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短編

さしすせそ

作者: 小鳥遊 悠治

 え? 私のことが知りたい?

 えーっと、何から話せばいいですかねー。

 え? やっぱり知りたくない?

 何なんですか! もう!

 ……えー、コホン。久しぶりに取り乱してしまいましたね。

 うーん、まあ、これだけは知っておいてほしいというものを書くなら……欲がない……ということでしょうかねー。

 まったくないわけではないんですよー。ただ、これのために頑張るとか思ったことないんですよー。なんとなく生きている感じというか、このままこんな感じで生きていくのかなーと思ってしまいがちになるんですよー。

 けれど、なぜそうなってしまったのかは分かっています。

 それは、幼い頃から知っていたからです。……自分の欲望が全て満たされるわけではないと……。

 本能と理性が一対九くらいでできている……それが私です。まあ、それが逆転した時、私という人間は終わりを迎えるでしょうが……。


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