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始まりの物語  作者: 人生とは
住民達
3/6

メイリスの日記

(私の名前はメイリス今日もいつかするお父様の実験のためにこの世界の管理行っています。今日はある種族からの提案と要望があるとの事で私にもするべきことがある珍しい日です。)


(その種族とはどくろ族のスケルトンの方々です。すでに応接室に待ってるとの通達はいただきましたがどうも気が進みません。別に骸骨が怖いとかじゃないのです。。。。いえ、怖いです。お父様の使った種族だからきっといい人達なのでしょう。ですがかの種族はどうも排他的で他種族との関係を築こうとしていないのでどんな種族なのかも世間には知れ渡っていないのが私の不安を増進させます。)


「メイリス様、どうぞこの部屋にお待ちしていただいております。」


「ええ、ありがとう」


(いよいよ、ご対面です。ううう、)


「メイリス様、この度は私たちのために時間をお作りいただいてまことに感謝します。」


スケルトンたちは扉が開く前から跪いていたかのように音もなく一律の乱れもなく頭を垂れていた。その姿は石像を訪仏させた。


「そのように畏まられなくてよいのですよ。さあ顔をあげなさい。」


誰も動かない。


「よろしい、顔をあげなさい。」


「わかりました。」


さりげなくメイリスはソファーのそばに寄っており埃一つ立てずに静かに座った。


「今日は私たちのために時間を下さりありがとうございます。早速ですが本題に入ります。我々スケルトンは老いで死することはありません。そして家族を自らの手で作る事もかないません。死ぬ事もなく悠久の時をただただ何もせず過ごしているのですが。我々が生まれてもう2000年は立ちました。もうそのような生活をすることに飽きてしまったのです。ですので、我々に戦う場を設けていただきませんか。己が力、知識を比べあう場を設けていただくことはかないませんか。」


「ええ、いいですよ。もとよりそのような祭事をお父様に提案しておりましたの。内容は全種族で競い合ってもらうのであなたたちの提案とは少し違う形になってしうけど」


「大丈夫です。そのような考えをお持ちだったとは。我らが考える事なんてお見通しなのですね。さすがです」


「ふふっ。ありがとう」


(案外いい人たちなのね。話も分かるし礼儀もある。私の方こそ考えを改めないとね。)


「私からも今回のことについて提案があるの」


「はい」


「貴方たち、どくろ族はた他種族との交流が少ないと聞きました。ですので今回の祭りの交付と運営を行い。交流を持つのはどう?」


「おお、我々のことを考えてくださって、、ありがとうござぃまず。」


(泣くほどかしら。まあ何とかいきそうね。よかった)


「それと、貴方達種族は減らない代わりに他種族の方たちが死んだときにどくろ族として生まれ変わる場合があると聞いています。ここ何百年土地更新の申し出がないけど大丈夫なの?」


「はい、そろそろ許容限度を超えるところだったのでその相談もさせていただければと思っていました。できれば世界の境界線のゾンビ族の方たちとの方面へ新しく増世界していただけないかと思っております。」


「そこまで決まっているのね。いいですよ、その願い聞き届けます。」


「ありがとうございます。」


(まだ時間があるなぁ。そうだこの機会にいろいろ聞いてみよう。)


「そうね、時間があるのであなた達種族について質問をします。」


「どくろ族にはキング家、レイス家、古の賢者家、などたくさんの家があると聞きます。その家間での関係は良好ですか?」


「実は家ごとには特色がありまして、趣味や元の種族がそれを生んでいるのです。ですので他家には無関心な方が多いのです。そのうえ我々には争う理由もありません。それが関係して家間では異種族に近いほどの距離がありますゆえに仲は悪くも良くもありません。」


「ですが生まれたばかりの子や子供のまま死んでしまった方々は我々の世界の中央に位置するどの家にも属さない場所でよく遊んでいるのを見ます。ですので生まれたばかりの子供たちは仲がいいと言えます。」


「次の質問です。他種族のとの交流をあまりしていないでしょ。なぜなのですか。」


「我々はほかの種族からの死者が生まれてくるという場合も誕生の仕方とありましてそこが関係してある程度の知識は我々の種族だけで完結してしますのです。」


「それに食欲も性欲も睡眠欲もなくあるのは知識欲、探究心といったものなのも関係しています」


(うん)


「次は、いやもう分かりました。私もそろそろ次の予定があるので。以上で面会を終わります。用はこれ以上ありませんね」


「はい」


メイリスはソファーから立ち上がるとドアの方向へゆっくりと歩く。

ドアの前に立つと振り合えり。


「ご機嫌用。次の面会おまちしております」


メイリスの言葉が終わる時その身には光が渦巻いており光が全身に回ると音もなく消えていた、


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