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愛猫  作者: TRD
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遺骨

愛猫の遺骨は、一部はキーホルダー形の遺骨カプセルに、他は骨壺に納められている。尻尾、後ろ足、後ろ足の爪の根元の小さな3つの骨がカプセルに入っている。そのキーホルダーは、ケージに付けて置いている。

毎朝、主人は出勤前にそのカプセルに手を合わせて行く。

長男は帰宅時に骨壺にただいま、と挨拶する。


私はどちらも出来ない。

家から出る時は、最初は行ってきます、と言っていたけれど、猫には出かける事を悟らせない方が良いと知ってから、声をかけずに出かけるようにしていた。

帰宅時は部屋に入る度にシリウスがいない事に落ち込んでしまい、挨拶する余裕が無い。

次男もどちらもしていないと思うが、理由は分からない。


遺骨は庭か、玄関横の植え込みの下に埋める予定だが、四十九日までは出窓のところに居てもらおうと思っている。土に還りやすいように粉末状にしていただいたので、天候の良い時に埋めようと思う。

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