表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/83

004話 異世界転生で魔王のお母様に会う(04)

「あ、いえ、このお部屋ですが、ちょっと寒いなと思ってまして……。お母様は素敵なドレスをお召しですが、胸や背中が開放的で、()()()も大胆に出されています。ですのでもしかすると私と同じく───いえ、私以上に寒いとお感じなのではないかと思いまして」


 私は仕事用の白の長袖ブラウスに薄ベージュの膝下タイトスカート、それにジャケットを羽織っていましたが、それでもこの部屋は少し肌寒いと感じていました。

 そんな私より遥かに薄着のお母様は、きっと寒いとお感じなのではないかと思ったのです。


「こんなこともあろうかと私はショールをいつも持ち歩いております。宜しければどうぞお使い下さい」


 そういって私はショールをお母様の肩にまわしました。

 お母様は何も言わずにショールをお召しくださいました。


「……ふむ。おぬしは聞きしに勝る気遣いっぷりじゃな。()()()()()()じゃ」


「ありがとうございます。……───え? ()()()()()()? それはどういうことでしょう?」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
魔王の母親が彼女を選んだのも、なるほど納得です。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ