神々の遊戯の始まり
「やぁメイリス、今日は突然にごめんね。我々家族会議の中で各世界ごとに競う指標みたいなものが欲しいって言ってもらえたからさ、今度から100年ごとに世界大会を開催することになった。でも僕達の世界は色々凄いから辞退して、審査員になる事にしたわけなんだけど審査員てことは当然見張りも必要じゃん。だからこれから作ることにしたから見てくといいよ。」
クレアヌスは目を閉じ、右手を前に出す。するとかざした先が発行しだし人影が現れる。
「君たちは僕の直轄で、種族は魔王だ。それぞれには肩書と名前を与える」
「憤怒の魔王、イラ」
「貪欲の魔王、リーチ」
「姦淫の魔王、リア」
「暴食の魔王、グラ」
「怠惰の魔王、グラティア」
「嫉妬の魔王、インダイア」
「傲慢の魔王、スペア」
「君たちにには僕の知識と少しばかりの力を与えた。その力は僕のために使いなさい。そしてその肩書に相応しい貪欲に成長しなさい。とりあえずはここの世界で見分を広め次の僕の支持が来た時に備えてね。」
「おう」「はい」「ええ」「はーい」「うん」「はっい」「畏まりました」
「あっそうだせっかくだしこれから生まれる君たちの家族も見てくといいよ」
そういうとクレアヌスは左手を前に出す。
「ごきげんよう、君たちは僕の直轄になってもらう。いいね、種族は聖王だ。」
「慈悲の聖王、エス」
「救恤の聖王、リン」
「純潔の聖王、チャス」
「節制の聖王、ラス」
「勤勉の聖王、ディゲンス」
「忍耐の聖王、パーティ」
「謙譲の聖王、ファミー」
「名と肩書を覚えておくれ、そして君たちにはいつかここにいる魔王とペアで行動してもらう。その時までに交友を深めておきなさい。皆家族だから大丈夫だ。僕を悲しませないでね。」
「さあ、旅たちなさい僕の世界へ」
「お父様、なぜ新しく彼らを作ったのですか。お父様の世界から人選を選べばよろしかったのでわ?」
「ああそれはね、僕が作りたかったからだよ。そろそろこの世界で新しい実験を開始しようと思ってね。その時に彼らのような本物の強さが必要でね。この機会に経験も積んでもらえば一石二鳥でしょ。」
クレアヌスはメイリスの頭を片手でなでながら嬉しそうに説明する。
「そんなことより、メイリス。僕の世界は楽しいかい。ちゃんと機能しているかな。世界のみんなは笑っているかい。」
「はい。お父様。この世界は非常に楽しそうにしています。そういえばこの前どくろ族が世界を広げてほしいと言ってました。それと新しくイベントを開いてほしいと要望をいただきました。」
クレアヌスは手をあげて指を一つ「パチン」と鳴らした。
「これで、広がったと思うよ。でもね僕は万能だけど自由じゃないんだ。あまり無理をさせないでよ」
「これじゃ、無理のうちにも入らないけどね。」
「じゃあ、お父様少し意地悪な質問しますね。もし先ほどお父様が作られた家族が私を殺しに来たらお父様はどうしますか。例えばお父様が初めのころにに作った種族のどくろ族の長と私では少し私が強いくらいで差はありませんでしょう。」
子供がいたずらをする時のような顔で恥ずかしそうに聞く。
するとクレアヌスは「冗談だよね。」と確認しつつも少し怒気を含んだ声と笑っていう
「っは殺すね。そうなったときは時間の無駄になるからならないといいね。それにしてもメイリスは意地悪だね。それにしっかりしているね。大丈夫魔王たちは争わないよ。僕の直轄だ。つまり君と同じだよ彼らはほかの物より強いつながりを僕と持っている。まさか、メイリスが裏切るのかい?」
「それに僕はメイリスの為なら家族にも手加減はしないよ。それは3番目以降の神にも通用することだけどそこまでのバカは神にはいないけどね。ハハハ」
「そこまでですか。ありがとうございます。意地悪な質問をするといったではないですか。私にまで怒気がっ伝わってきていてしまってるのですが。」
「ごめんね」




