良く暮らしているらしい。



・ナユツァ


闇の部族の色の違う皇女。銀髪・碧眼。

実の兄であるツェスカに虐げられ続けていたところ、シェリオに救われる。

シェリオを心から愛しているが為、愚行に出ることもしばしば。パニック体質。

今はシェリオとの間に1男1女を儲け、何事にも動じない母親になったとかならないとか……



・クラウディア


炎の部族の色の違う皇女。黒髪・黒眼。

部族中から虐げられ、感情の起伏の薄い人間となってしまう。

言っている事は意味不明。でも兄マヴラァスは分かるらしい。

実はデュオに一目惚れ。白馬の王子様と思っていた。

デュオもシェピアも分かってなかったけど、マヴラァスは分かってたらしい。



・マヴラァス


クラウディアの兄。『確かに』が口癖のなかなかの紳士?

クラウディアがとにかく大事。とにかく愛しい。

シェピアの事も妹のように大切に思っている。

優しそうに見えて目的達成の為には手段を選ばない非道な面もあり。



・エシャロット


緑の民の色の違う皇女。銀髪・紫眼。水の集落へ嫁に行く。

絶世の美女。がしかし、性格はお気楽娘。口調は早く、話しは長く、移り変わりが速い。

だが内面には深い傷を抱えているがそれを笑えるほどの強さを持っている。

シェピアが大好き。格好いいデュオも大好き。エリスの事は本当に心から大好き。

今の所エリスとの間に子供は生まれていない模様。



・アクセラ


エシャロットの実の兄。慇懃無礼な皮肉屋。

エシャロットを愛しているのは自分だけ、自分がいなければエシャロットは何も出来ないと思い込んでいた。

カイルを嫁に貰ったがエシャロットと比べ落胆し、カイルを責め自殺に追い込む。

エシャロット・カイル共に失い、一人寂しく老後を過ごすと思いきや、信者セリがいるので寂しくなさそう。



・カイル


水の集落の色の違う皇女。茶髪・緑眼。緑の民へ嫁に行く。

優しい兄エリスに甘やかされて来た為緑の民での仕打ちに耐え切れず自害する。

本当はアクセラにエシャロットの代わりとしてではなく自分自身を見て欲しかった。

大好きな兄エリスがエシャロットとうまく行っている事が一番の原因で自殺。一番の不幸娘かも。



・エリス


カイルの実の兄。エシャロットの夫。かなり優しい性格。

カイルの事を愛していて甘々に接していた。

わりと人から良く思われたい精神でエシャロットにも優しく接しようと決めていた。

でもその必要なくエシャロットは強く、その強さに少し嫉妬している。

今はエシャロットの事を本当に愛している。

カイルの死は知らない。(その方がいいと思う)



・リィーダ


傷を負っているところをシェリオが助けた野生生物。後にシェピアの相棒。

途中から作者の都合で退場……。

本当は島を立ち去るデュオにお供するはずだったのに、作者の都合で(以下同文)……

最初から最後まで登場する唯一の存在になるはずだったのに、(以下同文)……



・シェプス


シェピア・シェリオの父。風の民の王。の割りに優柔不断。なかなか自分の意見を言えない。

呪われた皇子の事を知っていた。シェリオがツェスカに成代った事も知っていた。

でもシェピアを闇の部族へ差し出すことを拒否する事が出来なかった。

優柔不断でも強く言えなくても、子供達の事を心から愛している。

今はかなりのじぃじバカになっている模様。




◆ 裏設定&後日談 ◆



・風の民


シェピア・シェリオ・シェプスが属する。

シェピア・シェリオの母はシェピアを出産した際死亡。風の王は後妻を取る事を拒否していた為、他の兄弟はいない。

シェリオが行方不明となり、色の違う(契約により嫁に行ってしまう)シェピアだけしか残っていなかったので、部族存続が危ぶまれていた。

血を重んじるならシェピアが必要。だが、色の違う皇女を留めて置くことは困難。

そんな中、ツェスカに成代ったシェプスが父に囁いた。

風の色を持つナユツァのお腹のなかにシェリオの子供がいる。風の民にナユツァが来れば色は保たれ、尚且つシェリオの子供がいるので血も保たれる。

風の王シェプスはシェピアとナユツァを交換する事を決めた。


と言う設定があるのですが、私の文章じゃとても語りきれていない……。

本編ではまったくこの背景が分からない……文才のなさにガッカリです(涙)



・炎の部族


マヴラァス・クラウディアが属する。

二人の父(前炎の王)は傍若無人で暴力的。クラウディアに対してかなりの虐待を行っていた。

他に(マヴラァスとクラウディアの間に)二人姉がいたが、その姉達と母はクラウディアに対する虐待を見てみないふり。自分たちに被害が降り注がないよう怯えながら過ごしていた。

マヴラァスはどうにかクラウディアを助けようと奮闘していたが、父王が相手では派手に立ち回ることが出来ずにいた。それでも忠実な臣下を何人か水面下で集めていた。

そして事故に見せかけ父王殺害。

炎の部族の人間はマヴラァスの犯行と薄々感ずいていたが、父親殺しの新王であっても前王からの恐怖支配が終わり、ホッとしている。

誰よりもマヴラァスに感謝したのは母だと思われる。

クラウディアへの虐待はもちろんなくなり、今では母・兄・姉二人と仲良く暮らしている模様。

デュオに失恋したクラウディアは、母・姉達に支えられ、大分感情を表せるようになった。



・緑の民


エシャロット・アクセラが属する。すでに交換されているのでエシャロットは水の集落。

他に(エシャロットの下に)双子の弟がいる。まだまだ幼く因縁云々にはまったく関与していない。

父・母は他部族と比べとても若く、色の違うエシャロットが生まれどうしていいのか分からず、取り合えず人目に触れないよう隠し幽閉した。

自由に動き回れないよう手足枷を付けたりしたが虐待等は行っていない。

アクセラは自分だけがエシャロットに接していると言っていたが、本当は(アクセラは知らない)母はエシャロットの所によく通い、許しを請いつつ愛情を注いでいた。

エシャロットの優しさ・強さは母にちゃんと愛情をかけてもらったためかも。

カイルが来た後、父・母・アクセラ部族全員がエシャロットと比べ素直じゃなく意地っ張りで我儘なカイルを疎ましく思っていた。



・水の集落


カイル・エリスが属する。すでに交換されているのでカイルは緑の民。

他に兄弟はいない。父・母は厳格で常に体面を気にする性格。特に容姿に自信を持っている部族なので、色の違うカイルが見っとも無く恥かしく思っていた。

だが父・母共にエリスを頼りにしている所があって、本気でエリスに反対されたり反抗されたりすると強く出れない。政治面に疎かった模様。

水の集落では何故か女名を男の子に、男名を女の子につける風習がある。

エシャロットが来た後父はその容姿に解けたが、母はより一層憎しみを感じる。だが時間が経つにつれ誇り高き優しく強いエシャロットを好きになり今では良き嫁姑関係。

母が我儘言って難題を突きつけてもエシャロットは笑顔でそれをうまく返している模様。



・闇の部族


ナユツァ・ツェスカが属する。今はツェスカが死、ナユツァがシェリオと共にいるので闇の部族を解散し風の民と共にいる。

父は二人が子供の頃死亡(どうやら母が暗殺)。母が部族を仕切っていた。

母は熱しやすく冷めやすく激情的でその割にはツェスカを溺愛していた。他に父親違いの兄弟姉妹がいたらしいが皆不審死を遂げている。

母はナユツァの事をとにかく嫌っていたがツェスカが手を出す事を許さなかった。その代わりツェスカ本人がナユツァを虐待していた。

ナユツァはシェリオに助けられた後シェリオを好きになるのに時間はかからなかった。

ツェスカ死後母は呆け抜け殻のようになり、殺害した本人のシェリオの言う事を素直に聞いていた。

闇の部族の人間はツェスカが別人と言う事にもちろん気づいていたが、異常な二人に支配されているよりはシェリオの方が良いと思っていた。

だが気に食わない人間(母の愛人達)もいたようだが、シェリオは武力で行使した模様。

部族の人間は王が不在になり、シェリオとナユツァに付いて風の民となる。



・デスカイザーズ島


通称死の島と呼ばれている砂漠の島。

長年女神の結界に覆われていた為、人の行き来がなかった。

金の砂と島一周全体を崖に覆われている。いくつかのオアシスはあるよう。

結界崩壊の際デュオが頑張って崩していた一部分の崖が崩れ、外洋に出ることが出来るようになった。

その為閉ざされた文化も開けてきたようだ。

それぞれの皇子が率先して外国と接触している模様。特産品の精霊石(デュオと呼ばれる宝石)があるので、かなり貴重がられて発展してきている。

これで砂漠の皇女完結です。

長々とありがとうございました。


一応シリーズものですが、なかなか続きが進みません…。

とりあえず次はデュオとシルフォンの出会いの外伝を進めようと思います。


またお会いできたら嬉しいです。

最後まで目を通して頂き、本当にありがとうございました。

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